自宅の庭で散骨することはできる?メリットや注意点を解説
近年、供養の多様化が進んでいます。
その中でも、故人のご遺骨を撒く「散骨」は特に注目されている供養のひとつです。
散骨は主に海や山で行われる事が多いですが、自宅でしたいと考えたことのある方もいるのではないでしょうか。
また、「自宅で散骨をしたいが、どのようなことに気をつけたら分からない」という方もいると思います。
この記事では自宅で散骨をするために注意するべきことや、自宅で散骨をする魅力について詳しく解説します。
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目次
自宅で散骨をする魅力
自宅で行う散骨にはさまざまなメリットがあります。
ここでは代表的な魅力を3つご紹介します。
故人と離れ離れにならない
故人をそばで感じ続ける事ができます。
従来の供養であるお墓への納骨では、常にお墓のそばで暮らす事はできないことから、「離れてしまうように感じる」「足が悪いから頻繁に会いに行くことは難しい」といった悩みを抱える方もいたのではないでしょうか。
自宅で散骨を行えば、お墓まで出向かなくても故人の存在を感じる事ができるようになります。
また、故人お存在を感じると共に日常を見守ってもらう事もできるようになります。
自分の手で送り出す事ができる
自分たちの手で大切な方の供養を行う事ができます。
従来の供養では、葬儀業者に任せきりになってしまうと感じる方もいると思います。
また、中には宗教観や地域のしきたりなどの考えに従わざるを得ないという方もいるのではないでしょうか。
自分で供養を行うと、そうした考えに縛られる事なく自分たちなりの方法で故人への感謝や思いを伝える事ができるようになります。
費用を抑えられる
従来の供養の方法に比べると費用を抑えられる場合が多いです。
これまで一般的であったお墓への納骨では「お墓代」「永代使用料」「維持管理費」などの費用が必要でした。
特に、永代使用料は都市部だと非常に高額になる場合が多く、人気の霊園では1000万円以上が必要になったというケースもあるようです。
散骨は、お墓を建てる必要がないため、こうした費用がかかりません。
また、霊園の清掃などの管理は霊園の管理者が行いますが、お墓の清掃は自分たちで行う場合が一般的です。
お墓のない供養である散骨ではこうした清掃を行う必要がありません。
そのため、管理の必要がないことも散骨の魅力のひとつとして捉えられているようです。
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そもそも自宅で散骨をすることはいけないことじゃないの?
自宅の庭などの敷地内であれば、自宅で散骨をする行為自体は違法ではありません。
また、多くの宗教において、自宅での散骨を「縁起の悪いこと」「成仏できない行い」などと考えられることはありません。
ただし、「適切な手順で散骨をしなかった」「自宅の敷地外にも散骨をした」などの場合には、トラブルの元となってしまうだけでなく墓地、埋葬等に関する法律などの法律に抵触してしまう場合があるため注意が必要です。
一般的に、「適切な散骨」とはご遺骨を細かく砕く「粉骨」を行ったのち、ご遺骨を撒くまでの流れを指します。
また、粉骨もご遺骨が細かければ良いというわけではなく、適切な大きさが決められている場合が多いです。
散骨の方法について詳しく知りたい方は▷散骨は自分でもできる!自分でできる散骨のやり方、注意点を解説をご覧ください。
自宅の庭で樹木葬をすることはできる?
