命日はお墓参りに行くべき?命日の意味やお墓参りのマナーをご紹介

お墓参りをすることによって、故人を思い偲ぶことができます。

そんなお墓参りでは何をすればいいのか、何を持っていけばよいのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では命日のお墓参りに関して、行うことや持っていくべきもの、そしてマナーについて解説します。

正しい知識を身に付けて、故人を気持ちよく供養できるようにしましょう。

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命日とは

はじめに命日とは何かについて解説します。

命日には種類があることをご存じでしょうか。

月命日

命日には2つの種類があります。

1つ目は月命日です。

月命日とは、故人が亡くなった月の日付のことを指します。

そのため月命日は、故人がなくなった次の月から毎月訪れます。

月命日について詳しく知りたい方は、▷月命日はいつまで?知っておいた方が良い月命日の意味やマナーをご覧ください。

祥月命日

2つ目は祥月命日です。

祥月命日とは故人が亡くなった月日を指し、故人が亡くなった翌年から訪れます。

一周忌や三回忌などの年忌法要を行う際には、祥月命日を目安にしましょう。

また、遺族の方で法要の区切りを付けた際には、終わりの意味を込めて弔い上げを行います。

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命日にお墓参りをした方が良いのか

命日にお墓参りをした方が良いのか解説します。

日本では、命日にお墓参りをして故人を偲ぶ習慣があります。

しかし、お墓参りをすることに義務はありません。

特に月命日は毎月訪れるので、仕事や居住地の影響でお墓参りが困難な方もいらっしゃると思います。

その場合は1年に1度訪れる祥月命日にお墓参りをすることをおすすめします。

当日に予定がつかない場合は、別日にお墓参りをしましょう。

このとき、できれば祥月命日の前の予定のつく日に行くことが好ましいです。

一方で、お墓参りが困難な方は仏壇に手を合わせることもおすすめします。

故人を偲ぶことが大切なので、自分に合ったペースで供養を行いましょう。

命日のお墓参りで行うこと

次に命日のお墓参りで行うことについてご紹介します。

年忌法要を行う場合と行わない場合で内容が異なるので、事前に正しい知識を身に付けておきましょう。

年忌法要を行わない年

まずは年忌法要を行わない年を解説します。

年間法要とは、命日から節目となる年に行う法要を指します。

一周忌や三回忌、七回忌などが一般的なものとなっていますが、法要を行うことは義務ではありません。

年忌法要を行わない場合はお墓参りに行き、お花や食べ物や故人の好きだったものをお供えしましょう。

服装は喪服である必要はありませんが、マナーとして派手ものや露出の多いものは避けた、落ち着いた色の服装を選ぶようにしましょう。

また、法要の有無に関係なくお墓や仏壇を掃除することも大切です。

墓石のみではなく、線香皿などの小物類も洗い、周囲の雑草や苔などは取り除いてください。

清々しい気持ちで故人を供養できるようにしましょう。

年忌法要を行う年

年忌法要を行う場合はどのようなことを行うのでしょうか。

年忌法要では、お坊さんにお墓の前でお経を読んでもらいます。

お経によって故人だけでなく、その場にいる遺族の方にもご利益がもたらされると言われています。

また、年忌法要を行う際には費用がかかります。

ここから何に費用がかかるのかについて紹介します。

  • お布施
  • まずはお布施です。

    お布施とは、お経を読んでいただいたお礼にお坊さんに渡すお金のことです。

    一周忌や三回忌では3〜5万円、それ以外では1〜3万円を包むことが一般的です。

    自宅にお坊さんを呼ぶ際には、お布施と別に御車代として1万円程包むことが一般的です。

  • 香典
  • 2つ目は香典です。

    香典とは、お墓参りに同行する際に遺族の方に渡すお金のことです。

    香典は香典袋に入れて、御霊前や御仏前といった言葉を表書きにして渡します。

    金額は血縁関係のある場合、1〜3万円を包むことが一般的です。

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命日のお墓参りで持っていくもの

