墓じまいの手続き|実は簡単?方法やよくある疑問も解説

墓じまいの手続きを説明している様子

近年、墓じまいをされる方が増えています。

墓じまいを行うと、「後継者がいない」「お墓の管理が難しい」などといった悩みを解決できるようになるためです。

墓じまいは経験がないと分からないことや不安なことも多いと思います。

特に、墓じまいに伴う手続きは

「法律に詳しくないからよくわからない」

「祭祀継承者は高齢だが、本人に任せてちゃんと手続きできるのだろうか」

などと不安を感じやすい点なのではないでしょうか。

そこで、今回は墓じまいの手続きを10のステップに分けて解説します。

また、墓じまいの手続きをする際に感じやすいよくある疑問についても詳しく解説しています。

墓じまいを検討しているが手続きが難しそうでなかなか踏み出せないという方はぜひ参考にしてください。

                               

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墓じまいに手続きは必要?

墓じまいとはお墓をたたみ、取り払うことです。

墓じまいでは墓石を取り払うだけでなく、お墓の使用権もお墓の所在する墓地や霊園へ返還します。

そのため、お墓のあった墓地・霊園へお墓の返還に関する手続きを行わなければなりません。

また、お墓を移動させる場合は、お墓の所在する自治体の役所へ申請を行った上でなければ行うことができません。

そのため、墓じまいを行うためには墓地・霊園や自治体の役所へ手続きを行う必要があります

ただし、お墓には従来、代々受け継ぐものという感覚が一般的であったため周りに墓じまいの知識や経験がないという方も多いのではないでしょうか。

そんな印象を持たれることの多い墓じまいの手続きですが、実は手続きの方法に疎い人でも簡単に行うことができます

しっかりと理解して悔いなく墓じまいできるようにしましょう。

手続き順に紹介!墓じまいに必要な手続き10ステップ

墓じまいの経験がないと、「何から始めて良いか分からず困ってしまう」という方もいるのではないでしょうか。

ここでは墓じまいに必要な手続きを10個のステップに分けて解説します。

「10個も手続きがあるなんて難しいのではないか」と感じてしまう方もいるかもしれませんが、専門的な知識がなければできない難しい手続きはひとつもありません。

①家族・親族と相談

墓じまいを行うことを家族や親族と相談します。

十分に話し合いができていない場合や納得できていない方がいる場合はトラブルに発展してしまうことがあります。

もしも、納得できていない方がいる場合は、納得するまで話し合ってから次の段階へ進むことがおすすめです。

反対されてしまう場合は、墓じまいを行うことの重要性を伝えると良いでしょう。

墓じまいを検討される場合は、後継者がいないことや管理をする方がいないこともあります。

従来のお墓ではなくなってしまったとしても、供養を続けることの重要性を述べると納得していただけることが多いです。

例えば、

「違う形であっても故人やご先祖さまへの感謝や想いを伝えることはできます。

今のお墓でなくても供養ができるような方法をご一緒に検討しませんか。」

などと伝えてみてはいかがでしょうか。

②霊園や寺院へ相談

