遺品整理を自分で行っても良い?方法、向いている人の特徴を解説

遺品整理を行う際に、

「自分で故人への思いを伝えたい」

「業者など第三者が家に上がると、なんとなく不安に感じてしまう」

と考える方も多いと思います。

しかし、遺品整理を経験したことのある方や遺品管理について知識のある方は少ないと思います。

そこで、この記事では業者を介さずに自分で遺品整理を行う方法だけでなく、必要な物、準備、注意点についても解説します。

また、自分で遺品整理を行うかどうか迷っている方向けに、遺品整理を自分で行うことが向いている人の特徴も紹介します。

遺品管理の知識が少なく困っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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遺品整理とは

遺品整理とは、故人の部屋や持ち物を整理して綺麗にすることです。

具体的には片付け、清掃、不用品の処分などの整理を行います。

大切にしていたものや思い入れのあるものに触れる機会であり、ご遺族にとって遺品整理は故人への思いを強く感じる出来事になるでしょう。

そのため、遺品整理を供養の区切りと捉える方も多いです。

遺品整理と似た言葉に「生前整理」があります。

遺品整理は故人が亡くなったのちに片付けを行いますが、生前整理では存命のうちに行います。

どちらも行うことは変わりません。

むしろ生前整理の方が故人の意向を反映しやすいことから、「行いやすい」「円滑にできるのでは」と考える方もいます。

生前整理を行う際も遺品整理の方法を参考にすると良いでしょう。

遺品整理が必要な場面

故人が亡くなった後に遺品整理を行う必要があるのだろうかと考える方もいます。

特に、故人の暮らしていた空間を変えること、動かすことに抵抗を感じる方もいるのではないでしょうか。

遺品整理は気持ちが落ち着くまで急ぐ必要はありませんが、先延ばしにできない場合もあります。

遺品整理では財産となるもの、価値のあるものが見つかる場合があります。

こうしたものの多くは納税や申告の必要が生じますが、納税や申告には期限が定められています。

相続税は、相続が生じてから10ヶ月以内に申告を行わなければならないとされています。

故人が亡くなる直前まで所得を得ていた場合は、亡くなってから4ヶ月以内に申告・納税を行わなければならないとされています。

また、故人宅が空き家になっている場合は、「劣化による破損・倒壊リスク」「不法侵入や不法占拠などの犯罪リスク」といった観点からできるだけ早く遺品整理を行うことが好ましいです。

賃貸物件の場合は居住していなくても家賃を払い続ける必要が生じます。

荷物を保管するのであれば別の場所へ移した方が経済的な場合もあります。

遺品整理で行うこと

遺品整理では、故人の持ち物や部屋の片付け、清掃、不用品の処分を行います。

多くの場合、遺品整理では最終的に部屋を整理整頓し物が少ない状態にすることや、空の状態にすることを目標とします。

遺品整理に伴い、税金や契約といった手続きが必要になることがあります。

また、遺品を処分する際には捨てるのではなく、供養を行う場合もあります。

そのため、遺品整理は単に故人の持ち物の整理整頓を行うというだけでなく、故人の葬儀から始まった供養の区切りと捉えることができます。

遺品整理というと「故人を思い出せるものを捨ててしまうのか」と抵抗を感じる方もいます。

ただし、思い入れのあるものや大切にしていたものに触れることで、故人との繋がりをより感じることができるようになると考えることができます。

遺品整理によって故人との別れを行えることが、故人にとってもご遺族にとっても好ましいでしょう。

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遺品整理を自分で行うことは可能?

