四十九日に適切な服装とは?選び方や注意点を解説

四十九日法要を行う際、

「どのような服装が適しているのか」

「アクセサリーは付けてもいいのか」

など、疑問を抱く方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、この記事では「四十九日法要に適した服装」「四十九日法要の準備」「四十九日法要で行うこと」「四十九日法要のお布施」などをご紹介します。

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四十九日とは

四十九日とは、故人が亡くなってから四十九日目に行う法要のことです。

故人は四十九日目に極楽浄土に行けるかどうかが決まると言われています。

宗派や地域のしきたりによっては、四十九日法要を行わないと極楽浄土に行けないと考えられる場合もあります。

そのため、ご遺族は故人が極楽浄土に行けるよう、盛大に法要を行い供養を行います。

四十九日を迎えることを「忌明け」と呼びます。

四十九日までの期間は喪に服すため、結婚式や七五三などのお祝い事に参加してはならないとされます。

忌明けを迎えると、ご遺族は平常通りの生活に戻りお祝い事への参加も可能になります。

神道の儀式の1つである五十日祭は仏教の四十九日と同じ「忌明け」を意味します。

遺品整理をまだ行っていない方は、

▶︎遺品整理を49日前に行っても問題ない?理由や注意点をご紹介

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【男性版】四十九日法要に適した服装

ここでは男性の四十九日法要に適した服装を解説します。

四十九日法要に適した服装は大きく「正喪服」「準喪服」「略式喪服」に分けることができます。

これから四十九日法要に参加する方は、ぜひ参考にしてみてください。

正喪服

正喪服とはもっとも格式の高い装いで、葬儀を主催する方が着用する喪服です。

正喪服では黒のモーニングコートやネクタイ、ベスト、靴下を着用します。

また、シャツはレギュラーカラーの白いシャツのものを選びましょう。

カフリンクスやポケットチーフはアクセサリーであるため、可能な限り付けない方が良いでしょう。

ただし、カフリンクスやポケットチーフを付ける際は黒のものを選ぶようにしましょう。

また、夏に葬儀を行う場合、「ジャケットを常に羽織らなくてはいけないのだろうか」と疑問に感じることもあると思います。

一般的に、気温などの理由でやむをえずジャケットを着用することが難しい場合は、葬儀を行う会場以外ではジャケットを脱いでも構わないとされます。

準喪服

準喪服とは正喪服の次に格式が高い装いで、ブラックスーツのことを指します。

正喪服との主な違いはモーニングコートを着用しないことです。

一般的に、準喪服は参列者が着用する服です。

しかし、現在では主催する側の方が着用することもあります。

準喪服ではネクタイやベスト、靴下は無地の黒を身につけます。

略式喪服

略式喪服とは準喪服の次に格式が高い装いです。

略式喪服は学生服やリクルートスーツのことです。

喪主側から「平服でお越しください」などと案内がある場合は、略式喪服を着用していくと良いでしょう。

平服と聞くと普段着を想像される方も多いです。

しかし、法事の案内において「平服」とは略式喪服のことであるため、誤って普段着を着用していかないように注意しましょう。

ネクタイや靴は光沢のない無地で黒色のものを着用しましょう。

また、ワイシャツは無地の白色、ジャケットは紺やグレー、黒色のシンプルなものを着用します。

子供の服装

乳幼児の場合は、靴や靴下、タイツは黒や紺などの喪服に似た色を着用しましょう。

小学生以下の場合も黒や紺の服を着用すると良いでしょう。

また、黒や紺であっても華美なデザインのものは避けましょう。

幼稚園などの制服を持っている場合は、制服を着用しましょう。

小学生から高校生の服装は制服が喪服の代わりになります。

制服がない場合は黒や紺の服装を着用しましょう。

大学生は大人と同じ扱いになるため、喪服を着用しましょう。

【女性版】四十九日法要に適した服装

ここでは四十九日法要に適した女性の服装をご紹介します。

男性と同じく喪服は「正喪服」「準喪服」「略式喪服」の三段階に分けることができます。

正喪服

正喪服とは喪服の中で最も格式の高い装いで、黒無地のワンピースやスーツなどが挙げられます。

ワンピースやスーツの丈はひざ下かくるぶしくらいの物が良いでしょう。

一般的に、法要の際にアクセサリーなどの飾りを付けることはマナー違反とされています。

四十九日法要の際に履く靴はリボンなどの飾りが付いているものは避けましょう。

