終活でお墓はいらないと思っている方が陥りやすい注意点を解説
終活でお墓はいらないと思っている方も多いと思います。
お墓を持たないことで、維持費や管理費がかからないことや承継者問題も解決します。
しかし、故人を供養したり心のよりどころがなくなってしまったりするデメリットも存在します。
また、終活におけるお墓の問題はとても重要です。
残された家族のために最善の決断をしましょう。
この記事では、終活でお墓はいらないと思っている方が陥りやすい注意点について解説します。
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目次
終活でお墓がいらないという人は増えている?
近年、お墓を持たない方が増えている傾向にあります。
その方たちがよく行っている供養が散骨という方法です。
散骨は平成3年にNPO法人の葬送の自由をすすめる会が相模湾で実施したことで、今では国内で広く実施されるようになりました。
このようなことから、お墓を持たなくてもよいという方は増加していることがわかります。
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終活でお墓を持たないメリット・デメリットを紹介
お墓を持たないことによるメリットとデメリットを紹介します。
今、お墓を持とうか迷っている方は必見です。
お墓を持たないメリット
お墓を持たない場合のメリットを紹介します。
費用やお参りの負担が少なくなる
お墓を持たなければ、墓石等の初期費用や維持費、管理費がかからないというメリットがあります。
また、お墓を持ってしまうと定期的なお参りや掃除、草むしりも不要です。
もし、墓石のお墓を建てると初期費用で約80万〜250万円程度、年間管理費で約5千〜2万円程度がかかります。
永代供養墓などの小さなお墓でも、遺骨を個別安置するには少なくとも初期費用で10万円程度はかかります。
さらにお寺にお墓を持つ場合は、檀家の付き合いが必要になることがあります。
合同法要などへの参加が要件になっていたり、お寺の修繕費にお布施が必要になったりするとお墓とは別に出費がかさみます。
お墓を持たなければ、これらの費用は全てかかりません。
承継者の心配がない
お墓を持たなければ、自分がお墓の管理をできなくなったときに誰に管理をお願いするのか、子どもがお墓の世話をすることが大変にならないかなどの心配は必要ありません。
なお、永代供養は承継者を必要としないのでこの心配は解消されます。
お墓を持たないデメリット
お墓を持たないと次のようなデメリットが考えられます。
お参りをする場所がなくなる
お墓がないとお参りする場所がなくなってしまいます。
故人を供養したり、追悼したりする場所がないと寂しいと感じる方もいると思います。
さらに、散骨による供養をしてしまった場合、お墓を建てていないので遺骨を取り戻すことがかなり難しくなります。
親族などに反対をされる可能性がある
お墓は先祖代々引き継いできたものが多いです。
この慣わしを変えてしまうと、周りの親戚の方や地域の方、親族に反対されてしまう可能性があります。
特に、散骨をした後にトラブルになっても遺骨は取り戻せないので、後々まで遺恨が残ってしまう場合もあります。
終活でお墓がいらないという選択をした失敗例
近年は終活において、お墓を必要としない方が多い傾向にあります。
その理由として、お墓の維持費や承継者問題などがあるからです。
しかし、お墓を持たなかったことによる失敗例も存在します。
今回はその一例を紹介します。
遺骨を残さなかったことに対して親族から非難浴びた
故人の遺志を受けた遺族のある1人が海洋散骨をして供養したところ、親族から遺骨を残さないことに対しての非難を浴びたということがありました。
原因としては、故人と遺族のある1人だけで供養の流れを決めてしまったことが考えられます。
そのようなことを未然に防ぐためにも、親族全員の同意を得る必要があります。
まずは、親族と話し合いを行いましょう。
全員との議論が難しい場合は、エンディングノート等で供養の流れに関する意思を記しておくとスムーズに物事が決まることが多いです。
子どもが再びお墓を建てた
墓じまいをすることで承継者問題は解消されますが、今度は子ども達が両親の遺骨の納骨先に戸惑うケースがあります。
結果的に子どもがお墓を建て、建設費用などが大きくなってしまったという失敗例もあります。
この例の原因は、墓じまいするということを子どもに伝えておらず、子どもの同意が無かったことです。
やはりコミュニケーションはとても大切ということがわかります。
お墓の購入はブリーズガーデンへ
お墓を持たなかったことによる失敗例を紹介してきましたが、どの例も周りの方とのコミュニケーション不足が原因でした。
また、突然お墓を購入するとなるとかなりの初期費用がかかってしまいます。
そのようなときは小さなお墓KOBOのお墓の購入をおすすめしています。
KOBOでは手のひらサイズのガラスの中に、粉骨した遺骨を少量入れた小さなお墓の販売を行っております。
一つ一つ手作業で心を込めて作製しており、お墓を思わせない温かみがあります。
また、通常の墓石と比べて安価で気軽に購入しやすいです。
是非故人の供養をする際に使用してみてはいかがでしょうか。
詳しい手元供養や仏壇については▷小さなお墓KOBOをご覧ください。
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お墓は必要なのか
