粉骨はどのように行われる?方法や手順・注意点などを徹底解説

近年、供養のかたちが多様化してきています。

故人のご遺骨を海や山へ撒いて供養をする散骨や、ご遺骨をアクセサリーなどの装飾品へ封入する手元供養といった新しいかたちの供養が注目される機会が増えました。

これらの供養を行うためにはご遺骨を細かく砕く粉骨という過程が必要になります。

新しく注目されるようになった供養の様式だからこそ

「どのように粉骨をしたら良いかわからない!」

「誰に頼めば良いのかわからない!」

といった悩みを抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は粉骨を自分で行う方法と業者へ依頼して行う方法に分けて手順や注意点について詳しく解説します。

                               

ABOUT KOBO

KOBOを自宅に置いて故人を近くに感じましょう

KOBO(コボ)は、実用新案取得済のガラス製のちいさなお墓です。どんな場所でも馴染みやすいデザインで、優しく部屋を彩ります。
4人のクリエイターがKOBOの想いを真心こめて形にしてくれています。

KOBOの詳細 資料請求はこちら

粉骨とは

粉骨とは、故人のご遺骨を非常に細かい大きさまで砕くことです。

粉骨はご遺骨を山や海へ撒く「散骨」やご遺骨を自宅で管理をする「手元供養」などの供養をする際に必要となることがあります。

どのくらいの大きさまで粉骨をするかということについて具体的な決まりはありませんが、2mm以下の大きさまで粉骨をされる場合が多いです。

粉骨の方法は大きく分けて「自分で行う」か「業者に依頼する」の2つ

粉骨を行うには「自分で行う」か「業者に依頼する」かの2つに分かれます。

粉骨は業者へ依頼することが一般的なため「自分で粉骨ができることを知らなかった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

粉骨を自分で行なう場合、業者へ依頼する場合のどちらにも利点が存在します

自分に最も合った方法を選択しましょう。

粉骨を自分で行う方法

ここでは粉骨を自分で行うために必要なものや手順についてくわしく解説します。

自分で粉骨をするために用意するもの

自分で粉骨をするためには

  • ゴム手袋・軍手
  • マスク・ゴーグル
  • 水性マーカー
  • ドライヤー
  • 布製の頑丈な袋
  • ブルーシート
  • プライヤー
  • 金槌や木槌
  • ノコギリ
  • 乳鉢やすり鉢
  • ふるい
  • ミル
  • 刷毛
  • 密閉が可能な袋
  • 脱酸素剤・吸湿剤

