護寺会費を滞納するとどうなる?トラブルを防ぐ対処法や供養法を徹底解説
お墓の管理費や維持費という言葉はよく聞くことがありますが、護寺会費という言葉はあまり聞きなじみがない方もいらっしゃるかもしれません。
護寺会費はお墓や納骨堂を購入した際にかかる費用の1つであり、管理費・維持費と言い換えることができます。
護寺会費は毎年支払う必要があるものがほとんどですが、まれに滞納してしまう方もいらっしゃいます。
この記事では、護寺会費を滞納すると起こってしまうことや護寺会費のトラブルを防ぐ対処法などについて徹底解説します。
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目次
護寺会費とは
護寺会費はお墓や納骨堂を購入した際にかかる費用の1つで、管理費・維持費のように言われることも多いです。
お寺のお墓や納骨堂のご遺骨は、お寺の住職さんやスタッフの方が大切に供養して管理してくれています。
その際に、お寺や納骨堂の方がご遺骨を管理するための費用や清掃をするための費用を賄うために使ってもらう費用が護寺会費です。
護寺会費の支払い方法はさまざまで、銀行の口座引き落としをするという方法や契約者が年に1回振り込みをするという方法などがあります。
護寺会費の相場や使用用途について詳しく知りたい方は、
をご覧ください。
ここでは、護寺会費が必要な理由を詳しく説明します。
護寺会費が必要な理由
護寺会費は、お墓や納骨堂のご遺骨の供養や霊園や納骨堂の管理などに使われる費用です。
そのため、護寺会費が不足し十分な管理ができなくなってしまうと、お墓や納骨堂が劣化し、最悪の場合、ご遺骨が管理できなくなってしまうことがあります。
お寺や霊園を守り運営していくために十分な費用を維持するという目的で護寺会費は必要となります。
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護寺会費を滞納するとどうなる
護寺会費を滞納してしまうと、ご遺骨をお墓や納骨堂で維持することができなくなってしまうことが多いです。
ここでは、護寺会費を滞納したらどうなってしまうのかについて詳しく解説します。
①支払い催促の通達が来る
霊園や納骨堂を利用する大半の人はきちんと護寺会費を支払っているため、未払いの人を放っておくことはありません。
そのため、公平な利用を維持するためにも、霊園や納骨堂の管理者から滞納者に電話や書簡で支払を催促をおこないます。
連絡がつかない場合や催促をおこなっても支払がされない場合は、管理者が支払期限を決めます。
それでも、支払が完了されない場合は、内容証明郵便を通じて墓地使用の契約を解除する旨が通知されます。
②官報に埋葬者や管理者の名前が記載される
官報とは、法令や予算などの国の運営にかかわる事項を国民に知らせるために、国が国民に対して発行する機関紙のことです。
護寺会費が3年間支払われないと、お墓の使用者や埋葬されている方の名前などの、滞納者に関する情報が官報に掲載され、1年以内に申し出るように通達されます。
加えて、墓地にも1年以内に申し出るようにという立札がたてられます。
③お墓が解体される
1年以内に官報の掲載や立札の掲示を無視してまで支払がなされなかった場合は、お墓や埋葬に関する墓理法に基づいて、お墓が解体されます。
撤去された墓石は細かく粉砕されて処分場へ運ばれ、撤去後の土地は管理者によって売りに出されます。
④遺骨は合祀墓で供養される
お墓が撤去されたのち、ご遺骨は合祀墓へと移されます。
合祀墓へ移された後は、他のご遺骨とともに長い年月を経て土に還ることになります。
合祀墓へ移された後は、後に特定のご遺骨を取り出すことができません。
護寺会費のトラブルを防ぐ対処法
護寺会費の未払いなどのトラブルを避ける方法としては、護寺会費のない納骨堂や霊園を探す・護寺会費を一括納入できる納骨堂や霊園を探す・事前に周囲の方と話し合って支払い計画を立てるという、3つの方法が挙げられます。
ここでは、護寺会費のトラブルを防ぐ3つの対処法について、詳しく説明します。
護寺会費のない納骨堂や霊園を探す
お墓や納骨堂によっては、護寺会費や管理費の請求をしないという方針をとっている場合があります。
ただし、そのような方針を取る霊園や納骨堂は珍しいので、近隣で見つけるのは困難である可能性があるので注意しましょう。
また、永代供養墓や合祀墓を用意しているお寺は護寺会費を不要とすることがあるので、探してみるとよいかもしれません。
護寺会費を一括納入できる納骨堂や霊園を探す
お墓や納骨堂の護寺会費は一般的には毎年支払う必要がありますが、近年では護寺会費を一括納入できるケースも増加しています。
護寺会費を一括で払うことで払い忘れを防ぐことができ、毎年支払うケースよりも節税することが可能になります。
また、お墓や納骨堂の生前購入をした際には、生前の一括払いをすると、子孫への負担を大幅に減らすことができるので、管理者とよく相談するとよいでしょう。
事前に周囲の方と話し合い、支払い計画を立てる
護寺会費の支払いは、一括支払が可能でない限り、長い年月支払い続けることになります。
そのため、管理者の方や埋葬された方の遺族でしっかりと話し合って、双方納得できる無理のない支払計画を立てるようにしましょう。
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護持会費のかからない供養
護寺会費のトラブルを防ぐ方法として、そもそも護寺会費のかかる可能性が全くない供養方法を選択するという選択肢も考えられます。
ここでは、護持会費のかからない供養である樹木葬・散骨・手元供養について詳しく紹介します。
樹木葬
樹木葬とは、樹木を墓標にするお墓のことをいいます。
基本的には、ご遺骨を長い時間かけて自然に還すという供養方法なので、護寺会費や管理費を請求されることはほとんどありません。
樹木葬の特徴やメリットについて詳しく知りたい方は、
▶︎散骨と樹木葬は何が違う?特徴、メリット・デメリットを徹底解説
をご覧ください。
散骨
散骨とは、ご遺骨を粉状になるまで細かくして、海や山などの自然に撒くという供養方法です。
許可さえ取れれば、霊園やお寺でなくても供養することができるのでお墓を建てる必要が全くなく、護寺会費や管理費は一切必要になりません。
散骨をおこなえる場所や費用に関して知りたい方は、
▶︎散骨の費用相場はいくら?種類ごとの相場や費用を抑える方法も
をご覧ください。
手元供養
手元供養は、ご遺骨を自宅で保管する供養方法のことです。
自宅でご遺骨を保存する際は、ご遺骨全てを保存する場合とご遺骨の一部を保存する場合があるので、自分に適しているものを選ぶとよいです。
お墓を建てないので、もちろん護寺会費はかかりません。
手元供養の種類やメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、
▶︎手元供養とは?種類や費用、メリット・デメリットまで徹底解説
をご覧ください。
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護寺会費は滞納しないできちんと納めよう
護寺会費を滞納しないまま放置してしまうと、最悪の場合、個別に供養することができなくなってしまいます。
故人をしっかりと埋葬・供養してあげたい方は、しっかりと護寺会費などを納めてお墓や納骨堂を維持しましょう。
また、護寺会費のトラブルを予防するための対処法としては、護寺会費を一括で支払うことができる霊園を探すという方法や、散骨・手元供養などさまざまな方法があります。
故人をしっかり供養し続けることができる方法を選択してあげましょう。
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