散骨はよくないことではない!よくないと言われる理由と対処法を解説

悩む50代女性

散骨をすることでお墓の管理や費用に関する悩みを解決することができます。

また、故人を自然へ還すことができます。

こうした理由から近年、散骨が注目される機会が増えています。

そんな散骨ですが、新たに注目されている供養の方法だからこそ

「よくないことではないのか」

「縁起が悪いのではないか」

と思われてしまうことがありますが、そんなことはありません。

この記事では

  • 散骨はよくないと言われてしまう理由
  • 散骨はよくないと言われてしまった時の対処法

について詳しく解説します。

よくないと言われてしまい散骨に踏み切れないという方はぜひ参考にしてください。

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散骨とは

散骨とは、故人のご遺骨を海や山へ撒いて供養をすることです。

散骨をすると「お墓の管理が難しい」「宗教観やしきたりに縛られない供養をしたい」などの悩みを解決することができます。

また、故人の「自然に還りたい」「好きだった景色の中で供養してほしい」といった生前の希望を叶えることができることから、散骨を選択される方が増えています。

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散骨はよくないことではない

従来の供養というと故人のご遺骨はすべてお墓へ納めることが一般的でした。

故人のご遺骨を自然に返すという供養はこれまであまり一般的に行われていなかったため、中には散骨に抵抗を感じる方もいると思います。

しかし、散骨という行為自体に法的な問題や、宗教的な問題はありません。

ご遺族や故人の希望を実現することができることは良いことなのではないでしょうか。

このような理由から散骨はよくないことではありません。

散骨がよくないと思われてしまう6つの理由

供養の方法として選択されることの増えた散骨ですが、「散骨はよくないことである」と思われる方もいます。

散骨がよくないと言われてしまう理由を6つご紹介します。

理由①法的に問題があると思われる

散骨を違法だという誤解から反対をされる方がいらっしゃいますが、現在の日本において散骨を禁止する法律はありません

墓地、埋葬に関する法律においてをご遺骨を墓地ではない場所へ埋める行為を違法としていますが、供養を目的に適切な手順を踏んだ上で行う散骨は違法とされることはありません。

供養を目的とした散骨が違法とされた例や摘発された例はありません。

ただし、ご遺骨を細かく砕く「粉骨」を適切に行わないと、死体等遺棄罪などの法律に抵触してしまう可能性があるため注意が必要です。

散骨はご遺骨を細かく砕いた上で行われますが、ご遺骨が大きいままであると違法とされてしまうことがあります。

2mm以下の大きさまで粉骨をすれば散骨が可能になるという考えが一般的です。

多くの粉骨業者や散骨業者へ散骨をしたいということを伝えれば、適切な大きさまで粉骨してもらえます。

粉骨に不安を感じる方は業者へ依頼をすると良いでしょう。

理由②宗教的に問題があると思われる

従来の供養では故人のご遺骨はお墓へ納骨することが一般的であったため、散骨を「縁起が悪いことではないのか」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本において一般的な、仏教や神道において散骨を良くないとすることはないそうです。

また、太古より亡くなられた方の命は自然へ還り、また自然から命を授かるという考えがあったため、散骨は古くから行われていたと言われています。

そのため、故人を自然に還すことは人間本来の供養のかたちとも言えるのではないでしょうか。

このようなことから、散骨は宗教上の問題はないとされることが多いですが、すでにお墓を持っていて「散骨をして墓じまいをしたい」と考えている場合には注意が必要となることがあります。