などの道具や機器が必要となります。

自分で粉骨をする手順

自分でご遺骨を粉骨をする際に好ましい手順を解説します。

手順①手指の消毒、目や呼吸器の保護

ご遺骨に殺菌が付着してしまうとカビの発生の原因となるため、ご遺骨に触れる前には手指の消毒を行います。

ご遺骨に触れる際には、ゴム手袋や清潔な軍手を着用した上で触れるようにしましょう

ご遺骨には多量に吸い込み続けると人体に悪影響を及ぼすおそれのある物質が含まれている場合もあるため、マスクやゴーグルも着用するようにしましょう。

手順②ご遺骨を骨壷から取り出す

骨壷から慎重にご遺骨を取り出します。

ご遺骨の中には金属片などの異物が混入している場合があります。

金属片などの異物が混入していると保管をする際にカビが発生する原因となってしまいます。

また、散骨や手元供養に支障をきたすことがあることからも金属片は確実に取り除きましょう

すべてのご遺骨を粉骨するのではなく分骨をして一部のご遺骨のみを粉骨する場合には、このタイミングで粉骨をするご遺骨を選ぶと良いでしょう。

手順③ご遺骨の乾燥・消毒

ご遺骨が湿っている場合には乾燥をします。

十分に乾燥していないご遺骨は粉末状になりにくいためしっかりと行いましょう

乾燥には天日干しやドライヤーを用いることが好ましいです。

また、ご遺骨に傷んでいる箇所がある場合には、乾燥が終わったタイミングで水性マーカーなどで目印をつけておくと良いでしょう。

手順④ご遺骨を粗く砕く

ご遺骨をすり鉢やミルに入る大きさまで砕きます。

傷んでいるご遺骨の箇所はこのタイミングで取り除くと良いでしょう。

細い骨や脆いご遺骨はノコギリなどで切り分け、太い骨や硬いご遺骨は金槌や木槌を用いて叩きます。

この際、微細な大きさになったご遺骨が風で舞うことがあるため、頑丈な素材でできた布袋などへ入れて行う、ブルーシートを引いて行うなどの工夫を行なうことがおすすめです。

