手元供養の置き場所には決まりはある?置く場所や自宅供養との違い

近年、新しい供養のかたちである手元供養や自宅供養が注目されています。

自宅供養は骨壷のまま供養を行いますが、手元供養によって故人のご遺骨を形にすることができます。

そのため、手元供養はお墓に納骨するよりも故人の存在をより身近に感じることができると考える方も多いです。

そんな手元供養品ですが

  • 置く場所にルールはあるの
  • どのような場所におけば良いの
  • 置いてはいけない場所はあるのか

といったことが気になる方も多いのではないでしょうか。

今回は、手元供養品の適した置き場所を選ぶ方法や置く場所の注意点について解説します。

また、手元供養と似た言葉である自宅供養についても、違いや方法、向いている人の特徴について詳しく解説します。

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目次

手元供養とは?

手元供養とは故人のご遺骨や形見を装飾品や置き物などの形に残す新しい供養のかたちです。

従来の「供養」というと「お墓にご遺骨を納骨すること」と考える方が一般的であったかもしれません。

しかし、お墓を建てることに対して「故人を近くで感じていたい」「お墓の管理やお墓参りが難しい」などの悩みを持った方が増えているといった背景もあり、近年、手元供養などの新しい供養の形態が注目されています。

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手元供養品の置き場所

手元供養品の置く場所に決まりはありません。

法的にも宗教的にも手元供養品を置いてはいけない場所の決まりはありません。

自分なりの表現で供養をできることが手元供養の魅力のひとつです。

しかし、「どこに置いてもいい」と言われると選択肢が広すぎて困ってしまいますよね。

そこで、ここでは手元供養品を置くのに適した場所の例を3つご紹介します。

置き場所①仏壇におくのが一般的

家に仏壇がある場合は、手元供養品を仏壇のそばに置いている方が多いです。

仏壇へ手を合わせる際に一緒に拝むことができます。

仏壇だけがおいてあってご遺骨はお墓にあるよりも、ご遺骨の入った手元供養品があった方が身近に感じられていいですね。

置き場所②身近に感じられる寝室

手元供養品を寝室へ置くこともおすすめです。

枕元やベッドサイドテーブルに置けば故人に見守られながら眠ることができ、一日の始まりと終わりに故人を身近に感じることができます。

その日、あったことや思ったことを報告してみても良いでしょう。

置き場所③デザイン性のある手元供養品ならリビングにもおすすめ

手元供養品がデザイン性に優れた物やインテリアになじむ物であれば、リビングへ置くこともおすすめです。

リビングに置けば、いつでも故人に見守られながら暮らすことができます。

また、遠方にお墓がある場合などではお墓参りを頻繁に行うことが難しく、日常的に故人を感じることは難しいかもしれませんが、リビングに手元供養品を置けばいつでも故人を感じることができます。