お墓の所在する霊園や寺院へ墓じまいを検討していることを相談しましょう。

一般的に、お墓をもっている家系はお寺から「離檀」を行う必要があります。

離檀とは、お寺を経済的に支援する家系である「檀家」としての関係を断つことです。

お寺は檀家が離檀をすると経済的に影響を受けるため、慎重に話し合わないとトラブルに発展してしまうことがあります。

一般的に、離檀でのトラブルを避けるためには前もって離檀の意向を伝えておくことが重要です。

多くの場合、お寺には「ご家族に代わってお墓をお守りしている」という想いがあります。

そのため、檀家からいきなり離檀をすると告げられてしまうと、あまり良い印象は受けないのでしょうか。

離檀を検討している際にはなるべく早急にお寺へ相談すると良いでしょう。

③ご遺骨の供養方法を決める

墓じまいをした後のご遺骨の供養方法を決めます。

改葬を行う場合には、墓じまいを行う前にご遺骨の新たな供養の方法を決めていなくては申請を許可してもらえません。

そのため、お寺から離檀をする許可を得た段階で、ご遺骨の新たな供養の方法を考えます。

新しく供養をする場合は、従来のお墓以外への納骨を希望される方が多いですが、永代供養墓への納骨を検討する場合は注意が必要です。

永代供養墓は人気が急上昇しており、なかなか納骨できない場合もあります。

そのため、永代供養墓への納骨を希望される場合はなるべく余裕をもった行動を心がけましょう。

また、新たな納骨先が決まった場合は、新たな納骨先である霊園や寺院から「受け入れ証明書」の発行を受けましょう

④改葬許可申請書に記入をする

新たな供養の方法が決まったら、墓地の所在する自治体の役所から「埋葬許可申請書」の発行を受けましょう。

この書類は、墓じまいをして別のお墓へ移すために必要な書類の申請用紙です。

改葬の申請は自治体から行っており、自治体ごとに申請方法が異なる場合もあります。

多くの場合は自治体のホームページで改葬の方法をくわしく解説しています。

お墓のある自治体のホームページを確認しましょう。

自治体によっては、直接、役所へ出向かなくても自宅から申請できる「電子申請サービス」を行っている場合もあります。

自治体のホームページを確認してみましょう。

⑤改葬許可証の発行をうける

必要事項を記入した改葬許可申請書を提出します。

改葬許可申請書を提出した後、内容が受理された場合は改葬許可証の発行を受けることができます。

改葬許可証の発行を受けることができれば、役所で行う手続きは終わりです。

改葬許可証の発行を受けることができれば墓じまいを行うことができます。

また、自治体によって異なりますが、改葬許可証の申請には時間がかかることもあります。

なるべく余裕をもって申請を行いましょう。

⑥墓じまいを行う日程を調整する

墓じまいを行う準備ができたら、墓じまいを行う日程を調整します。

一般的に、葬儀や納骨のように家族や親族を集めるなどの決まりはありませんが、可能であればなるべく多くの家族・親族を集めるようにしましょう。

全く知らされずにお墓がなくなってしまうとトラブルの原因となることもあります。

「自分たちのお墓が知らないうちに墓じまいしてしまっていた」「墓じまいを行うところを見ることができなかった」といったことのないように、できるだけ多くの方に伝えると良いのではないでしょうか。

