三年祭とは?三回忌との違いやお供え物・香典の相場について解説

三回忌という言葉はよく耳にしますが三年祭はどのようなものかご存じでしょうか。

聞いたことはあっても「三回忌と何が違うのか分からない」という方も多いでしょう。

この記事では神道の年忌法要である三年祭について詳しく解説します。

お供え物や香典、参列する際のマナーについてもご紹介しているので、参列されるご予定のある方は事前に確認してみてください。

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三年祭とは?

三年祭は神道の年忌法要である式年祭の1つであり、故人が亡くなった3年後(満3年)におこなわれる儀式です。

式年祭には三年祭の他にも一年祭や五年祭、十年祭などがあり、神主が祝詞をあげます。

一般的には満50年でおこなわれる五十年祭で弔い上げとなります。

三年祭は親族や友人、知人等を招いておこなわれることが多いです。

満5年でおこなわれる五年祭以降は家族のみの出席が近年一般的となっています。

メディアでもよく取り上げられる伊勢神宮の式年遷宮や諏訪大社の御柱祭も式年祭の1つにあたります。

仏式の場合は三回忌(年忌)と呼ばれています。

三回忌の方が耳馴染みがあるという方も多いかもしれません。

三回忌は三年祭とは異なり、亡くなってから2年目におこなわれます。

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三年祭のお供え物

神式ではお供え物のことを「神餞物(しんせんもの)」といい、神餞をお供えすることを「献選(けんせん)」といいます。

神餞物には米や酒、魚、菓子などの食べ物を用意することが一般的です。

また仏式ではお供え物として花や線香を用意しますが、神式ではそのような風習がありません。

禁止されている訳ではありませんが花や線香は避けた方が無難でしょう。

もし案内状に「お供え物を辞退する」といった旨が記載されている場合は、ご遺族の気持ちを尊重して持参しないことがマナーとなります。

お供え物ののし(掛け紙)は何を使う?

お供え物ののし(掛け紙)は基本的には仏式と同じです。

関西では弔事用の黄白5本の結び切り、関東では地域によって黒白5本の結び切りが使われることが多いです。

表書きは「御供」「奉献」「奉納」などと書きます。

のしの下には誰が贈ったかが一目で分かるように名前をフルネームで記入しましょう。

香典の相場

香典の相場は仏式と同じで、故人との関係によって相場は変動します。

また会食の有無によっても変動します。

会食がある場合の関係性別の相場は以下の通りです。

関係 相場
両親 1万円~5万円
兄弟・姉妹 1万円~3万円
祖父・祖母 1万円前後
親しい親族 1万円前後
友人・知人 5千円~1万円
職場関係者 3千円~5千円

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香典を入れる封筒は何を使う?

