喪に服す際の服装はどうする?男女別の服装のマナーなどについて解説

喪に服す期間中は、故人を悼み供養するために、法要などに参列する機会が多いです。

法要に参列する際には、服装や髪型などに気をつける必要があります。

喪服には正喪服・準喪服・略式喪服という3段階の格式の差があり、それぞれの喪服には服装や小物に違いがあります。

ここでは、喪に服す際の法要などの服装や身支度の規定などについて徹底解説します。

ABOUT KOBO

海洋散骨0円キャンペーン実施中!

お問い合わせ導線画像

KOBO(コボ)は、お部屋のインテリアに馴染みやすいガラス製のちいさなお墓です。
現在、通常25,000円の海洋散骨が0円になるキャンペーンを実施中です。

キャンペーン詳細を見る 資料ダウンロード(無料)

「喪に服す」の意味

「喪に服す」ということの意味は、故人の家族が故人のことを想いながら過ごすことを指し、悲しい気持ちを表現するために特別な慣習があります。

喪に服す期間は普通1年間とされ、新年のお祝いなどのめでたい行事に参加するのを控えることなどが通例とされています。

近年、「喪」と「忌」は混合されがちですが、実は異なる意味を持っています。

「忌」の方が死の穢れを避けるという意味合いで制限される行為が多く、特に四十九日の法要を済ませるまでの期間である忌中は旅行や結婚式への参加などを控えるべきといわれることも多いです。

そのため、忌中の期間は喪中の期間の中でも慎むべき行為が多いということができるでしょう。

ABOUT KOBO

海洋散骨0円キャンペーン実施中!

お問い合わせ導線画像

KOBO(コボ)は、お部屋のインテリアに馴染みやすいガラス製のちいさなお墓です。
現在、通常25,000円の海洋散骨が0円になるキャンペーンを実施中です。

キャンペーン詳細を見る 資料ダウンロード(無料)

四十九日法要の男性の服装

喪中の期間の中でも特に重要な法要である四十九日法要では、男性は正喪服・準喪服という服を着用するとよいと言われています。

ここでは、喪服と黒スーツの違いや3種類の喪服の着こなしなどについて詳しく紹介します。

喪服と黒スーツの違い

喪服と黒スーツでは、主に色・布地・形の3つの点で異なっています。

喪服は墨黒・漆黒と呼ばれる光沢のない黒が使用されるのに対し、黒スーツでは光沢のあるものが多いです。

また、黒スーツはウールとポリエステルの混合された布地を使用することが多いですが、喪服はウールのみが使用されています。

加えて、黒スーツの形は体型に合わせて仕立てられたスリムなデザインですが、喪服は着用する場面が限られるため、体型が変化しても着られるようにゆとりをもったデザインになっています。

正喪服

正喪服とは喪服の中でも最も格式のある服装で、法要を執りおこなう施主や故人から三親等以内の親族が着用するのが望ましいです。

男性用の正喪服は黒のフロックコート・白のレギュラーカラーシャツ・コールズボンを着用して黒のベスト・ネクタイ・靴下を身につけます。

和服で法要に参加する場合は、背中・両腕・両胸に家紋の入った羽織で、紋付き・袴は羽二重の紋付羽織袴を着用しましょう。

準喪服

準喪服はほとんどの方が持っている喪服であり、法要の参列者が着用するものです。

ただし、近年では故人の親族や喪主であっても準喪服を着用することが増えています。

男性の準喪服はシングル・ダブルの光沢のないブラックスーツです。

黒いスーツであっても、リクルートスーツやビジネススーツは光沢が入っているので着用は避けましょう。

そのほかに、白いYシャツや光沢のない黒の靴下・ネクタイ・靴・靴下・ハンカチを着用します。

略式喪服

略式喪服は喪服の中で最も格式が低く、法要の案内で「平服でお越しください」などの案内があった場合などに着用します。

略式喪服では、フォーマルスーツ以外に黒・紺・グレーの地味なスーツを着用し、白シャツ・黒の靴下・地味な色の靴やネクタイを身につけるようにしましょう。

男性のマナー

男性が守るべき服装以外のマナーとして靴・ヘアスタイルを紹介します。

法要に参加する際は、つま先に横一文字の切り替えが入ったストレートチップで、靴ひもを通す羽根と呼ばれる部分が内側に縫い付けられている内羽根式の黒い靴を選びましょう。

黒い内羽根式・ストレートチップの靴は法要以外の冠婚葬祭の全てに着用することができるので、最低一足は持っておくことをおすすめします。

また、髪型はお辞儀をした際に髪が顔にかかりすぎてしまうヘアスタイルやジェルやワックスで髪をたたせたお洒落なヘアスタイルは、法要の場には華美すぎるのでふさわしくありません。

落ち着いた髪色の全体的に短めの清潔感のある髪型に整えましょう。

四十九日法要の女性の服装

女性の喪服は黒のワンピースやアンサンブルであるイメージが強いです。

しかし、女性の喪服の中にも正喪服・準喪服・略式喪服の違いがあります。

ここでは、3種類の喪服の着こなしやアクセサリー・化粧のマナーなどについて詳しく紹介します。

正喪服

女性の正喪服は黒無地のワンピース・アンサンブル・スーツなどのブラックフォーマルです。

肌の露出や身体のラインが強調されない、膝・くるぶし丈のスカートを着用しましょう。

和装の喪服で参列する場合は、背中・両腕・両胸に家紋の入った黒無地の着物を着用し、黒の帯・帯揚げ・帯締め・草履や白の足袋・襦袢・半襟を身につけます。

準喪服

女性の準喪服は黒のワンピース・アンサンブルが基本であり、正喪服ほど質素さは求められていませんが、過度な露出や華美な装飾は控えましょう。

準喪服の場合、女性でもパンツスーツを着用してもよいとされていますが、光沢のある生地や透け感のある生地は避けることが求められます。

略式喪服

女性の略式喪服は黒・紺・グレーのワンピース・アンサンブルが基本ですが、準喪服と同様にパンツスーツも着用することができます。

ただし、略式喪服の場合は華美でなければ柄が入っていても問題ありません。

女性特有のマナー

女性の場合、喪服の際は靴・化粧・ヘアスタイル・アクセサリーなど気をつけなければいけない点が男性よりも多いです。

喪服の際に履く靴は、飾りがある・かかとがない・つま先がとがっているなどの法要にふさわしくない靴は避けましょう。

光沢がない黒の、適度な高さのヒールのフォーマルなパンプスを選ぶと好ましいです。

また、薄化粧を心がけ、お辞儀をする際に髪の毛が前に顔がかからないように、ピンでとめたりゴムでまとめたりして、清潔感を意識しましょう。

喪に服す際は適切な服装を心がけましょう

喪に服している期間中に法要などに参列する場合は、故人との関係などを考慮してマナーに則った適切な服装をしましょう。

また、服装だけでなく、髪型なども法要などの厳粛な場にふさわしいすっきりとしたヘアスタイルを意識するようにするとよいです。

ABOUT KOBO

海洋散骨0円キャンペーン実施中!

お問い合わせ導線画像

KOBO(コボ)は、お部屋のインテリアに馴染みやすいガラス製のちいさなお墓です。
現在、通常25,000円の海洋散骨が0円になるキャンペーンを実施中です。

キャンペーン詳細を見る 資料ダウンロード(無料)

関連する記事