また、ヒールの高さに決まりはありませんが、ピンヒールなど歩きにくく華美なものは避けたほうが良いしょう。

鞄についても柄が入っていない黒無地のものを選びましょう。

準喪服

準喪服とは正喪服の次に格式が高い装いで、主に参列者が着用します。

女性用の準喪服は黒のワンピースです。

黒のワンピースはレースなどの飾りがついていても問題ありませんが、露出が多いものは避けましょう。

髪の毛はまとめなくても問題ありません。

ただし、髪の毛をまとめる場合は、飾りのない黒の髪留めや黒いヘアゴムを使用しましょう。

基本的に、葬儀にふさわしい髪色は黒色です。

ただし、金髪のように派手な色でなければ、無理に黒染めする必要はありません。

そのため、ダークブランなどの色味は許容されるでしょう。

略式喪服

略式喪服とは準喪服の次に格式が低い喪服です。

女性用の略式喪服には、黒や紺、グレーなどの落ち着いた色のワンピースやパンツスーツがあります。

ワンピースは露出が少ないものや柄が入っているものは避け、パンツスーツの場合も光沢のないものを選びましょう。

子供の服装

乳幼児の靴や靴下、タイツは黒や紺などの喪服に似た色を着用しましょう。

小学生以下の場合も乳幼児と同じ色の服を着用すると良いでしょう。

幼稚園などの服装がある場合は制服を着用しますが、私服の場合は黒や紺であっても華美なものは避けましょう。

小学生から高校生は制服が略式喪服となります。

スカートの丈の長さはひざ下程度の長さにしましょう。

靴下は黒や白色を着用しましょう。

制服を所有していない場合は黒や紺色のワンピースや黒や紺色のブラウスにスカートを着用しましょう。

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四十九日法要の準備

ここでは四十九日法要の準備についてご紹介します。

僧侶の手配

僧侶の手配をしましょう。

先祖代々のお墓がある場合は、お寺に連絡をして四十九日法要の依頼をしましょう。

先祖代々の墓がない方やお寺とのお付き合いがない方は、知人にお寺を紹介してもらう葬儀の際にお世話になったお寺に相談するといった方法があります。

また、インターネットで僧侶を手配するサービスも存在するため、こうしたサービスの利用も検討してみても良いでしょう。

案内状

案内状には「故人の名前」「法要の日時と場所」「自身の名前と住所」を記入します。

四十九日法要の案内状は僧侶の手配が完了してから行いましょう。

日程などの詳細が決まっていない状態で日時や場所を伝えると、手配できなかった場合に日時の変更が必要になります。

やむなく日程や場所の変更を行う場合や日時の変更が予想される場合はメールで伝えると良いでしょう。

メールであれば、スムーズに変更の案内を連絡することができます。

案内状を送付する前には誤字脱字がないかよく確認しましょう。

誤字脱字がある案内状は、相手に与える印象も異なります。

家族や親族などの身近な人にも誤字脱字がないか確認してもらいましょう。

また、案内状を返信する際は、出席の意思表示と宛名の”行”を二重線で消し”様”へ変更してから投函しましょう。

場所

場所が遠いと交通費や時間などを要するため、出席者に足労をおかけしてしまうことがあります。

場所を決める際は、案内状を送付した方々が出席しやすい場所にしましょう。

また、出席者の中には車でお越しになる方がいる場合もあります。

十分な駐車エリアがあるか予め確認しておきましょう。

四十九日法要で行うこと

ここでは四十九日法要で行うことをご紹介します。

四十九日法要で行うことは主に「納骨法要」「開眼法要」「会食」です。

これから四十九日法要を行う方は、ぜひ参考にしてみてください。

納骨法要

納骨法要とは故人のご遺骨を納骨する法要のことです。

僧侶へ感謝の気持ちとしてお布施をお渡しします。

納骨式を行う際に必要となるお布施の費用は30,000円〜50,000円程度と言われています。

お布施を渡すタイミングは納骨式の前にあいさつへ伺う際に渡すことが多いです。

ただし、絶対に納骨式の前に渡さなくてはならないという決まりはなく、法要前に忙しそうにされていた場合は法要後に渡しても問題ありません。

納骨法要は納骨だけでなく、ご遺族代表の挨拶や読経、線香を供えるため、納骨式とも呼ばれます。

納骨式にかかる時間は30分から1時間程度と言われています。

納骨式を終えた後はお供え物を供え、供えたお供え物は持ち帰りましょう。

お供え物を供えたままにして持ち帰らないことはマナー違反になります。

納骨法要の際の服装は、

▶︎納骨式の服装は喪服?適した服装や忘れやすい持ち物まで解説!