置き場所④手元供養品に対して寛容な環境であれば職場やオフィスにも

自分の職場やオフィスに手元供養品を置けば、常に故人が仕事の様子を見守ってくれ、一緒に仕事をすることもできます。

クリスタルなどの目立ちにくい物や上品な色合いで華美ではないデザインの手元供養品であれば、職場やオフィスに置いてもなじみやすいです。

ただし、ご遺骨だとわかりやすい手元供養品の場合は、いきなり持って行くと難色を示されてしまうこともあります。

そうならないために、事前に相談しておくとスムーズに手元供養品を置いておくことができます。

手元供養品の置き場所の注意点

手元供養品を置く場所に決まりはありませんが、いくつか注意をしなければならない点があります。

ここでは代表的な注意点を3つご紹介します。

注意点①破損しないような場所に置く

破損してしまわないように気をつけましょう。

せっかくの供養品が壊れてしまわないような工夫が必要です。

地震やちょっとした拍子に落ちてしまったり、倒れて破損しないように気をつけましょう。

手元供養品の中にはガラス製の物や陶器製の物もあるため、そうしたものにはより一層の注意が必要です。

特に活発なペットや小さなお子様のいる家では、遊んでいるときに倒さないような工夫や触れないような工夫が必要でしょう。

注意点②なるべく保管環境を低湿に保つ

手元供養品はなるべく湿気のない場所で保管するようにしましょう。

手元供養品の多くはご遺骨を細かく砕く「粉骨」を行なっています。

粉骨されたご遺骨は水分を含みやすいため、カビが生えてしまうことがあります。

風通しが良く、湿気の少ない場所に置くようにしましょう。

ご遺骨にカビを生やさないための工夫を詳しく知りたい方は骨壷にカビが生えてしまった|カビさせない手元供養の注意点をご覧ください。

注意点③来客時の印象に気をつける

場合によって来客時の人目に気を使う必要があることを意識しておきましょう。

ご遺骨を自宅に置くという行為自体は法的にも、日本仏教などの宗教教義上においても問題ありません。

しかし、人によっては家の中にご遺骨があることや、ご遺骨そのものに対して抵抗を感じる方もいらっしゃいます。

人目につかない場所に置くことや、ご遺骨が入っているとわからないようなデザインのものを選ぶなどの工夫が必要です。

手元供養に抵抗を示されてしまった時の対処法など詳しく知りたい方は手元供養は良くないこと?良くないと言われる理由や対処法を徹底解説をご覧ください。

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手元供養と自宅供養

手元供養と似た言葉に「自宅供養」という言葉があります。

手元と自宅という単語から同じような印象を受けてしまい、違いが分かりにくく感じる方も多いと思います。

そこで、ここでは手元供養と自宅供養の違いや方法を解説します。

手元供養と自宅供養の違い

手元供養と自宅供養の違いは、分骨の有無です。

手元供養品は、置物やアクセサリーなど持ち運びが小さく持ち運びが容易な物が大半です。

そのため、手元供養では分骨を行い、一部のご遺骨を供養したのちに残ったご遺骨は別の供養を行います。

残ったご遺骨の供養には「散骨」「樹木葬」「永代供養」などが挙げられます。

手元供養で残ったご遺骨を供養する方法について詳しく知りたい方は▷手元供養の残りの遺骨はどうする?その後の適切な供養方法や注意点を解説をご覧ください。

自宅供養とは、骨壷からご遺骨を取り出さずに行う供養です。

そのため、自宅供養では分骨を行わずに、全てのご遺骨を供養します。

手元供養と自宅供養の違いをまとめると以下のようになります。

  • 手元供養は分骨を行い、一部のご遺骨を供養する
  • 自宅供養は分骨を行わず、骨壷のまま供養を行う

手元供養と自宅供養の方法

手元供養を行う場合は、手元供養の大半が小さいため、ご遺骨を細かく砕く「粉骨」を行います。

また、手元供養では残ったご遺骨を散骨する場合もありますが、散骨を行う場合は事前に粉骨が必要です。

そのため、手元供養を行う際にはほとんどの場合で粉骨を行います

粉骨を行なったのちに、ご遺骨を手元供養品に封入して供養します。

自宅供養を行う場合は、骨壷からご遺骨を出さずに供養を行います。

具体的には、「骨壷を安置する」「仏壇や祭壇に収める」といった方法が代表的です。

特に、近年では仏壇に骨壷を収納することができるスペースのあるものも登場しており、自宅供養は浸透してきていると言えます。

手元供養を行うメリット・注意点

ここでは、手元供養を行う上で知っておきたいメリットと注意点を解説します。

手元供養を行うメリット

手元供養を行うことで得られる代表的なメリットを2つ解説します。

引っ越しや部屋の模様替えの負担にならない

手元供養品は持ち運びが容易なサイズの物がおおいため、引っ越しや部屋の模様替えを行う際にも移動が簡単で負担になりません。

仏壇や大きな位牌などは、重たく大きなものや繊細で壊れやすい構造ものもあるため、移動に苦労することがあります。

特に、高齢の方など、労力を使うことが難しい方が管理される場合には、仏壇や大きな位牌を持ち運ぶことは難しく感じやすいです。

しかし、手元供養品は身につけることができるものや手のひらサイズの物などが多く、簡単に移動可能です。

小さな手元供養品なら携帯して外出できる

従来のお墓のイメージは墓地にあるもので、お墓参りは墓地でないとできないと考える方も多かったのではないでしょうか。

そのため、「頻繁にお墓参りに行けない」「家から離れている」といった事情がある場合は、故人との間に距離感を感じてしまうのではないかと不安に感じる方もいると思います。