マナーや決まりを守れば自宅での散骨は可能ですが、墓石の代わりに樹木を植えるお墓の携帯である「樹木葬」を自宅で行うことは原則できません。
「墓地、埋葬等に関する法律」という法律で「墓地以外の場所へお墓を建ててはいけない」とされているためです。
自宅で樹木葬を行うことのできる例外として、「みなし墓地」と呼ばれるお墓での樹木葬が挙げられます。
みなし墓地とは、「墓地、埋葬等に関する法律」の制定以前よりお墓として許可されて運営されていた墓地のことです。
みなし墓地は法律上「墓地」と認識されるため、自宅の敷地内にみなし墓地がある場合には法的な問題なく樹木葬を行える可能性があります。
ただし、みなし墓地の許可を新たに得て設置をすることは難しいとされます。
そのため、多くの場合では自宅で樹木葬を行うことはできません。
樹木葬についてさらに詳しく知りたい方は▷散骨と樹木葬は何が違う?特徴、メリット・デメリットを徹底解説をご覧ください。
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自宅で散骨をする特に注意する点4選
自宅で散骨を行う時にはしっかりとした準備を行っていなければトラブルに発展してしまうだけでなく、法律や条例に触れてしまうこともあります。
ここでは、散骨を行う前に知っておくべき注意点を4つご紹介します。
適切な粉骨をする
散骨を行うためには、事前に適切な大きさまで粉骨を行わなければなりません。
適切な粉骨を行わないまま散骨をすると、「遺骨を置き去った」とみなされてしまい「死体損壊・遺棄罪」などの法律に触れてしまう事があります。
散骨を行うためには、「ご遺骨と分からない大きさ」まで粉骨を行わなくてはいけません。
一般的に、ご遺骨と分からない大きさは具体的に2mm以下とされます。
粉骨について詳しく知りたい方は▷粉骨とは?メリットやデメリットから費用・注意点まで徹底解説をご覧ください。
近隣住民の理解を得る
自分の所有する敷地内での散骨であっても、風などでご遺骨が舞う可能性に留意しましょう。
近隣の方の敷地にご遺骨が入ってし舞う場合があります。
敷地内にご遺骨が入らなくてもなくても、近隣住民の方が散骨を行う様子を見ると勘違いされてしまうこともあるかもしれません。
事前に近隣住民の方へ散骨することを伝えておくと良いかもしれません。
また、地域によっては自治体の条例によって、散骨を禁止する区域を定めている場合があります。
散骨を行う前に、自分の住む地域では散骨をして良いのか確認した上で行いましょう。
散骨の時に気をつけるべきトラブルについてさらに詳しく知りたい方は▷【散骨でよくあるトラブルの事例】トラブルを避けるための3つの対策をご覧ください。
ご遺骨は人体に害のある物質を含んでいる場合がある
火葬後のご遺骨には人体に害のある物質を含んでいる場合があります。
棺などに含まれる金属を火葬すると、有害になる事があるためです。
一般的に直接触れるだけで健康上の害が生じることは少ないとされます。
ただし、吸い込まないように注意するなど意識することが好ましいでしょう。
特に、小さなお子様がいる場合は、「庭で撒いたご遺骨がお子様の口に入ってしまった」といったことのないに注意しましょう。
自宅で散骨を行う事が難しいと感じたら
「自宅で散骨を行うためには準備が大変だ」と感じる方もいるのではないでしょうか。
特に近隣の方の理解や、自分で条例を確認することは慣れない作業で自分にできるのか不安だと感じるかもしれません。
もしも、自宅で散骨を行うことが難しいと感じたら、散骨を専門に行っている業者へ相談してみてはいかがでしょうか。
供養や散骨について豊富な実績と経験のある業者をお探しの方には、ブリーズガーデンがおすすめです。
ブリーズガーデンは、散骨だけでなく粉骨や手元供養などのサービスを自社内で行っており、供養に関わる知識・経験が豊富です。
特に、散骨では海洋散骨を専門としており、豊富な知識と経験を生かしてお客様一人一人に最も適したご提案をさせていただく事ができます。
散骨に関して不安な点や分からない事があれば、一度ブリーズガーデンへ相談されてはいかがでしょうか。
ブリーズガーデンでは、メールフォームより24時間365日お問い合わせを受け付けております。
お気軽にご連絡ください。
散骨は自宅でもできる!ただし、ルールやマナーには気をつけて!
散骨は自宅で行うこともできます。
自宅での散骨には、「自分たちなりの思いの伝え方をできるようになる」「身近に感じる事ができるようになる」などの魅力があります。
ただし、しっかりとした知識をもにつけなければ、トラブルの原因となることや法律・条例などの決まりに抵触してしまうこともあります。
故人のためを思って行った事が、大ごとになってしまったということのないようにしましょう。
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