香典を入れる封筒は無地の不祝儀袋を使いましょう。

蓮の花が描かれているものは仏式の儀式で用いられるものであるため、神式では無地のものを選ぶのが無難です。

水引は黒白か双銀の結び切りを用意しましょう。

表書きは「御神前」「御玉串料」「御榊料」などと書きます。

またお札は向きを揃えて入れ、袱紗(ふくさ)に包んで持参しましょう。

三年祭に参列する際のマナー

神道の法事である三年祭に参列する際に知っておきたいマナーをご紹介します。

仏式とは異なる部分もあるため事前に確認し、理解しておきましょう。

案内状への返事は早めにおこなう

三年祭の日程や会場が決定したら、ご遺族は参加してほしい人へ案内状を送ります。

案内状が送られてきたら早めに返事をすることをこころがけましょう。

基本的にご遺族が会食をする会場等を準備することになるため、出欠を早めに知らせることが大切です。

神道の法事にふさわしい服装で参列する

三年祭などの神道の法事は喪服、準喪服で参列することが基本となっています。

男性は白のワイシャツに黒いスーツを着用します。

女性は黒のワンピースやアンサンブルを着用します。

子どもは黒や紺などのダークカラーの服装や学校の制服を着用するとよいでしょう。

ご遺族から平服でもよいという案内があった場合は平服で参列することもできます。

また、数珠は仏式の法事でのみ使用されるものであるため、持っていく必要はありません。

神道の生死観を理解する

神道の生死観は仏式とは異なる部分があり、それに伴って適した言葉使い・適さない言葉使いが存在します。

仏式では故人は三途の川を渡り彼岸へ去っていくという考え方がありますが、神道では故人は守護神として家族を守ってくれるという考え方があります。

そのため仏式ではよく「ご冥福をお祈り申し上げます」と言いますが、この言葉は神道には適しません。

神道の場合は「御霊のご平安をお祈り申し上げます」という言葉が適しています。

使い分けることが難しい場合は「心からお悔やみ申し上げます」といった一般的な言い回しを使っても問題ありません。

管理のしやすさで選ぶなら手元供養

以前は供養方法としてお墓を購入し埋葬する方法が一般的でしたが、近年は多様なニーズに合わせて様々な供養方法が登場しています。

お墓は墓石購入費用に加えて維持費や管理費が継続的にかかることや、相続の問題などからトラブルに発展することも多いです。

また定期的に足を運ぶ必要もあり、お墓が遠方にある方や身体の不自由な方、高齢者などは苦労されることもあるでしょう。

このような方々におすすめの供養方法として、手元供養が挙げられます。

手元供養は手元供養品と呼ばれる骨壺のようなものの中にご遺骨を封入し、ご自身の手元で管理する供養方法です。

手元供養にかかる費用は基本的に手元供養品を購入する費用のみであるため、お墓を建てるより経済的な負担も少ない点が特長です。

またご自身の手元に置いておけるため管理もしやすく、いつでも手を合わせることができます。

故人を身近に感じられる供養方法として人気が高まっています。

手元供養についてさらに詳しく知りたい方は

▶︎手元供養とは?種類や費用、メリット・デメリットまで徹底解説

をご覧ください。

手元供養品の中にはブレスレットやネックレスなどのアクセサリーもあり、ご自身でつくることができるものもあります。

肌身離さず持っていたいという方や思い入れのあるものを作りたいという方にぴったりです。

アクセサリーなど手作りできる手元供養品ついてさらに詳しく知りたい方は

▶︎手元供養品は手作りできる?自分で作れるおすすめの手元供養品5選

をご覧ください。

小さなお墓KOBO

手元供養を検討されている方におすすめなのが「小さなお墓KOBO」です。

小さなお墓KOBOは著名クリエイターが1つ1つ丁寧に手作りした、同じものが1つとしてないガラス製の手元供養品です。

大きさは手のひらサイズとコンパクトであるためリビングや寝室など場所を選ばず置くことができます。

骨壺は無機質なデザインで生活空間に置きにくかったり、子どもに「怖い」といった印象を与えてしまったりすることも少なくありませんが、小さなお墓KOBOはデザイン性に非常に優れているため、インテリアとして置くことも可能です。

小さなお墓KOBOについてさらに詳しく知りたい方は

※ブリーズガーデン KOBOについて

をご覧ください。

まとめ

三年祭は神道の年忌法要である式年祭の1つであり、故人が亡くなった3年後(満3年)におこなわれる儀式です。

仏式の三回忌にあたるものですが、三年忌は亡くなってから2年目におこなわれるため開催時期が異なります。

三年祭に参列する際は、神道の考え方を理解して臨むことが重要です。

お供え物にあたる神餞物には食べ物を用意し、花や線香は控えるとよいでしょう。

香典の相場は仏式の三回忌と同様ですが、封筒は無地の不祝儀袋を使用し、「御神前」「御玉串料」などと記載します。

案内状への返事は早めにおこない、また服装に気を付けて参列しましょう。

ご遺族、参列者ともに気持ちよく法事がおこなえるよう、事前の準備と当日の振る舞いに気を配ることが大切です。

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