また、親族が多い場合は時間がかかってしまいやすいです。

そのため、できるだけ早めに伝えるようにしましょう。

⑦石材店へお墓の撤去を依頼する

墓じまいでは墓石も完全に撤去して更地にした状態でお寺へ明け渡さなければなりません。

墓石は非常に重たく、専門的な知識がなければ安全に運び出すことはできません。

そのため、お墓は「石材店」という専門業者が撤去を行います。

石材店と馴染みがなく、どのように業者を選び依頼すれば良いのかわからないと感じるかもしれません。

ただし、石材店選びで心配する必要はありません。

多くの場合ではお寺から、「指定石材店」というお寺が選出した石材店を紹介していただけます

指定石材店は、妥当な価格設定で丁寧に仕事をしていただける場合が多いです。

⑧閉眼供養

墓じまいを行う際にはお墓を動かしてご遺骨を取り出した後に撤去をする必要があります。

仏教では「お墓には魂が宿っている」と考えられ、お墓を動かすためには魂を抜く儀式を行わなければなりません。

魂を抜く儀式は「閉眼供養」と呼ばれ、多くの場合はお墓のあった墓地・霊園の住職や僧侶によって行われます

閉眼供養は、お世話になった寺院や霊園の住職・僧侶などの関係者とゆっくり話す最後の機会となることもあります。

そのため、閉眼供養の機会にこれまでお世話になった感謝も伝えられるように意識すると良いでしょう。

また、閉眼供養の前にはお墓とその周辺の清掃を行うと良いでしょう。

閉眼供養について詳しく知りたい方は▷閉眼供養とは?方法や閉眼供養が必要になるものまで徹底解説をご覧ください。

⑨お墓の撤去

閉眼供養が完了したら、依頼した石材店からお墓の撤去を行ってもらいます。

お墓の撤去が完了したらお寺へ明け渡します。

お墓の撤去が完了したら、再度、清掃を行います。

綺麗な状態でお寺へ明け渡すことができるように意識すると良いのではないでしょうか。

また、清掃したゴミはそのままにせず、きちんと廃棄しましょう。

お寺によっては、ゴミ置き場を設けている場合もあります。

⑩ご遺骨の供養

納骨されていたご遺骨の供養を行います。

この時、改葬許可証の提示を求められることがあります。

改葬許可証は重要な書類であるため無くさないように注意しましょう。

また、お墓へ納骨されていたご遺骨にはカビや傷みが生じてしまう場合があります。

ご遺骨に傷みやカビが生じている場合は、納骨や供養を行う前に傷みやカビの切除を行います。

一般的なお墓への納骨だけでなく手元供養や散骨を行う場合であっても、カビや傷みがある場合には切除を行いましょう。

墓じまいの手続きに関するよくある疑問

ここでは、墓じまいの手続きに関するよくある疑問を解説します。

あまり経験のない方にとっては分からないことだらけだと思います。

もし、疑問が生じた場合は疑問のままにせず身近な方や詳しい方へ相談してみましょう。

家族と相談せずにとりあえず手続きを進めたらいけないの?

墓じまいを行う権限は祭祀継承者にあります。

民法第897条により「お墓を管理・処分する権限は祭祀継承者にある」とされているためです。

そのため、祭祀継承者がお墓の墓じまいなどの方針を決めることが可能です。

ただし、祭祀継承者に決定権があるからと行って、祭祀継承者の独断で墓じまいを進めるとトラブルの元になってしまうことが多いためおすすめできません

特に、墓じまいは一度行うと元に戻すことはできないため、家族・親族とのトラブルに発展してしまいやすいです。

墓じまいを行う場合は、なるべく多くのお墓に関わる方々と話し合った上で行うことが好ましいです。

独断で行ってしまったという事例以外にも、墓じまいのトラブルと対処法についてさらに詳しく知りたい方は▷墓じまいのトラブルは解決できる!【実例あり】対処法を解説をご覧ください。

書類を失くしてしまったらどうすればいい?

書類を失くしてしまった場合は「墓じまいができなくなってしまうのでは」と焦ってしまいますよね。

ただし、書類を失くしてしまっても適切な行動をおこなえば、無事に墓じまいを行うことが可能になります。

もしも、書類の紛失が発覚した場合はなるべく早急に再発行の手続きを行いましょう

再発行は書類の発行を受けた場所で行います。

受け入れ許可証などの書類は発行を受けたお寺や霊園へ再発行の申請を行い、改葬許可証などの書類は発行を受けた自治体の市役所で再発行を受けます。

再発行には時間がかかることがあり、再発行を怠ってしまうとその後の墓じまいの過程に遅れを生じさせてしまうこともあります。

そのため、なるべく早急に再発行の手続きを行いましょう。

また、書類の紛失を防ぐために「複数の方で書類の保管場所を情報共有しておく」「不用意に持ち出さない」「定期的に書類が揃っていることを確認する」などの工夫を行うと効果的でしょう。

本人以外が手続きすることはできる?

祭祀継承者が墓じまいの手続きを行うことに不安を感じる場合もあるのではないでしょうか。

体の不調などの理由により祭祀継承者が墓じまいの手続きを行うことに不安を感じる場合は、祭祀継承者の変更を行うことも検討しましょう。

ただし、祭祀継承者の変更は家庭裁判所に祭祀承継者指定の申立てが必要な場合もあり、時間や手間がかかってしまうこともあります。

そのため、なるべく早く手続きを行いたいと考える方にとっては祭祀継承者の変更はあまり現実的ではないと感じる方もいるのではないでしょうか。

祭祀継承者が墓じまいに同意しているが役所や寺院・霊園に伺うことが難しいという場合は、祭祀継承者以外の方が代理人として手続きを行うことが可能です。

この場合は祭祀継承者が同意していることを示す委任状が必要です。

また、祭祀継承者は事前に墓じまいの意思や方法について、前もって周囲の方と話し合っておくと良いでしょう。

何らかの理由で本人の意思決定が難しくなってしまった場合は、事前の意思表示が重要になることがあります。

手続きで悩み事ができたら誰に相談すれば良い?

