納骨式のお供え物には決まりがある?香典のマナーも解説

お供え

お通夜や告別式のマナーは多くの方にとって一般的なのではないでしょうか。

ただし、納骨式は親族のみが参加する場合も多く、お通夜や告別式とは違いルールやマナーがわからない、知らないという方も多いです。

特に、納骨式のお供え物について

「何を選べば良いかわからない!」

「選んではいけないものはあるの?」

といった疑問や悩みを抱えている方もいると思います。

この記事では納骨式のお供え物の選び方から定番のお供え物、選んではいけないものを解説します。

また、お供え物だけではなく香典の相場や渡し方、お返しの方法も解説します。

納骨式のマナーが分からず不安だという方はぜひ参考にしてください。

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納骨式でもお供え物は用意する?

お供え物というと、「お参りの際に仏壇やお墓に供える」という印象の強い方も多いと思います。

お供え物はお参りの際にも供えられますが、法事・法要の際にも供えられます。

お供え物は故人に捧げる物であると同時に、法事・法要の準備され故人との交流の場を用意していただいたご家族や親族へのお礼でもあるためです。

宗派や地域によって異なる場合もありますが、故人のご遺骨をお墓に納める納骨式でもお供え物を用意することが一般的です。

納骨を故人と触れ合う最後の機会であるため、供養の節目と考える方もいます。

故人への贈り物としてはもちろんですが、ここまで尽力していただいた故人のご家族や親族へお礼の気持ちも込めてご用意されると良いのではないでしょうか。

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納骨式のお供え物の選び方

お供え物の選び方に厳密な決まりはありません

故人やご家族へ感謝の気持ちを伝えられるようなものを自分なりの考えで選ぶことができます。

お供え物を通じて故人やご家族を労ることを意識しましょう。

ただし、特に決まりはないと言われると選択肢が多すぎて困ってしまいますよね。

お供え物選びに困った場合は、定番のお供え物を選ばれると無難でしょう。

また、故人の趣味嗜好が分かる場合は、故人の生前好きだったものを贈ると喜ばれるのではないでしょうか。

納骨式のお供え物を選ぶ時の注意点

お供え物の選び方には特に決まりはないため、自分なりの考えで自由に選ぶことができます。

ただし、中には宗教上の考えなどから「ふさわしくない」とされるものもあります。

ここでは、お供え物として贈るにはふさわしくないものの特徴を4つご紹介します。

これらの特徴をしっかりと確認して「故人やご家族をねぎらうつもりがかえって不愉快な気持ちにさせてしまった」といったことのないようにしましょう。

また、宗派や地域によっては独自のしきたりや決まりがある場合もあります。

お供え物として送ってもよいか不安になった場合は馴染みの僧侶・神職、または一家の年長者へ相談してみると良いでしょう

五辛

一般的に、「五辛(ごしん)」を含む食べ物はお供え物にはふさわしくないとされます。

五辛とは、強い匂いや辛みをもつ野菜である「にら」「にんにく」「ねぎ」「らっきょう」「しょうが」のことを指します。

これらの匂いや辛みの強い野菜は、「色欲や怒りの心を助長し修行を妨げる」として仏教や道教などの宗教では古くから食べてはならないとされてきました。

そのため、五辛を含む食べ物をお供えすることは相応しくないとされるようです。

また、五辛ではありませんが、同様の理由で辛みを含む玉ねぎなどの野菜を含む食べ物も供えてはならないとされることが多いようです。

肉や魚

お肉や魚をお供えされることはふさわしくないとされます。

仏教などの宗教では禁忌とされる、動物の命を奪う「殺生」を連想させるためです。

また、生ものは傷みやすいため、自宅に帰るまで時間のかかる法要・法事の際の贈り物としては好ましくないでしょう。

「故人がお肉や魚を特に好んでおりお供えしたい」と考える場合は、お供えしても構わないか事前にご家族へ確認するようにしましょう。

また、夏場など特に傷みやすい状況の場合は、お供えした後にすぐ下げるなどの工夫を行うと良いでしょう。

トゲの生えているもの

トゲの生えている花などの植物はふさわしくないとされます。

トゲのある植物は「攻撃的」「傷つける」などの印象を連想させてしまうためふさわしくありません。

また、トゲのある植物は触れると怪我をしてしまう恐れもることからもふさわしくないといえるでしょう。

バラ属の花は「高貴で美しい」といった印象をもつため、お供えすると故人が喜ぶのではないかと考える方もいると思います。

しかし、多くのバラ属の花は、排他的な印象でありヒトに害を及ぼしてしまうトゲを有するためふさわしくありません。

また、同様の理由で、毒のある「スズラン、スイセン」、匂いの強い「ウメ」などのお花も美しいお花ではありますが、お供え物には適しません

明るい色、暖色系のもの

赤やオレンジなどの明るい色、暖色系のものは、主にお祝い事に使われる色であるためふさわしくありません。

これはお供え物だけでなく、お供え物を包む包装や袋の色についても留意しましょう。
デパートなどで購入される場合は「お供え物として」「法要用に」などと店員さんへ伝えれば、弔事用とよばれる華美な色ではない包装や袋の用意をしてくれる場合もあります。

