ペット葬とは?供養方法の流れや種類を詳しく解説

家族のように大切にしてきたペットが亡くなった際、どのようにペットを弔えばよいのかわからなくなってしまう方もいらっしゃると思います。

近年、供養の多様化がきっかけで、ペット葬の種類が増えています。

どの方法を選べばよいのか、どのような流れで供養を行えばよいのか、悩まれる方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、ペット葬の種類・流れ・ルールなどを詳しく解説します。

ペットを送り出す際の最適な方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ペット葬とは

ペット葬とは、一緒に過ごしてきたペットが亡くなった際に行うお葬式のことです。

火葬や土葬など、よく知られている供養方法だけではなく、散骨や永代供養など様々な供養の仕方があります。

ペット葬をするにあたり、大切なペットにお墓を作ってあげたいと思われる方も多いのではないでしょうか。

ペットのお墓について詳しく知りたい方は、
▷ペットをお墓で供養することはできる?お墓の種類や流れを徹底解説をご覧ください。

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ペット葬は行わなくてはならないの?

ペット葬は、必ず行わなくてはならないという決まりはありません。

「小動物であれば土に埋める」「それ以外の動物であれば保健所に依頼して焼却場で処理してもらう」などの方法で供養されることが一般的でした。

しかし、「ペットのご遺体を焼却することや土に埋めることに抵抗を感じる」「家族の一員として人間と同じように供養してあげたい」という考えを背景に、ペット葬が増えつつあります。

ペット葬の法的な決まり

ペット葬を行うことに法的な問題はありません。

現在の日本の法律では、人の供養に関する決まりは定められていますが、ペットの供養に関する法律は存在しないためです。

そのため、飼い主自身が望む供養を行うことが可能です。

しかし、正しい方法をしっかりと把握せずに行うと、法律や条例に触れてしまうこともあります。

例えば、ペットを公共の土地に埋めることは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」などの法律に違反していると見なされることがあります。

土葬する場合は土地の所有者の許可を得ることが必要です。

また、散骨する場合も土地の所有者の許可をとる必要があります。

ペットの供養について定められた法律はないため自由な形で行うことのできる点がペット葬の特徴です。

ペット葬の宗教的な決まり

ペット葬を行うにあたって、宗教的な制限はありません。

ペットの葬儀を「縁起が悪いもの」と捉えられることはほとんどなく、宗教的にペットを埋葬してはいけないと考えることはないと言えるでしょう。

万が一、自分がお世話になっているお寺や宗派に反していないかどうか心配な方は、事前にペットの葬儀を行ってもよいかどうか相談しておきましょう。

ただし、宗派や霊園ごとに独自の考え方を持っている場合もあり、ペットの葬儀を行っていない可能性もあります。

ペット葬を行う際は、自分のペットの供養を行うことが可能かどうか確認するとよいでしょう。

ペット葬を行うメリット

ペット葬を行うことは、大切なペットを亡くしてしまったショックから立ち直るために、大変重要な役割を担っています。

ここでは、ペット葬を行うメリットについて詳しく説明します。

ペットロスを乗り越えることができる

ペット葬のメリットとして、ペットロスを乗り越えることができる点が挙げられます。

ペットロスとは、ペットを亡くしたショックによって生じる心身の不調のことです。

飼い主の誰もが経験する感情ではありますが、ひどい場合には「ペットロス症候群」と呼ばれる状況になってしまうことがあります。

ペットロス症候群とは、ペットの死別という大きな悲しみを感じたことによって、「不眠」「食欲不振・過食」「倦怠感」「喪失感や罪悪感」といった心身の不調を生じている状態のことです。

ペット葬を行い、ペットとの思い出を偲びながら悔いなく送り出すことで、ペットロスを乗り越えるきっかけを作ることができます。

ペットロスを克服するための具体的な方法を知りたい方は 
▷ペットロスは克服できる|ペットロスの症状や克服方法をご紹介をご覧ください。

お世話になった方へ感謝を伝える機会を作ることができる

お世話になった方を呼んで感謝を伝えることができる点も、ペット葬のメリットとして挙げることができます。

従来より、ペットが亡くなった際にしきたりや慣習として周囲の方に報告を行われていたわけではないため、報告するタイミングに悩んでしまう方もいるでしょう。

ペットの葬儀を行うタイミングで周囲の方に報告を行うことで、葬儀の場で感謝の気持ちを述べることや、葬儀の知らせをきっかけにメールや手紙のやり取りを通して感謝の気持ちを伝えることが可能です。

