粉骨後の遺骨は何にいれる?入れ物の種類や状況別の選び方を徹底解説

「なるべく身近に故人を感じていたい」「お墓が遠方でなかなかお墓参りが難しい」という考えから、新しい供養の形として、ご遺骨を自宅などで供養する「手元供養」を選択する人が増えてきています。

手元供養では、ご遺骨を一般的な骨壷で保管することも可能ですが、納骨用の骨壷では見た目が寂しいこともあり、ペンダントやガラスのお墓など様々な入れ物に入れて供養する方が増えてきています。

ご遺骨のままではサイズが大きく、ペンダントなどに入れるのは難しいため、ご遺骨を粉状にする粉骨という作業を行ってから入れ物に入れるというのが基本的な流れです。

今回は、そんな粉骨したご遺骨の入れ物の種類や選び方などについて詳しくご紹介します。
粉骨の入れ物には、様々な種類やデザインのものがありますので、どんな種類があるのかを理解した上で自分にあった入れ物を選びましょう。

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粉骨後の遺骨の入れ物とは?

粉骨後の遺骨の入れ物には、小さな骨壷タイプのものだけでなく、自宅や手元に置いておきやすいよう、フォトフレームやガラス球などのインテリアと馴染みやすいデザインの入れ物やペンダント型などの身につけられる形のものもあります。

ご遺骨を粉骨にして手元に保管することで、いつでも大切な故人に手を合わせることができ、故人を身近に感じることができるでしょう。

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粉骨後の遺骨の入れ物8種類

ここでは、粉骨後の入れ物の種類について、「自宅に置くタイプの入れ物」と「身につけるタイプの入れ物」に分けて、詳しくご紹介します。

自宅に置くタイプの入れ物

入れ物①写真と一緒に遺骨を保管できるフォトフレーム

フォトフレームに小さな骨壷が納められ、写真と一緒に遺骨をさりげなく保管することができるフォトフレームです。

故人の写真を飾ることができるため、手を合わせる時も故人とのつながりを感じやすいのが特徴です。

入れ物②スペースを取らずに供養できるミニ骨壷

物にもよりますが、両手に納まるくらいの小さな骨壷です。

納骨用の骨壷とは異なり、あくまで自宅供養用ですので、シンプルなデザインのものからインテリアと馴染みやすい可愛らしいデザインのもの、金や銀をあしらった豪華なものまで様々なデザインがご用意されています。

中には「故人の写真も一緒に飾ることのできる骨壷」や「ミニ仏壇」とセットになっている骨壷もあるため、自分の理想の供養の形によって選ぶといいでしょう。

入れ物③デザインが豊富なオブジェ型の入れ物

シンプルに粉骨を中に詰めたガラス玉のデザインのものから、ご遺骨の粉骨が納められているとはわからないようなデザインのオブジェのものもあります。

仏壇がない家も増えてきている中、どこの自宅でも置きやすいデザインのものも増えてきています。

入れ物④自宅に置きやすく手を合わせやすい人形型

「直接骨壷を見ると悲しくなってしまう」などの理由から、お地蔵さんなど、かわいらしい人形型の入れ物に粉骨を納める方も増えてきています。
形がかわいらしく、一見粉骨が入っているとはわかりづらいのが特徴です。

また、粉骨を土に練りこんで成形して焼き上げた人形や故人そっくりのフィギュアを作成しその中に粉骨を納めるものなど、人形型にも様々な供養の形があります。

入れ物⑤ご遺骨を加工してできる遺骨加工品(宝石・プレートなど)

ご遺骨を宝石やプレートなどに加工して自宅供養する方法もあります。

プレートタイプは、ご遺骨を粉骨した後にプレート状に加工し、名前や生年月日、命日などを彫刻して飾ります。
宝石タイプは、特殊な成分と混ぜて粉骨を混ぜて溶かして加工したり、ご遺骨から炭素成分を取り出して人工のダイヤモンドを生成したりします。

一見して元がご遺骨だと判断できないものも多く、どこにでも飾りやすいものが多いです。

入れ物⑥仏壇・室内どこでも馴染むガラス型(KOBO)