もし、どうしても明るい色や暖色系の色のものを送りたい場合は弔事用の包装に包んでもらった上で、事前にご家族へ説明するなどの配慮を行うようにしましょう。

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納骨式によく選ばれるお供え物

ここでは納骨式によく選ばれる定番のお供え物をご紹介します。

選択肢が多すぎて迷ってしまうという方はぜひ参考にしてください。

お花はお供え物によく選ばれます。

一般的に、四十九日を迎えるまでは白を基調としたお花を、四十九日以降の場合は優しい色合いのお花を選ぶと良いとされます。

ただし、お供え物には特に決まりがないため自分の好きなお花を自由に選ぶことができます。

花屋さんで「お供え物用のお花をください」とお願いするとお供えに適したお花をアレンジメントして用意してくれる場合が多いです。

なお、祭壇がある場合には、左右に一対ずつ必要であるという点に注意しましょう。

果物

果物もよく選ばれるお供え物です。

デパートや青果店では「お供え物用セット」が用意されている場合がほとんどです。

バスケットタイプであれば持ち運びやすく見た目も柔らかい印象を与えるため、万人受けしやすくおすすめです。

なお、果物の個数は偶数だと割り切れてしまい「故人との縁が切れる」と連想させてしまうため奇数にする場合が多いようです。

お菓子

お菓子はよくお供え物に選ばれます。

お供え物というと花や野菜などのイメージが強い方も多いと思いますが、お菓子も喜ばれお供え物です。

要冷蔵のものや傷みやすいものは避けましょう

喪主は多くの方からお供え物をいただくため、お菓子をいただいても食べきれない場合もあります。

たくさんの方からお供え物をいただく方には、常温保存ができ日持ちのするものを選ぶと喜ばれるでしょう。

また、小分けされているお菓子は皆さんと召し上がることができるため好ましいです。
中には、羊羹やカステラなどの落ち着いた色合いのものを選ばれる方もいます。

お酒

お供え物にお酒を選ばれることも多いです。

特に、故人がお酒好きであった場合やご家族がお酒好きである場合によく選ばれます。

神事では日本酒が使われることもあり、「お供え物に日本酒以外のお酒を送っても良いのか」と思われる方もいると思いますがお供えするお酒の種類に決まりはありません

九州では焼酎、沖縄では泡盛をお供えされることも多く、お供えするお酒は自由に選ぶことができます。

海苔

お供え物はその場ですぐ召し上がられることは少なく、常温で置かれる期間が長いことが多いです。

そのため、常温で保管しても日持ちのする海苔はお供え物の定番です。

また、海苔の包装のデザインは上品で重厚なデザインのものも多いこともよく選ばれる理由のひとつのようです。

海苔以外にも乾麺などの乾物も、常温で長期間保存できるためよく選ばれます。

納骨式の香典

香典はお通夜や告別式の際に渡される印象の強い方もいると思いますが、納骨式でも香典を持参することが一般的です。

また、近年ではお供え物は持参せず香典のみを渡すという方もいるそうです。

ここでは、納骨式でお渡しする香典の相場や包み方、渡し方について解説します。

相場

納骨式の香典の相場は5千円から1万円程度であることが多いです。

ただし、地域や宗派のしきたりによって決まりがある場合もあるため、事前に一家の年長者や馴染みの住職・神職に尋ねておくと良いでしょう。

また、納骨式と一緒に会食も行う場合は会食費分も上乗せして包むと良いでしょう。

包み方

香典は香典袋のに封入した中袋に包みます

中袋には「金額」「住所」「名前」を記載します。

また、金額は旧字体を用いて記載します。

そのため、千は「仟」または「 阡」万は「萬」のように記載します。

香典袋は袱紗(ふくさ)と呼ばれる布に包んで持ち運びます

袱紗には、結婚式などのお祝い事などに用いられる慶事用のものとお葬式などの弔事用のもので色が異なります。

弔事用の袱紗は紫、紺、藍、茶色、グレーなどの寒色で華美ではないものを選択されることが多いです。

渡し方・タイミング

香典袋は受付でお悔やみの言葉を述べたのちに渡すようにしましょう。

受付が設けられていない場合は、納骨式が始まるまでのタイミングで喪主へ手渡ししましょう

喪主へ手渡す場合はお悔やみの言葉を述べてからお渡ししましょう。

お供え物のお返し

お供え物を受け取ったご家族は供養がひと段落した際に返礼を行いことが一般的です。

ここではお供え物や香典のお返しする時期、相場を解説します。

時期

お供え物のお返しを贈る時期・タイミングは宗派や地域によって異なりますが、多くの場合で忌明けから1ヶ月以内とされています。

忌明けとは、喪に服して故人を冥福する期間の終わりのことで、仏教では四十九日、神道では五十日祭のタイミングです。

忌明けを迎えるまで、故人のご家族は結婚式への出席や遠方への旅行は控えるべきであるとされることもあります。

忌明けは供養の区切りとなるため、返礼を行う余裕が生まれます。

供養が落ち着いた段階で感謝の気持ちを改めて伝えましょう。

相場

いただいたお供え物や香典のお返しは、いただいた額の3分の1から半分程度とされています。

ただし、高額なお供え物や香典を贈ってくださる方は、お力添えの意を込めているため返礼額は4分の1から3分の1程度にすることが多いようです。

いただいたもののお返しは金額だけでなく、ご挨拶など行動でも感謝の意を表すことができます。

金額だけにこだわるのではなく、気持ちを表現することも意識すると故人やご家族にとっても良いのではないでしょうか。

納骨の際のお供えは自由に行うことができる!自分なりの表現で感謝を伝えよう

納骨式の際にお渡しするお供え物や香典には特に細かい決まりはありません。

そのため、自分なりの表現で故人やご家族に感謝を伝えることができます。

ただし、中にはお供え物としてふさわしくないものもあるため注意をしましょう。

感謝の意を伝える方法は物だけではありません。

挨拶などの行動で感謝を伝えることができるようにしましょう。

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