お墓をまとめる方法とは?手段や費用も詳しく解説
複数のお墓を1つのお墓にまとめることを寄せ墓と言います。
さまざまな書類を提出して許可を取ったり、お墓の撤去工事などをして区画を更地にしたりするなどの手順が必要になります。
この記事では、お墓をまとめる際の方法や費用の相場などについて徹底解説します。
ABOUT KOBO
海洋散骨0円キャンペーン実施中!
KOBO(コボ)は、お部屋のインテリアに馴染みやすいガラス製のちいさなお墓です。
現在、通常25,000円の海洋散骨が0円になるキャンペーンを実施中です。
目次
複数のお墓を1つの区画にまとめることを「寄せ墓」という
寄せ墓とは、複数のお墓を1つの区画にまとめる行為をさします。
特に歴史ある家系だと複数のお墓が同じ区画内に立っていることが珍しくありません。
そこで、すでにあるお墓を解体してご遺骨をまとめて新しいお墓を建てることで、区画の中を整理することが可能になります。
異なる墓地のお墓を1つにまとめることも可能
異なる墓地のお墓をまとめることは可能ですが、いくつかの手順を踏むことが必要です。
異なる墓地のお墓を1つにまとめる場合、既存のお墓にまとめる方法と新たなお墓を建てて1つにまとめる方法が考えられますが、どちらも墓じまい・改葬許可申請の手続きが求められます。
墓じまいとは、お墓を撤去して更地にした区画を墓地の所有者に返納することを指します。
墓じまいの具体的な進め方をより詳しく知りたい方は▷墓じまいの手続き|実は簡単?方法やよくある疑問も解説をご覧ください。
改葬許可申請は墓地から異なる墓地へご遺骨を移動させる際に必要な行政手続きのことです。
墓じまいをおこなったお墓のある自治体の役所で手続きをおこないましょう。
異なる宗派のお墓を1つの寺院にまとめるのは基本的に不可
宗派が異なるお墓同士を1つの寺院にまとめることは、お墓を建てる寺院に受け入れられないことが多いです。
異なる宗派のお墓を1つのお墓にまとめたい場合は、寺院墓地ではなく宗派を問わない民営・公営の霊園などを選ぶことをおすすめします。
両家墓については神社や霊園に問い合わせて確認を
両家墓は、異なる姓のお墓をひとつにまとめた墓のことを指します。
少子高齢化が進み、家のお墓を継承する人がいなくなってしまうことが増えてきました。
そのため、両家の墓をひとつにまとめることで、お墓参りの回数を半分にすることができたり自宅近くの場所にお墓を置くことができたりすることができます。
神社や霊園に問い合わせて、両家墓を建てることができるか確認しておくとよいでしょう。
ABOUT KOBO
海洋散骨0円キャンペーン実施中!
KOBO(コボ)は、お部屋のインテリアに馴染みやすいガラス製のちいさなお墓です。
現在、通常25,000円の海洋散骨が0円になるキャンペーンを実施中です。
お墓を1つにまとめるメリット
お墓を1つにまとめることで、たくさんあるお墓の手入れが簡単になったり、離れた場所に建っているお墓をまわってお参りする労力の負担が軽くなったりするというメリットがあります。
昔は、個人または夫婦単位でお墓が建立されることが多かったので、離れた場所にお参りしなくてはいけないことや線香や供花などの手入れが負担となっていました。
寄せ墓をすることで、それらの負担を軽減することができるでしょう。
寄せ墓の流れ
寄せ墓の流れとして、家族や親戚の合意を得る・寺院や霊園などお墓の管理者に相談する・改葬にまつわる手続きをおこなう・新しいお墓の種類を選ぶなどが挙げられます。
ここでは、寄せ墓をおこなう流れについて詳しく解説します。
家族や親戚の合意を得る
寄せ墓をおこなうことを決めたら、まずは家族や親せきの合意を得るようにしましょう。
「お墓をまとめると不幸になる」といった話を信じている方もいらっしゃる可能性があります。
寄せ墓の話をする際は、まとめることに対する許可を取ることはもちろん、寄せ墓をするにあたっておこなう祭祀や法要などについても説明するとよいです。
寺院や霊園などお墓の管理者に相談する
寺院や霊園などに許可を取らなければお墓をまとめることはできません。
許可を取り、工事に必要な申請やお墓の大きさの制限の有無を確認しましょう。
改葬にまつわる手続きをおこなう