家族はもちろん、生前のペットを担当してくれた獣医やトリマー、ペットとよく遊んでくれた友人など、ペットがお世話になったと感じる方を呼んで、感謝の気持ちを伝えましょう。

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ペット葬の方法

ここではペット葬の方法について解説していきます。

ペット葬には大きく分けて「民間の葬儀会社に依頼する」「市町村の役所で火葬する」「自分で行う」という3つの方法があります。

それぞれの方法について詳しく説明します。

民間の葬儀社へ依頼

民間の火葬場で火葬しご遺骨を骨壺に納め、その後、埋葬・供養する方法です。

民間の葬儀社でペット葬を行うことのメリットとして、プランの豊富さが挙げられるでしょう。

複数のペットのご遺体とともに火葬する「合同葬」、自分のペットのご遺体だけ火葬する「個別葬」があり、ご遺骨を骨壺に納めた後、そのまま埋葬するか、飼い主の方がご遺骨を引き取るという選択肢もあります。

葬儀のプランの内容を事前によく確かめて、葬儀社を選びましょう。

市町村の役所で火葬

飼い主の方が住んでいる自治体の役所で火葬を依頼する方法です。

この方法のメリットは、民間の葬儀社よりも安価に火葬を行えることが多い点です。

また、自治体によってはペットのご遺体を引き取りに来てもらえる場合もあるようです。

しかし、役所での火葬の場合、合同葬になる場合がほとんどであるため、個別にお墓を作ってあげたいと思われる方には向かない方法です。

自治体での火葬について詳しく知りたい方は、▷ペットを役所で火葬することはできる?火葬の種類や注意点を解説をご覧ください。

自分で行う

自分でペットを埋葬する方法として、自宅の庭に土葬する方法やプランター葬が挙げられます。

埋葬するために必要な道具をそろえる必要がありますが、自治体や火葬よりも費用が抑えられることが多いです。

しかし、土葬するには土地の所有者の許可や家族・近隣住民の理解など、いくつかの制限があります。

プランター葬とは、土をいれたプランターにペットのご遺体を埋める埋葬方法です。

土葬やプランター葬のメリットは、火葬や散骨などの方法よりも安価に供養を行うことができる点です。

また、自宅の庭に埋葬すると引っ越しを行う際に一緒に移動することが困難ですが、プランター葬であれば容易に移動が可能です。

ペット葬を行う流れ

ペット葬を行う流れについて詳しく解説します。

ペット葬の経験がないと、何を行えばよいのか悩んでしまうかもしれません。

スムーズに埋葬・供養を行うことができるように、ペット葬の流れを把握しておきましょう。

①周囲の方へ報告する

まずは、周囲の方にペットが旅立ったことをご報告しましょう。

家族はもちろん、ペットがお世話になった獣医やトリマーの方にも報告すると、感謝の気持ちを伝えやすいです。

具体的なペットの訃報の伝え方について知りたい方は、
▷ペットが亡くなったことを報告する方法|タイミングも詳しく解説をご覧ください。

②葬儀社・火葬場を選ぶ

次に、葬儀社・火葬場を選びましょう。

火葬は必ずしも行う必要はありません。

ただし、葬儀社・火葬場はペットが「高齢になった」「病気になった」などのタイミングで選び始めることで、ペットが亡くなり火葬の必要性が生じた際に焦ることなく供養ができます