手元供養品の中にはペンダントやネックレスなどの見につけることのできるアクセサリーもあるため、携帯することでいつ、どこにいても故人の存在を感じることができます。

また、置物の手元供養品でも一見してお墓とはわからないものも多く、職場のデスクにおいても違和感のないものもあります。

手元供養品を携帯することで、従来のお墓のような距離感を感じにくくなるのではないでしょうか。

手元供養を行う上で知っておきたい注意点

ここでは、手元供養を行う上で知っておきたい注意点を解説します。

別の供養を検討する必要がある

手元供養品は小さなものが多く、すべてのご遺骨を供養することが難しい場合があります。

そうした場合には、残ったご遺骨を別の方法で供養する必要があります。

別の供養では「散骨」「樹木葬」「永代供養」などが一般的です。

これらの供養を行うために時間や費用がさらに必要になります。

手元供養を行う場合には、これらの供養と同時に行うことで費用を抑えられる物などを選ぶと良いでしょう

自宅供養を行う上で知っておきたいメリット・注意点

ここでは、自宅供養を行う上で知っておきたいメリットや注意点を解説します。

自宅供養を行う上で知っておきたいメリット

自宅供養を行うことで得られる代表的なメリットを解説します。

すぐに供養が可能

自宅供養は、火葬後に納骨した骨壷のまま供養ができます。

加工などの工程がないため、すぐに供養が可能になります。

自宅に骨壷を置くスペースのある仏壇がある場合には拾骨が済んだ段階で供養ができます。

ただし、ご遺骨を安置するスペースやご遺骨を納めることのできる仏壇がない場合には準備が必要となります。

すぐに供養を行いたい場合は、火葬までの期間でスペースや仏壇の準備を行うと円滑に行うことができるでしょう。

自宅供養を行う上で知っておきたい注意点

自宅供養を行う上で知っておきたい注意点を2つご紹介します。

人目が気になることがある

自宅供養ではご遺骨を骨壷に納めたまま供養を行うため、骨壷の見た目から人目が気になる場合があります。

一般的な骨壷は、陶器でできた白い円柱のものです。

そのため、中には「無機質」「色が返って目立つように感じる」と感じる方もいます。

特に小さなお子様を中心にこうした抵抗を感じてしまうことがあるため、注意が必要です。

ご遺骨の状態に気をつける必要がある

火葬後のご遺骨はカビや傷みに気をつける必要があります。

ご遺骨は「高温多湿」「雑菌に触れやすい」「酸素が豊富」といった条件が揃うとカビや傷みが生じやすいです。

特に、ご遺骨を素手で触れることが原因で雑菌が繁殖してしまい、ご遺骨にカビが生えてしまうことがあります。

そのため、「ご遺骨に触れる際には滅菌済みのゴム手袋をつける」「保管する際は密閉容器で冷暗所に置く」などの工夫が有効です。

骨壷にカビを生やさないための工夫をさらに詳しく知りたい方は▷骨壷にカビが生えてしまった|カビさせない手元供養の注意点をご覧ください。

手元供養に向いている人、自宅供養に向いている人

ここでは、手元供養と自宅供養についてそれぞれ向いている人の特徴を解説します。

手元供養が向いている人の特徴

手元供養は、持ち運びが容易になるため、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。

また、身につけることや携帯することが容易なため、故人の存在を身近で感じることができるようになります。

そのため、以下のような特徴の人に手元供養が向いていると言えます。

  • 頻繁に引っ越しや模様替えを行う予定
  • 故人の存在を常に身近で感じていたい

自宅供養が向いている人の特徴

自宅供養は火葬後のご遺骨のまま供養が可能なため、供養に必要な工程が非常に少ないです。

一方で、ご遺骨の状態に留意し続ける必要があるため、長期的に行うことに適した供養ではないと言えるのではないでしょうか。

自宅供養は、供養の方法が決まるまでの暫定的な供養と考えられる場合も多いです。

そのため、以下のような特徴の人に手元供養が向いていると言えます。

  • すぐに供養を行いたい
  • 供養の方法が決まるまで骨壷のまま保管したい

手元供養品の種類

手元供養品には様々な形態やデザインのものがあります。

保管や持ち運びのしやすい小さな骨壺上のものや、身に付けることのできるペンダントなどの装飾品など多種多様です。

また、素材も陶器製のものや木製のもの、ガラス製や一般的なお墓で用いられている墓石を使ったものもあります。

手元供養品の種類についてもっと知りたい方は粉骨後の遺骨は何にいれる?入れ物の種類や状況別の選び方を徹底解説をご覧ください。

ガラス製の手元供養品の中では小さなお墓KOBOが注目されています。

ガラス製の手元供養品は温かみがあり圧迫感が少なく、リビングなどの生活エリアへ置くのに適しています。

小さなお墓KOBOは暮らしになじみやすいデザインで、置く場所に困りません。

また、著名クリエイターにより製作されたデザイン性の高さも特徴的です。

小さなお墓KOBOについて詳しく知りたい方はこちら小さなお墓KOBOについてをご覧ください。

手元供養品の置き場所は故人を最も感じられる場所を選ぼう

一般的なお墓では故人を頻繁に感じることは難しいですが、手元供養であればいつでも故人の存在を感じることができるようになります。

手元供養品を置く場所はいくつか注意する点はありますが、絶対的な決まりはありません。

故人の好みそうな場所や、故人をいつでも思い出せると思えるような場所を選びましょう。

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