三回忌とはいつの法要?三回忌の正しいマナーや準備について紹介

三回忌法要という言葉を聞いたことがあっても、いつやるものなのか分からないという方もいらっしゃると思います。

葬儀後、四十九日、一周忌に続いて三回忌法要を迎えることとなります。

三回忌は親族を招いておこなうもので、数ある法要の中で重要視される行事です。

ここでは、三回忌はいつおこなわれるのか、必要な準備や心得ておくマナーについて、三回忌の基本的な流れについて紹介していきます。

三回忌は地域によって流れに違いがありますので、事前の確認が必要です。

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三回忌とは

三回忌という言葉から、亡くなってから3年目の法要と勘違いしている方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、三回忌はいつおこなわれる法要なのか、どういう目的でおこなわれるのか等、三回忌法要の基本的な部分について紹介していきます。

回忌について更に詳しく知りたい方は ▶回忌とは?|回忌ごとの法要の違いや準備の仕方を徹底解説 をご覧ください。

三回忌はいつ

三回忌は、一周忌の次の法要です。

故人が亡くなってから、満2年後におこないます。

亡くなった日を最初の忌日として数え、翌々年は三度目の忌日として数え、三回忌として法要をおこなうという考え方が元となっています。

三回忌をおこなう意味

故人や親族の宗派によって考え方は異なりますが、仏教では後7日ごとに生前のおこないについて裁きを受け、四十九日目に生まれ変わる世界があると言われています。

裁きを受ける四十九日目は特に重要視され、遺族親族が多数集まり、故人がよりいい世界へ行けるように皆で祈ることが四十九日法要の主な目的です。

一周忌、三回忌と続く年忌法要では、四十九日の裁きを追加で受けることができる日と言われています。

親族一同が集まり、仏様のご加護を祈り、故人がより良い対偶を受けられるように祈ることが目的とされています。

三回忌の施主は葬儀の喪主が務める

三回忌の施主は、葬儀で喪主であった方が務めるのが一般的となっています。

ただし、喪主を務めた人が三回忌を前に亡くしてしまった場合は、他の遺族が施主をすることになります。

故人と親しい遺族が務めるのが基本なので、事前に話し合っておく必要があります。

三回忌に招待する人

地域によって異なりますが、一般的に家族と親しい親族を呼んで三回忌をおこなうことが多いようです。

しかし、近年では家族間の付き合い感が変わって来ているので、家族のみで三回忌をおこなう場合もあるようです。

身内や親族ではなくても、故人が生前から仲の良かった方、お世話になった方には招待をする場合も増えています。

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三回忌の流れ

三回忌の流れは、マナーや決まったルールがある訳ではないので、流れは宗教や地域によって異なってくるので、遺族の考え方などを重んじる場合が多くみられます。

ここでは、代表的な流れについて紹介していきます。

僧侶入場・施主挨拶

はじめに僧侶が入場します。

もし自宅で三回忌をおこなう場合は仏前の中央に僧侶が座る場所を用意しましょう。

施主はその後ろに座ります。

読経・参列者焼香

僧侶が読経をおこないます。

長さは宗教や宗派によって異なってきますが、平均的に15分程度です。

この読経の間に、遺族や参列者たちは焼香をおこないます。

僧侶の法話

読経と焼香が終わったら、次は法話です。

法話の内容や長さも、宗教や地域、僧侶やお寺によって異なります。

法話は、仏教の教えを説くと同時に、故人を供養する意味も込めて思い出話などをすることもあります。

会食

三回忌をおこなった後は、会食をするのが一般的です。

正式には、精進料理を用意するものですが、禁煙はレストランのご飯を用意したり、弁当を用意することが近年では多くみられます。

三回忌の準備

三回忌までの法要は、比較的に人が多くの人が集まったり、会場を選んだり、参列者に案内所を送ったり、計画的に進めるべきことが多くあります。

今回は、三回忌法要に必要な準備を紹介していきます。

日時・会場・会食場所を決める

三回忌のような法要は、正式には命日におこないます。

しかし、遺族や参列者の都合によって命日におこなうことができない場合があるので、命日の前後や休日におこなうことが一般的となっています。

会場は、自宅、お寺、斎場のいずれかでおこなわれます。

規模や、参列者のアクセスを考え、利用しやすい場所を選ぶのをおすすめします。

また、法要後の会食についても決めておく必要があります。

自宅やお寺であれば、専門の業者に料理を発注するなど、自分たちで準備しなければなりません。

お寺に予約をとる

お寺と付き合いがある場合には、お寺に連絡して、三回忌の日時・会場・流れについて決めていきましょう。

お寺とお付き合いがない場合には、知人から紹介してもらったり、葬儀の際にお世話になったお寺に相談する方法があります。

近年では、インターネット上でお坊さん手配サービスという物もあるので、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