ここでは、お墓参りに必要な持ち物をご紹介します。

お墓参りに行く前に、一度持ち物を確認しましょう。

お線香

まず1つ目はお線香です。

仏教でお線香はその香りを、仏様となった故人が食べるとされており、さらにはお線香の香りによってお供えをした人の身体を清めると言われています。

お墓参りに行く際には、必ず持っていきましょう。

お花

2つ目はお花です。

お花は生花を供えることが一般的です。

色は、白や黄色や紫を選ぶことをおすすめします。

故人の好みの色を選ぶことも望ましいでしょう。

反対に、お供え物として適切でないお花には注意が必要です。

毒があるお花や花粉が飛散しやすいお花などは、故人や他の遺族の方に不快な思いをさせる可能性があるのでお供えすることは避けましょう。

ここからはお供えするお花としておすすめのものをいくつか紹介します。

お花を選ぶ際に共通するのは長持ちするお花を選ぶことです。

  1. まずは菊です。

    菊はお供え物として非常によく採用されるお花です。

    数多くの種類があり、様々な形や大きさや色の中から好みのものを選ぶことができます。

  2. カーネーション
  3. 次にカーネーションです。

    カーネーションは、花持ちが良いことでお供え物としてよく用いられます。

    母の日には、赤色のカーネーションを選ぶことが多いですが、お葬式には尊敬などの意味を持つ白色のカーネーションをおすすめします。

数珠

3つ目は数珠です。

数珠は仏教徒でない場合には必要ありません。

用いる場合は、手を合わせる際などに手首に付けておきましょう。

手桶

4つ目は手桶です。

手桶は墓石を水で洗い流す際や、お花に水をあげる際に使います。

借りることができる場合も多いですが、念のため持っておくと安心でしょう。

お供え物

5つ目はお供え物です。

お花だけではなく、お菓子や果物をお供えすることが一般的です。

冷凍や冷蔵の必要なものは避けて、故人の好きなものをお供えするといいでしょう。

また、果物は旬のもので仏壇を華やかにできるような、鮮やかな色のものをおすすめします。

ろうそく

6つ目はろうそくです。

お線香に火を付けるだけでなく、仏教では人間の苦を打ち消す役割があるとされています。

マッチ・ライター

7つ目はマッチ・ライターです。

ろうそくに人付ける際に用います。

火の扱いは危険なので注意を払いましょう。

雑巾

8つ目は雑巾です。

雑巾はお墓を掃除する際に用います。

墓石を中心に、新品のもので汚れを落としましょう。

ほうき・ちりとり

9つ目はほうき・ちりとりです。

お墓の周辺を掃除する際に用います。

落ち葉やゴミなどがあれば、掃除を行いましょう。

ゴミ袋

最後に10個目は、ゴミ袋です。

掃除した後、ゴミをそのままにしないためにゴミ袋は必要です。

ゴミは必ず持ち帰りましょう。

命日のお墓参りで気をつけること

ここではお墓参りをするにあたっての注意点を解説します。

マナー違反をしないように注意しましょう。

服装

1つ目は服装です。

年忌法要を行う場合には喪服が望ましいです。

男女ともに黒でまとめることが一般的なので、私服で年忌法要に臨む事は避けましょう。

年忌法要を行わない場合には、服装に大きな決まりはありません。

マナーとして派手な服や露出の多いものは避けて、掃除をする際に動きやすいものであれば問題ありません。

お供え物は基本的には持ち帰る

2つ目はお供え物を持ち帰ることです。

お供え物は放置すると腐敗したり、お墓を汚してしまうことがあるので持ち帰りましょう。

線香の火は吹き消さない

3つ目はお線香の火を吹き消さない事です。

お線香の火を吹き消すことは、仏教上マナー違反です。

火を消す際には吹き消すのではなく、手で仰いで消すなどの別の対応をとってください。

供えてはいけない花がある

4つ目はお供えしてはいけない花です。

お供えに適していないお花は様々あります。

故人や他の遺族の方にも失礼のないように、適切なお花を選びましょう。

  • 毒のあるお花
  • 毒のあるお花は適切ではありません。

    毒のあるお花をお供えすることは、亡くなった故人に毒を与える行為であるとされています。

    また、毒のあるお花をお供えすることによって、一緒にお墓参りに来たお子様に危害を加えてしまう可能性があります。