墓じまいの手続きについて、悩み事ができた場合は役所の担当部署か弁護士へ相談しましょう。

自治体では、管理者や後継者のいないお墓である無縁仏を減らすために、さまざまな工夫を行っています。

そのため、困りごとができた場合は自治体の役所へ伺うと、支援やアドバイスを受けることができるかもしれません。

また、祭祀継承者の承認など法的な手続きに関わる悩み事ができた場合は弁護士へ相談しましょう。

弁護士へ相談するメリットには、法律の専門家の助言を得られるというだけではなく弁護士は法的な手続きができるという点が挙げられます。

民法によって祭祀継承者はお墓の方針を決定する権利が認められているため、弁護士へ依頼をすれば墓じまいを強行することができます。

墓じまいは経験したことのある方も少ないことや、お金に関わる悩み事を抱くことが多いため、相談できる相手の選び方が難しいと感じることもあると思います。

墓じまいの悩み事は内容によって適切な相談相手が存在します。

悩み事ごとの相談相手の選び方について詳しく知りたい方は▷墓じまいに困ったら誰に相談すればいい?よくある相談も解説をご覧ください。

墓じまいのような手続きのいらない供養

「墓じまいの手続きは一人で行うことは難しいかもしれない」と感じている方や、「再び墓じまいをすることはなるべく避けたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

墓じまいをした後のご遺骨は再び納骨しなければなりませんが、再びお墓へ納骨すると将来的に墓じまいの必要が生じることがあります。

特に、親戚が少なく「後継者がいなくなった」「お墓を管理する人がいなくなった」などの理由から墓じまいをした場合は、再び同じような悩みを抱える可能性がもあります。

こうした悩みを抱えている方には、墓じまい後の納骨はお墓以外への納骨を検討してみてはいかがでしょうか。

お墓へ納骨しない供養は「宗教観やしきたりにとらわれない」「費用を抑えられる」などの理由から近年人気が高まっています。

お墓へ納骨しない供養では「散骨」「手元供養」が特に注目されています。

散骨とはご遺骨を山や海へ撒く供養のことで、手元供養とはご遺骨を置物や装飾品へ加工する供養のことです。

散骨や手元供養を検討されている方は、ブリーズガーデンのサービスがおすすめです。

ブリーズガーデンでは「小さなお墓KOBO」という手元供養品を作成しています。

「小さなお墓KOBO」は手のひらサイズの小さなお墓で、ガラス製の温かみに溢れるデザインが特徴の手元供養品です。

一般的に供養に関するものには「なんとなくこわい」「夜見るのは少し抵抗がある」などの印象を抱いてしまうことが多いです。

特に、小さなお子様はそのように感じる場合も多く自宅へお墓を置くことに抵抗を感じる方も少なくありません。

ただし、「小さなお墓KOBO」は温かみのあるデザインにより、お子様がいる場合でもリビングや寝室などにおいても抵抗を感じにくいことが特徴です。

また、小さなお墓KOBOはガラス内にご遺骨を封入して保管するため、ご遺骨を清潔な状態に維持することができます。

また、ブリーズガーデンは海へ撒く散骨である「海洋散骨」も得意としています

散骨にはご遺骨を細かく砕く「粉骨」が必要ですが、ブリーズガーデンでは自社内に粉骨を行う工房を持つため、責任をもって散骨までサポートさせていただくことができます。

ブリーズガーデンのサービスについてさらに詳しく知りたい方は▷ブリーズガーデンのサービスをご覧ください。

墓じまいの手続きは意外と簡単!

墓じまいと聞くとなんだか難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

ただし、実は墓じまいで行う手続きは簡単に行うことができます。

また、もしも困ったことがあった場合は一人で抱え込まず、自分の周りの詳しい方へ相談しましょう。

故人やご先祖さまに対して最も感謝や想いを伝えることのできる供養を選択できる容易に意識しましょう。

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