参列者に案内状を送る

日時と会場が決まった時点で、参列者には案内状を送らなければなりません。

参列者の方は用意ができないので、なるべく早く案内状を送るようにしましょう。

案内状の書き方は様々ですので、基本的な書き方について紹介していきます。

書き始めと書き終わり

案内状の本文は、頭語で書き始め、結語で書き終わる形式にすることが一般的となっています。

頭語および結語は省略しても良いとされているのですが、実際に使われている案内状では頭語と結語が書かれている場合が多数となっています。

頭語、結語には多くの種類が存在します。

挨拶状でよくみられるのは「謹啓・謹白 」と「 拝啓・敬具 」の組み合わせです。

 

拝啓・敬具よりも、謹啓・謹白の方が丁寧な表現となっているので、迷った場合には「謹啓・謹白」を使うことをおすすめします。

相手を気遣う文

相手を気遣う文を書かなければいけません。

例えば「いかがお過ごしでしょうか」の様な文がおすすめです。

故人との関係性

案内状を送る相手に、誰の法要なのかが分かるように記載します。

施主と故人との続柄も表記するようにしましょう。

句読点を使わない

文中には句読点を使用しません。

読みやすさに配慮して、句読点を打ちたい場所には1文字文のスペースを空けるようにしましょう。

句読点を使わない理由は所説ありますが、流れを止めることなく儀式が進行することを願う意味とする説が信頼されています。

返礼品の手配

三回忌では、参加者は香典を持参してくることが一般的です。

対して施主は、返礼品の用意をしておく必要があります。

返礼品の相場は香典額の2分の1程度が一般的です。

三回忌の返礼品としては、後に残らない物としてお菓子や飲料品、タオルなどの消耗品がおすすめです。

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服装のマナー

三回忌は法要ですので、守るべきマナーがあります。

親族のみでおこなう場合ならば、カジュアル寄りの服装でもよいとするケースがありますが、僧侶を招いて法要をおこなうのであれば儀式にふさわしい装いをしなければなりません。

男性の服装

男性は無地のブラックスーツが一般的です。

スーツに白色の無地のワイシャツ、黒色のネクタイ、黒色の靴下、黒色の革靴と落ち着いた色で統一するようにしましょう。

女性の服装

女性は黒色無地の、ワンピース、スーツのどちらかです。

インナーは黒色のブラウス、カットソー、ストッキングを着用します。

靴は、黒色のシンプルなパンプスが一般的となっています。

子どもの服装

子どもが幼稚園や学校に通っている場合は、制服を着用していくことが一般的です。

制服がない場合などは、黒色や濃いグレーなど落ち着いた色合いの服を用意しましょう。

三回忌に招かれた場合の注意点

三回忌に招かれた場合にも注意点があるので紹介していきます。

しっかりと故人を偲ぶことができるように、また失礼がないように準備していきましょう。

案内状の返事は早めに返す

案内状はいただいたタイミングから、なるべくはやく施主に返すようにしましょう。

施主の方は、三回忌の法要に向けて様々な準備をしなければなりません。

そこで、出欠確認がはやくできなければ迷惑になってしまうので、はやめに案内状の返答をするようにしましょう。

香典の金額に注意する

香典の金額には注意が必要です。

一般的に、故人と関係が近いほど香典の金額は高くなり、遠くなるほど相場が下がります。

香典として包む金額が一番高くなるのは、自分と配偶者の両親で5~10万円程度です。

次が、自分と配偶者の兄弟姉妹の香典の金額が高く、相場は2万円程度となっています。

その他の親類縁類者、会社の上司や部下、友人などは1万円程度が相場となります。

まとめ

三回忌や法要をおこなうにあたってはお寺との相談、日程や会場の決定、会食や返礼品の手配、参列者への案内など数多くの準備がありますので、早めに動くことがおすすめです。

法要は故人を偲ぶことが一番に大切ですので、三回忌等の法要の際は正しいマナーを守って故人を供養できるようにしていきましょう。

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