    過去には、毒のあるお花の葉の誤食によって食中毒を起こしてしまった例などがあるので扱いには注意しましょう。

    アジサイやスズラン・スイセンなどは、毒のあるお花としてお供えを避けることをおすすめします。

  • 棘のあるお花
  • 棘があるお花も適切ではありません。

    棘は危害の象徴とされています。

    故人の好みによってお供えしたい場合は、事前に棘の処理を行う事をおすすめします。

    バラやランタナ・フーゲンビリア・ランタナなどは、棘のあるお花としてお供えする際には注意してください。

お墓参りの順番に注意する

最後に5つ目はお墓参りの順番についてです。

お墓参りは正しい順番で行いましょう。

お墓参りでは、はじめに本堂で礼拝することが一般的です。

その後、お墓に行き、周辺を掃除した後に墓石をきれいにしましょう。

命日のお墓参りに行けない場合はどうする?

命日のお墓参りにいけない場合はどうすればよいのか解説します。

月命日の場合は月に一度、祥月命日の場合は年に一度命日が訪れますが、お墓参りに行けない場合はどうしたらよいのでしょうか。

まず月命日に関しては、必ずしも毎月お墓参りに行く必要はありません。

何かの理由で行くことができない方は、祥月命日のみお墓参りに行くことや、自宅の仏壇に手を合わせることが一般的です。

毎月行きたいが予定が合わないという方は、日にちを前倒ししてお墓参りをすることができます。

その際は必ず、先延ばしにせずに日にちを前倒しして行くようにしましょう。

祥月命日に関しても同様です。

1年に1度であってもどうしても都合の付けられない方もいらっしゃると思います。

その際は、日にちを前倒ししてお墓参りをしましょう。

命日以外でお墓参りに行くタイミング

ここでは命日にお墓参りに行かれない方に、命日以外でお墓参りに行くタイミングをご紹介します。

タイミングを把握することで、お墓参りに行くためのスケジュールを確保しましょう。

お彼岸

まずはお彼岸です。

お彼岸の供養は春と秋に行われます。

春のお彼岸は、春分の日を含めた前後3日間の計7日間を指します。

秋のお彼岸も同様に、秋分の日を含めた前後3日間の計7日間を指します。

1年で計14日間期間があるので、長期的なスケジュールも立てやすいことからお彼岸を利用することをおすすめします。

また、お彼岸は寺院などで法要を行ってもらえる期間にもなっています。

お盆

次に2つ目はお盆です。

お盆は故人が親族のもとへ帰ってくる日であるとされています。

また、故人が亡くなってから、49日を経た後の初めてのお盆は初盆と呼ばれています。

初盆はお盆の中でも、準備が大掛かりなものが多く法要も行われます。

しかし、ここでの法要も義務ではないため、遺族の方によって法要を行うかどうか自由な選択をとることができます。

お正月

3つ目はお正月です。

お正月は、故人に新年の挨拶をする遺族の方が多くいます。

仕事でお墓参りの予定が立てられないという方も、お正月であればスケジュールを確保できる方が多いのではないでしょうか。

神社信仰などのある地域に住んでいる方は、お正月のお墓参りが忌避されている可能性があるので、その場合は事前に確認をするようにしましょう。

故人に伝えたいことがあるとき

最後に4つ目は故人に伝えたいことがあるときです。

命日や何かの行事でない場合にも、何か報告がある場合はお墓参りをすることをおすすめします。

例として挙げられるのは、転居や結婚・出産・就職・進学などです。

お盆には故人が親族のもとへ返ってくるとされているので、転居した場合は伝え忘れないようにしましょう。

まとめ

今回は命日のお墓参りで何をするのか、またお墓参りでのマナーについて解説しました。

命日は月命日と祥月命日があり、その日にお墓参りを行うことが一般的です。

お墓参りに行く際には、持ち物やお供え物に注意しましょう。

冷蔵や冷凍の必要な食品や、棘や毒のあるお花、お線香の火を吹き消すことはマナー違反です。

そして、お墓参りは1年に1度でも訪れることをおすすめします。

予定が合わない方は、前倒しにしたりお彼岸などを利用することができます。

是非お墓参りを、故人の事を思い偲ぶことができるような機会にして下さい。

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