自宅供養のためのガラス型のお墓「KOBO」は、仏壇・室内などどこにでも置きやすいデザインで、手の平サイズの小さなお墓です。

職人が1つ1つ手作りで丁寧に仕上げるため、1つとして同じ形のものはなく、手を合わせながらより故人をそばに感じることができるでしょう。

世界に1つだけの美しい、綺麗なガラスのお墓「KOBO」に粉骨を納め、故人を身近に感じてみてはいかがでしょうか。

身につけるタイプの入れ物

入れ物⑦いつでも持ち歩き可能なお守り型

巾着袋などのお守り袋に粉骨を入れて保管するタイプの入れ物です。

粉骨はお守り袋にそのまま入れたり、専用のカプセルに入れたものをお守り袋に入れたりします。

お守り型の入れ物はコンパクトでいつでも持ち歩くことができ、外出先でも故人をそばに感じながら生活することができるでしょう。

入れ物⑧常に身近に故人を感じられるアクセサリー型

ペンダントやブレスレット、指輪などのアクセサリーの中に粉骨を納められるものもあります。

様々なデザインや素材のものがあり、中にはご遺骨が入っているとは考えにくいデザインのものもあります。

「周囲からは気づかれずなるべく近くで故人を感じたい」という方にもおすすめの入れ物です。

入れ物⑨着ける場所を選ばないキーホルダー型

粉骨したご遺骨をキーホルダーとして保管し、バッグやペンケースなどに着けて持ち歩くこともできます。

お守り型よりもさりげないシンプルなデザインのものも多く、着ける場所を選ばず持ち歩くことができるのが特徴です。

ご遺骨をいつも持ち歩くことで、大切な方を亡くした辛い悲しい気持ちを拭いながら生活することができるのではないでしょうか。

粉骨後の遺骨の入れ物の選び方

仏壇がある場合

仏壇がある場合は、ミニ骨壷やガラス型の入れ物など、仏壇に置いても違和感のないデザインのものがおすすめです。

お線香やろうそくなどと置いても浮かないような、カジュアルすぎないものを選ぶといいでしょう。

リビングなど人目に触れるところに置きたい場合

リビングなど、人目に触れるところに置きたい場合は、一見してご遺骨が納められているとはわからないデザインの入れ物がおすすめです。

一目で骨壷とわかってしまうようなデザインですと、自宅にお客様がいらした時に、悲しい気持ちにさせてしまうかもしれません。

カジュアルなデザインの骨壷やどこにでも置きやすいガラス型のデザイン、オブジェ型や人形型の入れ物などから、自宅の家具などの雰囲気と合わせて選ぶといいでしょう。

常に身につけていたい場合

常に身につけていたい場合は、アクセサリー型やキーホルダー型など、さりげなくご遺骨を持ち歩けるタイプの入れ物を選ぶといいでしょう。

特に、アクセサリー型に入れて持ち歩くことのできる粉骨の量はごく少量ですので、粉骨した一部をアクセサリーとして持ち歩き、残った粉骨をミニ骨壷などに保管したり海や山などに散骨したりするのもいいかもしれません。

自分の供養の形に合った粉骨後の遺骨の入れ物を選ぼう

ご遺骨を砕いて粉状にした粉骨にすることで様々な供養の形を取ることができます。

中でも粉骨した遺骨の入れ物には様々な種類やデザインがあります。

自宅に保管しやすい小さな骨壷や一見ご遺骨が納められているとはわからないフォトフレームやアクセサリー型のものなど、ご自身がしたい供養の形に合わせて粉骨した遺骨の入れ物を選ぶといいでしょう。

もし、粉骨した遺骨の入れ物に悩んでいる方には、ガラスで作られた小さなお墓「KOBO」がおすすめです。

粉骨した遺骨が納められた手の平サイズの綺麗な「KOBO」は、仏壇や室内でもどちらでも馴染むデザインで、いつでも故人を思って手を合わせることができます。

山や海に散骨するご遺骨の一部やアクセサリーを作った余りのご遺骨を納めるのにもぴったりです。

「KOBO」であなたの大切な人の供養を身近に感じてみてはいかがでしょうか。

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