特に、故人やそのご家族や寺院から「檀家(だんか)」と認識されている場合には注意が必要です。

檀家とは寺院を経済的に支援する家族のことで、檀家の方が供養をしないと寺院は収入に影響してしまうため反対されてしまうこともあるそうです。

墓じまいをする際は、事前に寺院としっかり話し合うようにしましょう。

理由③粉骨されたご遺骨を見ることに抵抗を感じる

粉骨されたご遺骨を見ることに抵抗を感じてしまい、散骨をよくないと考える方もいるでしょう。

ご遺骨はあまり見慣れないものである場合が多いため、特に小さなお子様を中心に「なんとなく怖い」「見ていると気が落ち着かなくなってしまう」と感じる方もいます。

また、散骨の際にはご遺骨を粉末状に細かく砕く「粉骨」が必要ですが、粉末状になったご遺骨に対して抵抗を感じる場合もあります。

散骨は宗教的な考えに基づいて行われるものではなく決まりはないため、状況に応じて臨機応変に方法を変えることができます。

ご遺骨の見た目に抵抗を感じる方がいる場合には、無理に散骨に参加させる必要はありません

代表者のみが散骨を行う場合もあります。

また、散骨業者にお願いして代わりに散骨を行ってもらうこともできるため、ご遺骨に抵抗がある方はこれらの方法を検討されてみてはいかがでしょうか。

理由④散骨をした近隣住民の方とトラブルになった

散骨をする場所の近隣に住む方が抵抗を示されることがあります。

中には周辺住民との間でトラブルに発展してしまうこともあるそうです。

自分の家の近くに他人のご遺骨を撒かれてしまうと不快に感じてしまうでしょう。

また、漁業を行っている海域で散骨を行ってしまうと漁を行っている方に迷惑をかけてしまいます。

散骨を行う際には事前に土地の管理者から許可を得た上で行いましょう。

自治体によっては条例で散骨を禁止している区域や海域を定めている場合があります。

また、禁止されていないからどこでも散骨を行ってよいということではありません。

法律や条例などのルールを守ることは勿論ですが、社会通念上のマナーや他の方の心情も意識しながら散骨を行いましょう

散骨を行う上でのトラブルについてさらに詳しく知りたい方は▷【散骨でよくあるトラブルの事例】トラブルを避けるための3つの対策をご覧ください。

理由⑤手元にご遺骨が残らないことに反対される

ご遺骨をすべて散骨してしまうとご遺族や親族の方に抵抗を示されてしまうことがあります。

散骨をするとお墓や手元供養のようにいつでもお参りをしたり故人を身近に感じることができなくなってしまいます

そのため、勝手にすべてのご遺骨を散骨してしまった場合や、すべてのご遺骨を撒くことを十分に伝えていなかった場合には周囲の方から反対されてしまうことがあります。

散骨を行う際には周囲の方としっかりと話し合った上で行うようにしましょう。

また、すべてのご遺骨を散骨するのではなく、供養の方法によってご遺骨を分ける「分骨」をすると複数の供養の方法を選択することができるようになります。

特に、散骨を行うといつでも故人の存在を感じることは難しくなってしまうかもしれませんが、手元供養を行うと故人をいつでも暮らしの中で身近に感じることができます。

故人の存在をいつでも感じることのできる手元供養品として小さなお墓KOBOが注目されています。

小さなお墓KOBOは両手に収まる大きさのガラス製のお墓で、著名クリエイターによって製作された温かみのあるデザインが特徴です。

インテリアにも馴染みやすく、暮らしの中で故人の存在を感じることができるようになります。

小さなお墓KOBOについてさらに詳しく知りたい方は▷小さなお墓KOBOをご覧ください。

理由⑥家族や親族が散骨をすることを知らなかった

故人の家族や親族がそもそも散骨をすることを知らなかった場合には反対をされてしまう場合があります。

一度、散骨をするとご遺骨を再び戻すことはできなくなってしまいます。

また、先祖代々、お墓を守ってきた方からするとご遺骨を納めてもられないことに抵抗を感じる場合もあります。

故人のためを思って起こしたはずの行動で親族や周囲の方との関係に亀裂が入ってしまうことは避けたいですよね。

何よりも故人にとっても喜ばしいことではないと思います。

散骨をする際には事前に周囲の方としっかり話し合い、お互いに同意を得た上で行いましょう

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散骨はよくないと言われてしまったときの対処法

ここでは散骨はよくないことだと言われてしまった場合の対処法を6つご紹介します。

周囲から反対されてしまい、散骨に踏み切ることができないという方は参考にしてください。

違法だと言われた場合

散骨という行為自体は法律で禁止されておらず、違法ではありません。

粉骨を適切に行った上で条例などの法令を遵守すれば、法的な問題は生じません。

違法だという思い込みから反対をされる方がいる場合には、違法ではないことをわかりやすく伝えてみましょう

例えば、

「適切な粉骨を行い、禁止されている地域で散骨を行わなければ違法となることはありません。」

といったように伝えてみてはいかがでしょうか。