葬儀社・火葬場のホームページを確認して、「自分のペットが供養の対象になっているかどうか」「供養の詳細なプラン内容」などを調べ、慎重に選びましょう。

③お葬式

葬儀社・火葬場を選び終えたら、お葬式を行いましょう。

お葬式の形態にはさまざまなものが存在しますが、故人のお葬式とは異なり自由な形で供養を行うことができます。

よくプランを確認して、お葬式に着ていく服やお供え物などの、お葬式に必要なものを準備しましょう。

④火葬

火葬を行う場合、葬儀社のプランによって「飼い主の方がペットを火葬場につれていく」「葬儀社が迎えに来る」など、火葬場まで行く方法が異なります。

花やペットが好きだったおやつなどの火葬する際に一緒にいれるものを一緒に持っていくとよいでしょう。

しかし、一緒に火葬できないものもあります。

焼却によって炉の損傷や人体に有害な物質を生じるものは火葬ができません。

火葬の方法について詳しく知りたい方は、
▷ペットを役所で火葬することはできる?火葬の種類や注意点を解説をご覧ください。

⑤供養

ペットのご遺骨を骨壺に納めた後、供養を行います。

火葬後の供養の種類は様々で、それぞれに特徴やメリットがあります。

ペット葬の後に行う供養の種類【5選】

ペット葬の後に行う供養の種類について、5種類を詳しく解説します。

ペットのご遺骨をどのように供養するかを詳しく知りたい方は、
▷ペットのご遺骨はどうする?供養方法、埋葬方法を徹底解説!
をご覧ください。

お墓を建てる

ペットのお墓には、様々な種類があります。

ペットのお墓を作るメリットは、個別にお参りすることができる点です。

また、人間のお墓と同じように種類・サイズ・金額などを自由に選ぶことができるので、ペットに適したお墓を作ってあげることができる点もメリットとして挙げられるでしょう。

お墓を建てる場所も様々であり、墓地や霊園に建てるものだけでなく納骨堂や自宅に建てるものもあり、自分が建ててあげたいと思うお墓を選びましょう。

ペットのお墓について詳しく知りたい方は、
▷ペットをお墓で供養することはできる?お墓の種類や流れを徹底解説
をご覧ください。

散骨を行う

散骨とは、ペットのご遺骨をご遺骨をパウダー状にする粉骨という作業を行った上で、ご遺骨を撒く供養です。

散骨のメリットは、管理をする必要がなくご遺骨を撒いた場所へ行けば、いつでもペットの思い出を偲ぶことができる点です。

しかし、自宅の周りにペットのご遺骨を撒かれることに対して、抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