寄せ墓をするにあたって、お墓の引っ越し作業である改葬をおこないますが、これにはさまざまな許可を取る必要があります。
正式な許可を求める書類である改葬許可申請書や許可を得られたことを証明する改葬許可証などを準備しましょう。
改葬に関する手続きの具体的な内容について詳しく知りたい方は▷改葬とは?墓じまいとの違いやメリットと具体的な具体的な手順を解説をご覧ください。
新しいお墓の種類を選ぶ
新しいお墓の種類や古い墓石の撤去・整地にかかる費用などを石材店で相談し、見積もりをおこないます。
民営・公営の霊園にお墓を作る際はどのような石材店を選んでも問題がないことがほとんどですが、寺院霊園にお墓を建てる際は石材店を指定される場合があるので気をつけるようにしましょう。
閉眼供養をおこないお墓を解体する
閉眼供養とは魂抜きとも言い、古い墓石から故人の魂をただの石に戻すための儀式のことを言います。
お墓を解体する前には必ずおこなうようにしましょう。
閉眼供養の後は、古いお墓から遺骨を取り出し区画の整地をおこない、土地の所有者に更地になった区画を返却するようにします。
新しいお墓が完成したら開眼供養をおこなう
開眼供養は入魂式や魂入れとも呼ばれ、お墓に故人の魂を宿らせるという目的で僧侶に読経してもらうなどの法要をおこなうことです。
新しいお墓が完成したら開眼供養をおこないましょう。
遺骨を納骨する
開眼供養が終わったら、新しくできたお墓に遺骨を納めましょう。
これで寄せ墓の手順が完了になります。
ABOUT KOBO
海洋散骨0円キャンペーン実施中!
KOBO(コボ)は、お部屋のインテリアに馴染みやすいガラス製のちいさなお墓です。
現在、通常25,000円の海洋散骨が0円になるキャンペーンを実施中です。
お墓を1つにまとめる際の費用相場と内訳
お墓を1つにまとめる際は、今あるお墓の撤去費用などのさまざまな費用がかかります。
ここではお墓を1つにまとめる際の費用相場と内訳について詳しく解説します。
寄せ墓の費用相場は
同じ区画に建つお墓を1つにまとめる際は約100万円、新しくお墓を作る際は130万円~200万円が、寄せ墓にかかる費用の相場と言われています。
ただし、区画の広さ・新しく作るお墓の規模などによっては費用が変動することが多いので、葬儀業者や石材屋などに相談して詳しく見積もりをおこなうことをおすすめします。
また、宗派の違う寺院に移る場合には、檀家を離れる際に支払わなければいけない離檀料がかかるので注意しましょう。
①今あるお墓の撤去費用
既に建っているお墓の撤去には1㎡につき約10万円が相場と言われています。
また、寄せ墓では2基以上のお墓を撤去することもあるので、2基目以降の費用が上乗せされることも理解しておくと安心です。
②新しいお墓の購入費用
新しいお墓を建てようと思っている方は、お墓によってかかる費用がかなり異なります。
複数のお墓が建っていた区画に新しくお墓を建てる場合は、100万円~300万円かかると考えておくとよいです。
③閉眼供養と開眼供養のお布施代
閉眼供養や開眼供養にかかる費用は霊園・寺院によって異なりますが、お布施には1万円~5万円かかることが多いです。
また、寺院の外にある霊園に僧侶の方を呼ぶ場合は1000円~5000円ほどの御車代を渡しましょう。
お墓をまとめてご供養にかかる負担を軽減しよう
お墓をまとめることでお墓の手入れにかかる手間や離れた距離にある墓地への移動の負担を軽減することができます。
寄せ墓は新しく作る墓などによって費用にかなり差が出るので、自分に合った墓を作るようにしましょう。
お墓をまとめる手段として、手元供養もおすすめです。
手元供養は、ご自宅で骨壷だけでなくアクセサリーなどにご遺骨を加工するなどして故人を供養することができます。
小さなお墓KOBOは手のひらに収まるサイズのガラス製のお墓です。
有名なクリエイターの作成による暖かみのあるデザインが特徴的で、インテリアにも馴染みやすく暮らしの中で故人の存在を感じやすい手元供養品です。
小さなお墓KOBOについてさらに詳しく知りたい方は▷小さなお墓KOBOをご覧ください。
ABOUT KOBO
海洋散骨0円キャンペーン実施中!
KOBO(コボ)は、お部屋のインテリアに馴染みやすいガラス製のちいさなお墓です。
現在、通常25,000円の海洋散骨が0円になるキャンペーンを実施中です。