ペットのご遺骨を供養することはできる?方法や注意点を解説
ペットのご遺骨も供養を行うことができます。
ペットの供養には様々な方法がありますが、ペットの供養はこれまで一般的に行われていなかったため、わからないことも多いのではないでしょうか。
供養は一度行うと再びやり直すことが難しいため、あまり深く考えずに決めると後悔してしまうことがあります。
この記事では、そんなペットの供養の方法や選び方、供養を行う際の注意点を解説します。
さらに、供養の方法を決めることができない時の解決策もご紹介しています。
「ペットのご遺骨を供養したいが、供養の知識に自信がなく困っている」という方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
ペットのご遺骨も供養を行うことができる
大切な家族であるペットを亡くしたとき、
- 葬儀を行なって送り出してあげたい
- お墓を作ってあげたい
と考える方は多いです。
ただし、ペットの供養はこれまで一般的には行われてこなかったため、供養を行なっても良いのか疑問に感じる方や不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
近年では、ペットを家族の一員として考える方が増えており、ペットも故人を弔う際と同様に供養を行うことができます。
一般的に、ペットの葬儀を行うことやお墓を建てることに、宗教的・法的な決まりはないため個人の裁量に基づいて供養を行うことが可能です。
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ペットのご遺骨を供養する方法
ペットのご遺骨を供養する方法は大きく分けて
- 墓地・霊園で供養
- 納骨堂で供養
- 自宅で供養
の3つになります。
また、ペットのお墓について詳しく知りたい方は▷ペットをお墓で供養することはできる?お墓の種類や流れを徹底解説を参考にしてみてください。
この記事ではお墓を建てる方法や、ペットのお墓の種類・形態、お墓を建てるまでの流れについて詳しくご紹介していきます。
墓地・霊園で供養
近年、ペットのご遺骨をペット専用の墓地・霊園で供養することや、故人と一緒に供養することができるようになりました。
ペット専用の霊園・墓地で供養するために必要な費用の相場は10~30万円程度といわれています。
また、ペット専用の霊園・墓地であっても一部のペットのご遺骨は受け付けていない場合があります。
そのため、ペット専用の霊園・墓地の管理者にあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
故人と一緒にペットを供養するために必要な費用の相場は70~130万円程度といわれています。
民営霊園や寺院墓地では、ペットと故人を一緒に埋葬することができる場合があります。
ペット専用の霊園・墓地で供養する場合や故人とペットが一緒に供養する場合には、年間管理料が別途でかかることもあります。
納骨堂で供養
納骨堂とは建物などの屋内で遺骨を保管する施設です。
納骨堂の特徴は天候にかかわらず供養ができることです。
屋内に位置しているため、悪天候の日でも供養ができます。
また、駅近に位置していることが多いため、身体の不自由な方や高齢の方でも供養がしやすいです。
一般的に、屋外に設けられたお墓では腐りやすいものや生ものはあまりお供物に向かないとされます。
納骨堂ではスタッフが定期的にお手入れをしているため、生花やペットフードなど、屋外ではお供えしにくい物もお供えできます。
環境に影響されず、理想の形で大切な家族を供養することができる点が納骨堂のメリットのひとつです。
自宅で供養
自宅で供養する場合は室内または庭などの屋外で供養されることが一般的です。
室内で供養する際は粉骨した遺骨を骨壺に入れて行うことが多いです。
粉骨したご遺骨にカビや傷みが生じないように注意する必要があります。
粉骨し粉状になったご遺骨は粒子が細かいため湿気を吸収しやすく、カビが発生しやすいです。
骨壺による供養を検討している方はご遺骨にカビや傷みが生じないように乾燥剤や除湿剤などを利用すると良いでしょう。
屋外で供養する際は
- ペットのお墓を建てる方法
- ペットのお墓を作る場所の選び方
を考えながらお墓を建てるようにしましょう。
また、ペットのお墓をお庭に建てようと検討している方は自分がペットのお墓をお庭に建てることに向いているかということを確認しておくことが重要です。
屋外での供養についてさらに詳しく知りたい方は▷ペットのお墓を庭に建てることはできる?注意点や手順を徹底解説を参考にしてみてください。
ペットのご遺骨を供養する方法の選び方・注意点
ペットのご遺骨を供養する方法の選び方や選ぶ際の注意点をご紹介していきます。
家族全員が納得できる方法を選ぶ
どの供養を選ぶのか家族全員で話し合うことが重要です。
供養は一度、行なってからやりなおすことは難しいためです。
また、大切な存在であるからこそ、
「悔いが残らないようにじっくりと考えてから決めたい」
という思いを抱く方は多いのではないでしょうか。
家族の中で、誰か1人でも後悔をしないようにするために、急がずに様々な供養の方法を検討することをおすすめします。
ライフスタイルの変化を考慮しておく