遺品整理を業者などに依頼せず、自分で行いたいと考える方は多いです。

しかし、遺品整理の経験がない方は「知識がなくてもできるのだろうか」と不安に感じることがあります。

遺品整理は自分で行うことができます。

自分で行うことで、業者への依頼では得られないさまざまなメリットが生じます。

そこで、ここでは自分で遺品整理を行うメリット、遺品整理を自分で行うことが向いている人の特徴を解説します。

遺品整理を自分で行うメリット

財産など高価なもの、価値を持つものが見つかる場合がありますが、業者へ依頼することに不安を感じるという方もいるのではないでしょうか。

ほとんどの業者は真摯に仕事に取り組まれているため心配は要りませんが、それでも「どうしても気になる」「常に気を張り詰めてしまいそう」と感じる方もいると思います。

自分で行うことで第三者を介さないため、金銭的なトラブルが生じるリスクを低減できます。

また、自分で故人の持ち物に触れることで、一つずつに思いを巡らしながら作業を行うことができます。

故人との繋がりを大切にしたいというご遺族の希望を叶えることができるというメリットもあります。

遺品整理を自分で行うことが向いている人の特徴

遺品整理は故人と最後の接点であると感じる方も多く、自分で行うか業者へ依頼するかは向く人の特徴が大きく異なります。

遺品整理は以下のような特徴の人に向いています。

  • 第三者が家に立ち入ることが不安
  • 故人との思いを交わしたい

特に、家族以外の人が立ち入ることで金銭的なトラブルに発展することが不安な方には向いていると言えます。

また、自分なりの方法で故人への思いを伝えることができます。

遺品整理を自分で行うために用意するもの

遺品整理を自分で行う場合に用意するものを解説します。

遺品整理を自分で行うための服装

遺品整理を行うものを揃える際にはまず、服装から用意すると良いでしょう。

部屋の整理を行うため、埃やハウスダスト、ダニなどに対する対策を行う必要がある場合があります。

特に、長期にわたって人が立ち入らなかった部屋などを遺品整理する場合は注意しましょう。

「マスク」「手袋」、必要に応じて「防塵メガネ」などを着用した上で行いましょう。

処分に必要なもの

遺品整理を行う過程で、不用品の処分が必要になる場合があります。

処分を行う際には「ゴミ袋」を用意しましょう。

また、清掃を行うための「箒」「ちりとり」などの清掃用具も用意します。

また、普段は扱わない廃棄の方法が必要になる場合もあります。

自治体のルールに従って廃棄が行うことができるように、事前に「自治体指定のゴミ袋」などのものも用意すると良いでしょう。

また、遺品整理の際には誤って重要なものを廃棄してしまうことがあります。

貴重品や無くしてはいけない書類など、「廃棄しない物のリスト」を作成することも重要です。

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自分で遺品整理を行うときの流れ

自分で遺品整理を行う際の流れを解説します。

①スケジュールを決める

遺品整理を行うスケジュールを立てます。

ごみの収集日などを参考に、「いつまでに〇〇を終える」など段階的な目標を建てると円滑に実行しやすいです。

②必要な物と捨てる物に分ける

遺品を「必要な物」「捨てる」ものへ分類します。

区別が難しい場合は「捨てる物」から順番におこなうと進めやすいようです。

また、どうしても自分で判断できない場合は家族など周囲の方に手助けを求めましょう。

③捨てるものからリサイクル品や買取品を仕分ける

「捨てる物」に分類したものの中から、リサイクルや買取を行なってもらえるものを仕分けましょう。

全てを処分するのではなく、他の方へ使っていただくことで故人のものを有効に活用していただけます。

④処分するものを分別する

処分するものを自治体のゴミのルールに従って分類します。

粗大ゴミなど、回収の依頼が必要なものは事前に連絡をしておくと良いでしょう。

⑤清掃する

最後に、遺品整理を行った部屋の掃除を行います。

掃除を行なったあとは部屋に立ち入らない場合もあると思います。

思い残したことが無いように、隅々まで掃除を行いましょう。

自分で遺品整理を行うときのコツ

自分でうまく遺品整理を行うためのコツを解説します。

遺品整理は多くの方が経験していることではないと思います。

また、周囲の方にも相談できる人が居らず困っているという方もいるのではないでしょうか。

メリハリをつける

遺品整理を行なっていると、思い入れのあるものなどさまざまな物が出てくる場合があります。

そのため、自分で遺品整理を行う方の中には「なかなか整理が進まなかった」といった悩みを抱える場合もあります。

業者による遺品整理の場合は施工期間が決まっているため、期間内で完了することが多いですが、自分で行う場合はスケジュール通りに進まないこともあるでしょう。

メリハリをつけて遺品整理を行うことが重要です。

具体的には「1日で終えるノルマを決める」「大変そうなものは後回しにする」といった工夫が有効です。

買取業者とコンタクトを取る