罰当たりだと言われた場合

散骨に宗教的な問題はありません。

「罰当たりだ」「縁起が悪い」「成仏できない」などの考えから反対されてしまった場合には、宗教上の考えからも悪い行為ではないということを伝えましょう

また、散骨は古くから行われている行為で自然な供養の仕方であるということを伝えると説得力をますことができます。

例えば、

「散骨が宗教的によくないことされることはありません。古くから行われている自然な弔い方です。」

といったように伝えてみてはいかがでしょうか。 

粉骨されたご遺骨を見たくないと言われた場合

粉骨されたご遺骨やご遺骨自体に抵抗を感じる方には、無理に散骨を強いる必要はありません。

故人の供養において重要なことは、行為そのものよりも故人を想う気持ちや故人を弔う気持ちです。

代表者のみで散骨をすることや散骨業者へ散骨を委託することも検討されてみてはいかがでしょうか。

周囲の方のご遺骨に対する反応に不安を感じた場合は、散骨業者へ相談してみてもよいでしょう。

散骨をする近隣住民に撒くなと言われた場合

近隣住民の方や土地の所有者の意向に従いましょう。

故人を想ってしたはずの行動がトラブルに発展するといったことのないように心がけることが重要です。

事前に土地の所有者や自治体への確認が必要ですが、自分でそれらの情報をすべて把握することは難しいです。

散骨業者へ依頼をすれば問題なく散骨できる場所を選んでもらえます。

散骨をされる際には、トラブルを避けるためにも散骨業者への依頼をすることがおすすめです。

トラブルを避けた散骨を行うためには適切な散骨業者を選択することが重要です。

散骨業者の選び方について詳しく知りたい方はこちらの記事▷粉骨業者の選び方|選ぶときの5つのポイントと注意点を徹底解説をご覧ください。

親族からご遺骨を全て撒かないでほしいと言われた場合

ご遺骨をすべて散骨することに反対された場合は、ご遺骨を複数に分ける「分骨」を検討しましょう。

分骨をすることで同時に選択できる供養の選択肢を広げることができます

一部のご遺骨をお墓へ納骨することや、手元供養品へ封入することで故人の存在を身近に感じることができるようになります。

分骨の方法ついて詳しく知りたい方はこちらの記事▷分骨の方法とは?手順や費用から必要な手続き・供養方法まで解説をご覧ください。

散骨することを知らなかったと言われた場合

散骨をする際には事前に周囲の方としっかり話し合い、同意を得た上で行いましょう。

一度、散骨をしてしまうとご遺骨を元に戻すことはできません。

周囲の方に全く伝えない、または十分に伝えないまま散骨をしてしまうとトラブルの元になってしまうこともあります。

焦らずしっかりと話し合い多くの方が納得した上で行いましょう

散骨の方法

散骨には、どなたがどのように散骨を行うかによって3つの種類が存在します。

自分にあった散骨の様式を選択できるようにしましょう。

ここではそれぞれの散骨方法について解説します。

立会い散骨

故人のご家族や親族、親しかった方によって行われる散骨で、故人が自然へ還る様子を見届けることができます。

ヘリコプターや小型の飛行機などの航空機を用いて空からご遺骨を撒く、空中散骨の場合散骨と同時には遊覧飛行を行うことができます。

合同散骨

主に、海へご遺骨を散骨する海洋散骨において行われる方法で、複数のご家族が一つの船にご乗船して行われる散骨です。

立会い散骨よりも費用を抑えることができるてんが特徴です。

散骨海域では一組ごとにお別れのお時間が設けられることが多いですが、立会い散骨に比べてお別れの時間が短くなってしまうという特徴があります。

委託散骨

散骨業者がご家族や親族の代わりに散骨を行う方法で、ご遺骨を見ることに抵抗のある方がいらっしゃる場合におすすめです。

立会い散骨に比べて費用を抑えることができるという点も特徴的です。

ブリーズガーデンの海洋散骨サービス

ブリーズガーデンでは海洋散骨サービスを行っております。

弊社では、立会い散骨と委託散骨のプランをご用意しており、豊富な実績を活かしてお客様ごとに合ったプランをご提案させていただきます。

立会い散骨は120,000円(税別)より、委託散骨は45,000円(税別)より承ります。

また、それぞれのプランで「ご遺骨の粉骨」「散骨を行った地点の緯度・経度を記した海洋散骨証明書の発行」「海洋散骨の際の献花のご用意」のサービスを無料でご提供させていただきます。

ブリーズガーデンの海洋散骨サービスの詳細はこちらをご覧ください。

▷ブリーズガーデンの海洋散骨サービス

散骨はよくないことではない、自分に合った方法で故人の供養を

散骨は新たに注目される機会の増えた供養の方法であることから、よくないことであると誤解されてしまうことがありますが、そんなことはありません。

散骨を行うことでご遺族や親族の悩みを解決することや故人の希望を叶えることができます。

周囲の希望に沿えるような供養の方法、何よりも故人の納得のいく供養の方法を選択しましょう

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