必ず粉骨を行い土地の所有者や周囲の住民の方に承認を得てから散骨を行うようにしましょう。

納骨堂に納める

納骨堂に管理費を支払うことで、ペットのご遺骨を納骨堂で管理してもらうことができます。

納骨堂に納めることのメリットは、お墓参りが手軽にできることです。

納骨堂は、駅の近くの土地などの公共交通機関が整っている土地にあることや、屋内にあることが多いため気軽にお参りすることができます。

永代供養墓に納める

霊園やお寺に依頼することで、永代供養墓に納めることができます。

永代供養のメリットは、供養のプロにご遺骨を管理してもらうことができる点です。

ペットの供養に自信がない方でも、安心して任せることができます。

ただし、霊園やお寺によってはペットの供養を受け付けていないところもあるため、ペットの供養ができるかどうか、事前に確認しましょう。

手元供養を行う

手元供養とは、ご遺族にとっていちばん身近な場所に保管する供養方法です。

「ご遺骨を粉骨してアクセサリーなどに加工する」「故人の仏壇と一緒にして拝む」などの方法があります。

手元供養のメリットは、亡くなったペットの存在をいつでもそばに感じることができる点です。

また、引っ越しなどで住む場所を変えなくてはいけなくなっても、供養品ごと移動することができる点もメリットとして挙げられるでしょう。

ペットの手元供養について詳しく知りたい方は、
▷ペットの手元供養|手元供養の種類や方法、費用などを紹介をご覧ください。

ペット葬のルール【よくある疑問】

ペット葬は、近年行われることが増えた供養であるため、方法が確立していないので、何を行えばよいか悩まれる方も多いでしょう。

ここでは、飼い主の方がペット葬を行うにあたって悩まれることの多い疑問を解説します。

ペット葬に必要な手続き

ペット葬を行うにあたって、特に役所などに届け出などをする必要はありません。

しかし、犬の場合は狂犬病予防の観点から飼育を始める際に役所へ登録を行なっており、死亡届を死後30日以内に提出する必要があります。

居住している自治体のホームページや窓口に置いてある死亡届にペットの生年月日や犬種・性別、死亡理由などの事項などを記入し提出しましょう。

また、犬以外のペットでもペット保険などに入っている方は、提出書類が必要になる場合があります。

提出期限などを確認して確実に提出しましょう。

ペット葬の手続きについて詳しく知りたい方は、
▷ペットを役所で火葬することはできる?火葬の種類や注意点を解説をご覧ください。

火葬までの日数

ペットの火葬を行うにあたって、「いつまでに火葬しなければならない」と言った決まりは特に存在しません。

一般的には、ペットが亡くなった当日か翌日が多いようです。

ペットの火葬までの日数を伸ばしたい場合は、直射日光が当たる場所や高温多湿な環境を防ぐことで、ご遺体をきれいな状態で保つことができます。

ドライアイスでご遺体を冷やし、吸湿剤や除湿剤を用いると効果的です。

ペットの火葬までの日数を詳しく知りたい方は、
▷ペットの火葬までの日数に決まりはある?日数の決め方や手続きを解説をご覧ください。

服装のルール

ペットの葬儀に出席する際の服装に、人間の葬儀のような仕来りやルールは特にありません。

ペットとともに過ごした時間が長い服装である普段着や、ダークスーツやブラックスーツなどの略喪服と呼ばれる平服などの服装が考えられます。

お寺・霊園・合同の火葬場など、ペットの葬儀を行う場所に応じてふさわしい服装を選ぶとよいでしょう。

ペット葬に出席する際の服装について詳しく知りたい方は、
▷ペットの葬儀に服装の決まりはある?持ち物やマナーも解説をご覧ください。

持ち物のルール

ペットの葬儀の際の持ち物は、人間の葬儀と同じように数珠や生前の写真を持っていきましょう。

ペットにお供えをするために持参するお供物には、人間の葬儀のご供物のようなルールや慣習はありません。

ペットのお供物には「ペットが生前好きだったおもちゃ」「ペットとの思い出の物」「ペットにあげていたおやつ」などが選ばれることが多いです。

また、葬儀の際には棺の中へ献花を行います。

ペットにふさわしい花を選びましょう。

献花のルール

ペットの葬儀における献花のルールにもご供物と同様に、特に決まりはありません。

ペットとの散歩の時によく見かけた花やペットが興味を示していた花など、思い出のある花を持って行くのがふさわしいでしょう。

ご遺骨に色移りする恐れがある花や棺桶にサイズが適さない花など、献花を行うには好ましくない花もあるので、注意してペットに贈る花を選びましょう。

献花のルールについて詳しく知りたい方は、
▷ペットの葬儀で贈るお花の選び方【必要な場面、おすすめのお花】
をご覧ください。

自分で埋葬することは違法?

ペットを自分で埋葬することは可能です。

しかし、自分で埋葬する場合は土葬することになります

ペットを土葬することに対して法的・宗教的な問題はありませんが、土葬するにあたって気をつけなければならない注意点があります。

ペットを土葬する土地は、自分の土地か土地の所有者から了承を得た土地でなければならず、周囲の住民の方からもしっかりと理解を得てから行わなければなりません。

ペットの土葬について詳しく知りたい方は、
▷ペットの土葬はできる?土葬の方法と注意点を解説
をご覧ください。

ペットの遺骨を自宅に置いて供養することは良くない?

ペットのご遺骨を自宅において供養することは、法的にも宗教的にも問題があるわけではありません。

ただし、「保管方法を間違えるとカビが生えてしまう恐れがある」「ご遺骨を家で保管することに理解を示さない方がいる」などの注意点があります。

家族や近隣の方にしっかりと説明をして、家でペットのご遺骨を保管することに了承を得ておくとよいでしょう。

ペットの遺骨の保管について詳しく知りたい方は、
▷ペットの遺骨は自宅に置いて良い?良くないと言われる原因と対策
をご覧ください。

ペットの遺骨は持ち歩くと違法?

ペットのご遺骨を持ち歩くことを禁止する法律は存在しないため、法的な問題はありません。

亡くなったペットを身近に感じることができるという点から、遺骨を加工して持ち歩く手元供養が近年普及しています。

しかし、ペットのご遺骨を持ち歩くことに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。

一見しただけでは、ご遺骨であるとわからないようなアクセサリーやキーホルダーなどに加工してから持ち運ぶのが好ましいでしょう。

ペットの遺骨の持ち運びについて詳しく知りたい方は、
▷ペットのご遺骨を持ち歩くことはできる?手順・注意点もご紹介
をご覧ください。

ペット葬とは家族なりの形で送り出す機会、想いを込めたペット葬を行おう

ペット葬は、近年行われるようになったため決まりやしきたりがほとんどなく、飼い主がしてあげたいと思った葬儀を行うことができます。

ペットの埋葬方法やご供養方法には多くの種類があるので、それぞれの特徴・メリット・デメリットを十分に考えて、大切なペットへの想いを込めたペット葬を行ってあげられるように、事前に準備しましょう。

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