お墓がなくても、故人を供養することはできるのでしょうか。
結論としてはお墓は必ずしも必要ではありません。
お墓の有無は納骨をされる本人や家族の希望次第です。
お墓があれば、遺族が故人を偲ぶときの拠り所になります。
墓前で報告や決意表明などをすることで故人との繋がりを感じ、寂しさが和らぐこともあるでしょう。
しかし、お墓参りやお墓の維持を負担に感じて、それを子どもたちに引き継ぎたくないという方もいます。
お墓を持つかどうかは、親族の方でよく話し合う必要があります。
お墓は必ずしも必要ではない
お墓は必ずしも必要ではありません。
お墓は遺骨や遺体を納める場所です。
遺骨は散骨することで、お墓を持たずに供養することが可能です。
散骨とは、海や山などの自然環境に粉状に砕いた遺骨をまくことを言います。
したがって、必ずしもお墓を持つ必要はありません。
散骨をしない限りは墓地が必要になる
散骨をしないとなると、いずれはどこかの墓地と契約をしなければなりません。
墓地、埋葬等に関する法律では、遺体や遺骨は行政に墓地としての許可を受けた区域以外に埋葬または埋蔵することとしています。
また、指定された場所以外の埋葬や埋蔵は刑法190条に違反します。
注意が必要なのは、遺骨を加工したアクセサリー類です。
こちらも通常の遺骨と同様に扱わなければならない可能性があります。
したがって、遺骨が手元にある場合は行政の認可を受けている墓地に埋葬するか、決められた場所に散骨する必要があります。
決して定められていない場所に遺骨を捨てたり、埋めたりすることはしないようにしましょう。
これは遺骨を自宅で管理している場合も同じです。
管理者が亡くなると、管理されていた遺骨は遺族が散骨または納骨をすることになります。
終活でお墓がいらない人がすべき5つのこと
終活ではお墓のない葬送を望む方が増えました。
葬送とは遺体を葬るため、墓所まで送ることをいいます。
終活でお墓は不要と判断した際、やっておいた方がよいことを紹介します。
お墓は維持することが非常に大変で、放っておくと親族の迷惑になってしまうことがありますので注意しましょう。
現存のお墓を墓じまい
承継者トラブルを防ぐためにお墓を墓じまいします。
例えば、故人が亡くなってお墓に遺骨が納骨された場合、誰がお墓の管理や維持を行うのか明確になっていなければトラブルになりやすいでしょう。
そのようなときは、墓じまいが有効です。
墓じまいを行い、故人の遺骨は散骨で供養するという方法もあります。
また、KOBOの手元供養できる小さなお墓を購入すれば、自宅で供養が可能です。
よく親族同士での話し合いを行いましょう。
お墓の墓じまいの流れ
お墓の墓じまいの流れを紹介します。
- お墓の内部調査
- 取り出す遺骨の納骨先を契約する(合祀墓など)
- 閉眼供養(仏教の場合)
- 遺骨の取り出し
- 墓石の撤去
- 墓地の整地
- 墓地の返還
- 取り出した遺骨の納骨
始めに、墓地の管理者である霊園に連絡してから墓じまいを行うとよいでしょう。
霊園では提携する石材業者があり、墓じまいパックなどの便利なサービスを紹介してくれます。
お墓以外の納骨方法
最近ではお墓以外の納骨方法が増えてきているので、心配する必要はありません。
お墓以外の納骨方法の一例を紹介します。
- 合祀墓 3~10万円程度
- 散骨 5~30万円程度
- 手元供養 3~100万円程度
- 樹木葬 20~100万円程度
- 納骨堂 20~150万円程度
上記はあくまで例ですので、気になったものがあれば調べていただくことをおすすめします。
どのような供養方法であっても、家族が納得したものであることが大切です。
大切な方が亡くなってからトラブルが起こらないようにしっかりと話し合いを行いましょう。
家族の理解を得る
終活でお墓や葬儀のことを決める際には、残される家族の理解は必要不可決です。
終活でお墓の無い葬送を選ぶと、お墓の継承や維持管理、費用面での子ども達の負担は軽減します。
しかし、故人へのよりどころがなくなってしまう分寂しく感じてしまうでしょう。
終活で失敗しないためにもただ話し合うだけでなく、家族間で意見が食い違ってしまったときの折衷案も考えられるとよいです。
生前契約
生前契約とは、適切な判断力が無くなったときや自身の死後に、身元引取や財産の管理を任せる制度のことです。
身寄りがない人や、身内に負担をかけたくない人に利用されている制度で、生前事務委任・死後事務委任・任意後見契約といった内容があります。
生前契約をしたら、遺言やエンディングノートだけでなく口頭で伝えることも大切です。
文章だけですと、その文章を見ないおそれがありますので会話を通して伝えるようにしましょう。
遺言を残す
遺言を残すことで、遺志を明確に伝えることができます。
家族に遺言書の存在を伝えたり、公正証書遺言や自筆証書遺言を利用したりすると確実でしょう。
まとめ
最近では、終活でお墓を必要としない供養の方法が増えてきています。
メリットとしては維持費等がかからないことや承継者問題も起こらないことなどが挙げられます。
一方でお墓は故人を供養したり、追悼したりする場所であり、残された遺族の心のよりどころでもあります。
お墓を必要とするかしないかはよく家族で話し合い、結論を出すようにしましょう。
そして、故人が安らかに眠れるような環境をつくってあげましょう。
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