をご覧ください。

この記事では、納骨に適した服装や注意点、持ち物まで徹底解説します。

開眼法要

開眼法要とは墓石に故人の魂を吹き込むことです。

墓石に故人の魂を吹き込むことで、墓石をお墓とすることができます。

一般的に、開眼法要を行う際の服装は平服を着用している方が多い傾向があります。

開眼供養を行う際は故人のお墓が存在している墓地を管轄している僧侶に依頼することが多いです。

会食

一般的に、法要の後には参加者や僧侶におもてなしとして会食します。

会食では1人あたり3,000円〜10,000円程度の食事を用意しましょう。

飲み物代はアルコールを飲む参加者が多いか少ないかによって大きく異なります。

そのため、1人あたり1,000円程度の飲み物を用意しておくといいでしょう。

会食を個人で用意することが難しい場合は、業者に依頼することがおすすめです。

業者に依頼する際に必要となる費用の相場は食事代と飲み物代の5〜10%程度、人件費はスタッフ1名あたり数千円程度とされます。

僧侶によってはスケジュールの都合上、会食に参加できない場合があります。

そのため、会食に参加できない代わりに御膳代をお渡しします。

御膳代の相場は5,000円〜10,000円程度と言われています。

四十九日法要の際に僧侶が複数人で来られた場合には、僧侶の人数分の金額を包みましょう。

御膳料をお渡しする際は、一人一人に御膳料の封筒をお渡しするのではなく、ひとつの袋にまとめ、端数が出ない金額にしましょう。

袋は、ほとんどの宗教で使用できる「共通袋」が売っているのでそちらを使用すると良いでしょう。

四十九日法要のお布施

お布施とは、法要を行っていただいた感謝の気持ちとして僧侶に金銭を渡すことです。

お布施の費用には決まった金額が存在しません。

そのため、どのくらいの金額を渡せばいいのか分からない方もいらっしゃると思います。

ここでは四十九法要のお布施についてご紹介します。

四十九日法要のお布施には「お車代」「御膳代」「開眼供養」「納骨式」があります。

四十九日法要を行う際はこれらのお布施を予め用意しておくと良いでしょう。

お車代

僧侶によっては、お車を利用してお越しになる場合があります。

その際は、お車代が必要になります。

お車代の相場は、5000円〜10,000円程度と言われています。

お車代は封筒に封入してお渡しします。

封筒は郵便番号や柄が印刷されていない無地のものを用意しましょう。

封筒の表には「お車代」と記入することが一般的です。

また、「お車代」の下に喪主、住所、金額などを細かく記入してもいいでしょう。

ただし、金額を記入する際は旧字体の漢数字で記入しましょう。

封筒の裏には何も記入しなくて問題ありません。

開眼供養

開眼供養を行う際はお布施が必要になります。

開眼供養の際に必要となるお布施の金額は30,000円〜50,000円程度と言われています。

お布施を渡すタイミングは開眼供養が行われる前でも後でも構いません。

お布施は封筒に封入してお渡しします。

お布施として使用する封筒は、お車代の際に使用する封筒と同じものを使用しましょう。

封筒の表には「お布施」と「名字」を記入します。

封筒の裏には氏名と住所、電話番号を記入しましょう。

市販のお布施袋には初めから「お布施」と印刷されています。

そのため、市販のお布施袋を使用する場合は手書きで「お布施」と記入する必要はありません。

四十九日法要を行う際は適切な服装をしよう

四十九日法要を行う際は適した服装があります。

四十九日法要に適した服装は「正喪服」「準喪服」「略式喪服」です。

喪服は格式によって「正喪服」「準喪服」「略式喪服」の三段階に分けることができます。

正喪服は葬儀を主催する側の方が着用する服です。

一般的に、準喪服や略式喪服は参列者が着用します。

四十九日法要を行う際は暗めの髪色にしましょう。

基本的にアクセサリーは身に着けないようにしましょう。

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