不用品を処分する際は廃棄するだけでなく、買取をしていただくことでリサイクルできます。

買取業者とコンタクトをあらかじめ取っておくことでスムーズに買取をしていただくことができます。

遺品整理を専門の業者へ依頼する場合であっても、買取専門の業者の方が同席することもあります。

自分で行う場合でも買取専門の業者と顔馴染みになっておくと、信頼関係を築くことができ希望通りの選択ができるようになるかもしれません。

近所に迷惑をかけないように注意する

遺品整理を行う際は、自分の認識よりも音が生じている場合があります。

特に、本棚や箪笥などの家具を移動する際は物音が生じやすいです。

そのため、遺品整理で大きなものを動かす際には、「夜間や早朝は避ける」「なるべく大きな音を出し過ぎないように留意する」などの空を行いましょう。

また、遺品整理で大量のゴミが生じることがあります。

ゴミの捨て方は近隣の方とのトラブルに発展しやすいです。

自治体ごとに定められた方法に従って捨てるようにしましょう。

金銭トラブルに注意する

遺品整理で見つかった「財産」「価値の高いもの」の扱いには注意しましょう。

お金に関わることは親族間でのトラブルに発展してしまうことが多いため、不満を抱く方や知らされていない方がいないように注意しながら整理を行いましょう。

特に、相続税や確定申告など、税金について知識がなく困ってしまうこともあると思います。

税金について分からないことがある場合は、税理士や税務署へ相談すると良いでしょう。

自分達で解決をしようとして「納税可能な期限を過ぎてしまった」「申告漏れがあると指摘されてしまった」などの事態に発展してしまうこともあります。

遺品整理と同時に「供養方法」の検討も行おう

遺品整理を行うと故人の大切にしていた物を、故人と共に供養したいと考える方が多いです。

そこで、ここでは遺品整理と共に行われることの多い供養について解説します。

納骨堂

納骨堂とは、屋内の施設でご遺骨を納めることのできるお墓のことです。

従来のお墓では、屋外にあることから風雨による経年劣化やご遺骨の状態変化に気を使わなくてはならないという懸念点がありました。

納骨堂では、ご遺骨を供養のプロへお任せできるため、ご遺骨の状態は綺麗に保つことができます。

また、ご遺骨と共に故人の思い入れのある遺品を納めることができるスペースも存在します。

ご遺骨と共に遺品を保管しておきたいと考える方に向いた供養であると言えます。

永代供養

永代供養とはご遺骨を寺院や霊園に管理していただく供養です。

供養のプロである僧侶やお寺関係者にお任せできます。

永代供養には一般的な供養と比べて費用を抑えられるという特徴があります。

永代供養ではご遺骨と共に故人のゆかりの品を一緒に供養できるお墓が多く存在します。

お墓へ一度、供養すると法要などのタイミングで儀式を行う必要がないため、忙しい方や供養を行い続けることが難しいと考える方にぴったりの供養と言えます。

納骨と永代供養は似た意味を保つことから混同されやすい供養です。

納骨と永代供養の違いについて詳しく知りたい方は▷納骨と永代供養の違いは意味だけじゃない?特徴を比較して解説をご覧ください。

手元供養

手元供養とは、ご遺骨や遺品を装飾品、置物などに加工して自分で管理する供養のことです。

「従来のお墓」というと墓地にあるという印象を抱く方も多いと思います。

しかし、手元供養を行うとご遺骨や遺品を自宅で管理することができるようになります。

故人の存在を常に感じることや、忙しくてお墓参りにいけないといった煩わしさを感じることがなくなります。

また、手元供養は宗教的な考えに基づいて行うものではないため、従来のようなしきたりや習慣に縛られずに自分なりの自由な形で弔うことができます。

手軽に行うことができる手元供養、小さなお墓KOBO

手軽に行うことのできる手元供養品をお探しの方には「小さなお墓KOBO」がおすすめです。

「小さなお墓KOBO」はガラス製の小さなお墓で、手のひらサイズに収まり温かみの溢れるデザインが特徴です。

リビングやベッドサイドにおいても違和感を感じないほどの温かみを保つため、自宅のどこでも置いて供養ができます。

「小さなお墓KOBO」はガラス製の容器タイプのお墓であることから、ご遺骨だけでなく、形状によっては遺品も納めることもできます。

故人の存在を常に感じていたい、故人に生活を見守っていただきたいと考える方にはぴったりの手元供養品と言えるでしょう。

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遺品整理は自分で行うことができる!自分なりの方法で故人への思いを伝えよう

遺品整理は業者の方でなくても行うことができます。

自分でうまく行うためには事前の準備が重要です。

遺品整理を行う部屋や遺品の量を鑑みて、必要な物を用意することやコンタクトを取るなどの準備を行うようにしましょう。

遺品整理を故人との最後の接点と考える方も多いです。

自分なりの方法で故人への思いを伝えることができると良いのではないでしょうか。

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