ペットの遺骨を供養する方法を選ぶ際にはライフスタイルの変化も考慮に入れておきましょう。
特に、自宅の庭にお墓を作ると引っ越しやリフォームを行うことができなくなることがあります。
賃貸物件に住んでいるなど、引っ越す予定がある方やリフォームを検討している場合は、ライフスタイルの変化に適応できる供養を検討すると良いでしょう。
お墓の持ち運びが簡単な供養はこうしたライフスタイルの変化に柔軟な場合が多いです。
家族と一緒に納骨を検討する場合は寺院・霊園に相談する
ペットの遺骨を家族と一緒に納骨する際には寺院・霊園に相談する必要があります。
全ての寺院・霊園で故人とペットが一緒に供養できるわけではありません。
そのため、納骨を希望する寺院・霊園がある場合は、あらかじめ
「故人と共にペットを供養していただくことはできますか」
などと伺ってみることをおすすめします。
最も想いを伝えられると感じるものを選ぶ
ペットの遺骨を供養する方法を選ぶ際には、生前のペットの姿や思い出を考えながら決めると良いでしょう。
具体的には、
「外に出かけることが好きなペットだったら、屋外での供養を検討する」
「家で寝ることが好きなペットだったら、屋内の供養を検討する」
といったようにペットの性格や好きなことを思い出しながら供養の方法を選ぶと、ペットへの想いを伝えることができるかもしれません。
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ペットのご遺骨を保管する方法
様々な供養の方法やペットの性格、家族の意見などを考慮すると、供養の方法を決めることが難しい場合があるかもしれません。
そのような場合、一度自宅安置や納骨堂に保管することを検討してみることをおすすめします。
自宅安置
自宅安置とは、ご遺骨を自宅に置いて供養するということを指します。
供養の方法を決めるまでの間やお墓の手配が完了するまでの間は、自宅安置をされる方が多いです。
自宅安置であればペットは慣れている環境であるため、安心できるかもしれません。
また、お墓での納骨のように距離感を感じることなく日常的にペットの存在を感じ続けることもできます。
納骨堂に安置
自宅だけでなく、納骨堂に安置するという選択肢もあります。
納骨堂は本来、故人のご遺骨ができるまで、一時的にご遺骨を預かっていただく施設でした。
そのため、納骨堂はご遺骨の状態を綺麗に保ったまま預かることに長けていることが多いという特徴があります。
もしも、埋葬を行なった後に気持ちが変わったとしても、一度埋葬したご遺骨を取り出して供養をやり直すことは難しいです。
しかし、納骨堂で安置しておく場合、埋葬せずに保管することができます。
そのため、供養の方法が決まっていないという方にはおすすめです。
ペットのご遺骨を保管する際の注意点
ペットのご遺骨を保管する際、特に気をつけた方がよい注意点を2つ紹介します。
ペットのご遺骨を供養した経験がなく、不安だと感じる方はこれからご紹介する注意点を参考にしてみてください。
ご遺骨は粉骨を行うとカビが生えやすくなる
ご遺骨の粉骨を行うと、ご遺骨を納めるスペースをコンパクトにすることができます。
しかし、粉骨を行ったご遺骨はカビが生えやすいという点に注意する必要があります。
湿度の高い場所に遺骨を置いてしまうとカビが生えやすくなります。
また、粉骨したご遺骨は粒子が細かくなるためとても湿気を吸いやすくなります。
ご遺骨にカビを生やさないためには、
- 高温多湿な環境を避ける
- ご遺骨に直接手で触れない
- ご遺骨を密閉する
といった対策が効果的です。
ご遺骨にカビを生やさないための工夫についてさらに詳しく知りたい方は
▷粉骨するとカビが生える?大切な遺骨をカビから守る4つのポイントを参考にしてみてください。
この記事では、ご遺骨にカビが生える原因やカビを生やさないための方法、さらには適切な保管方法までご紹介していきます。
人目が気になる場合がある
近年、家族の一員とも言えるペットをもっと身近に感じたいという想いから自宅供養をする方が増えています。
そのため、自宅供養であれば玄関など目に付きやすい場所に骨壺を置くことができますが、来客される方が抵抗を感じることがあるかもしれません。
自宅で供養することは決してやましいことではありませんが、一眼が気になる場合は
「お墓であることを思わせないデザインのものを選ぶ」
「目につきにくい場所へ移動させる」
などの工夫を行うと良いでしょう。
後悔のない供養の方法を選択し、大切なペットのご遺骨を供養しよう
ペットのご遺骨は供養することが可能です。
ペットの遺骨を供養する方法は大きく分けて
- 寺院・霊園で供養
- 納骨堂で供養
- 自宅で供養
があります。
供養の方法を決める際には家族やライフスタイル、さらにはペットの性格なども考慮に入れて決めることが重要です。
供養をする方法を決めることが難しい場合は、自宅安置や納骨堂で安置を行うと良いでしょう。
こうした保管方法では、供養を行うタイミングでご遺骨を簡単に取り出すことができます。
供養の方法を決める際にはペットや家族に悔いが残らない方法を選べるようにしましょう。
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