また、ご遺骨を長時間握ったまま砕くことは困難なため、プライヤーなどで固定をしながら行うとやりやすいです。

手順⑤ご遺骨を細かくすりつぶす

すり鉢やミルを用いてご遺骨を細くすりつぶします。

散骨をする場合にはご遺骨の粒の大きさが2mm以下の大きさになるまで行いましょう。

ふるいを用いて、比較的粒子の大きなご遺骨からすりつぶすと効率的に行うことができます。

ミルを用いる場合には刃こぼれしないか確認しながら行うようにしましょう。

ご遺骨に刃の破片などの金属が混入してしまうとカビの原因となるだけでなく、散骨の際に怪我をしてしまう可能性もあります。

手順⑥ご遺骨を集める

粉末状になったご遺骨を一箇所にまとめましょう。

粉末状になったご遺骨は舞いやすいため作業は慎重に行います。

すり鉢の溝にご遺骨が入り込んでいる場合には刷毛などを用いるとご遺骨を集めやすいです。

この時点でご遺骨の大きさにばらつきがある場合や、大きな粒子が混入している場合には再度すりつぶす作業を行います。

手順⑦ご遺骨を密閉容器に封入する

ご遺骨を密閉のできる容器へ封入します。

封入の際にご遺骨をこぼさないように注意しながら行いましょう。

保管をする容器中に酸素や水分が存在していると、ご遺骨にカビが生えてしまう原因となります。

脱酸素剤や吸湿剤などが用意できた場合には一緒に容器へ封入しましょう。

自分で粉骨をする際の注意点

自分で粉骨を行う場合には、殺菌・滅菌や乾燥の工程を徹底して行うことが重要です。

この工程が十分でないとカビの発生原因となってしまいます。

ご家庭で殺菌・滅菌や乾燥を行うためにはドライヤーでの乾燥や天日干しが最も好ましいです。

近年では、家庭向けの殺菌用紫外線ランプ(UVランプ)も普及してきました。

紫外線はご遺骨の表面に付着した菌を含む微生物を殺滅することができますが、内部へ透過して殺滅する能力は非常に低いという特徴があります。

また、使用法に注意しないと、部屋の内装を劣化させてしてしまう原因や、目や皮膚の炎症などの健康被害を引き起こす原因となってしまいます。

紫外線照射による殺菌には高度な技能が必要とされます。

紫外線によって殺菌を行なう場合には紫外線の特性や危険性について十分な知識のある専門家の指導の元で行ないましょう

自分で粉骨をする方法についてさらに詳しく知りたい方は▷自分で粉骨を行う方法とは?粉骨のマナーと注意点を解説をご覧ください。

自分で粉骨をするメリット・デメリット

自分で粉骨をする最大のメリットは、粉骨に費用がかからないことです。

一方、自分で粉骨をするデメリットには、精神的な負担を生じるということが挙げられます。

大切な方のご遺骨を砕くという行為や、その光景を目にすることに苦痛を感じる方もいらっしゃいます。

また、粉骨に必要な道具は自分で揃えなくてはならないという点もデメリットです。

粉骨に必要な道具を新たに購入すると費用が追加でかかってしまいます

粉骨を業者に依頼して行う方法

ここでは、粉骨を業者に依頼して行うために必要なものや手順を詳しく解説します。

業者に粉骨を依頼するために用意するもの

粉骨を業者に依頼する際に自分で用意しなければならないものはありません

道具の準備は必要ありませんが、書類の用意が必要となることがあります。

葬儀の際に発行される火葬証明書、分骨証明書、埋葬証明書などの書類や、身分証明書の提出を求められる場合が多いです。

業者で粉骨をする方法

「業者に粉骨を依頼するまでの流れ」と「業者が行なう粉骨の手順」に分けて解説します。

業者へ粉骨を依頼する流れ

ここでは業者へ粉骨の依頼をする流れを詳しく解説します。

①業者へ粉骨の依頼をする

粉骨業者へ粉骨の依頼をします。

粉骨業者によってはご遺骨の状態や量で費用が変わる場合や、ご遺骨の状態により粉骨をお断りをする場合もあるためご遺骨の確認を行います。

また、多くの業者では粉骨の依頼の際には火葬証明書、分骨証明書、埋葬証明書や身分証明書の提出を求められます。

②粉骨業者へご遺骨を持ち込む

粉骨業者へご遺骨を渡します。

実際にお越しいただいて持ち込まれる場合がほとんどですが、郵送でのお持ち込みに対応している業者もあります。

業者で行う粉骨の手順

ここでは業者がどのような手順で粉骨を行っているのかについて解説します。

手順①ご遺骨の洗浄・乾燥・殺菌

ご遺骨が汚れてしまっている場合にはご遺骨の洗浄が必要になります。

洗浄を終えたご遺骨や湿り気のあるご遺骨は乾燥機などの機器を用いて乾燥を行います。

乾燥が終わった後のご遺骨には紫外線照射器などの専用機器を用いてカビが生えないように殺菌処理を行います。

手順②異物の除去

ご遺骨の中に混入した異物を除去します。

金属探知機や磁石などを用いて異物を除去することも可能ですが、手作業によって行われる場合が多いです。

手順③細かく砕く

ご遺骨を細かく砕きます。

多くの粉骨業者では2mm以下の大きさになるまで細かく砕くことが多いです。

機械式のミルを用いる場合と、すり鉢や乳鉢を用いて手作業で行なう場合に分かれます。

機械式のミルで行う場合は短時間で行える反面、一回ずつ機械を分解して内部の清掃をすることが難しく他の方のご遺骨が混入してしまう場合があるという欠点があります。

手作業で行う場合は時間がかかってしまいますが、丁寧に作業を行うことができます

手順④保管容器に封入する

密閉が可能な保管容器へ封入します。

ご遺骨の状態を維持できるような処理を行った上で封入を行います。

散骨を希望されている場合は水溶性の袋へ封入してお渡しする場合もあります。

業者で粉骨をする際の注意点

粉骨を依頼するためには業者選びが重要です。

多くの粉骨業者では真摯に取り組まれ、適切な粉骨を行っています。

しかし、中には粉骨業の開業に資格や認可が必要ないことを背景に悪質な業者も存在します。

印象や態度の悪い業者を避ける、粉骨に対する知識のない業者を避けるといった工夫をすることで悪質な粉骨業者への依頼を防ぐことができます

粉骨業者の選び方についてさらに詳しく知りたい方は▷粉骨業者の選び方|選ぶときの5つのポイントと注意点を徹底解説をご覧ください。

業者で粉骨をするメリット・デメリット

業者で粉骨をするメリットには、確実に粉骨を行ってもらえるという点や心理的な負担を軽減することができるという点が挙げられます。

確実に粉骨を行わないと散骨や手元供養の際にトラブルの原因となってしまうことがあるため、確実に粉骨ができるかという点は重要です。

一方、業者へ粉骨の依頼をするとどうしても、費用がかかってしまうという点や粉骨業者によって粉骨の方法が異なるなどのデメリットが挙げられます。

特に、「知識がないため粉骨業者選びが難しい」という声を多く耳にします。

粉骨業者選びに困った場合には、抵抗がなければ周囲の方へ相談することをおすすめします

ブリーズガーデンの粉骨サービス

ブリーズガーデンでは粉骨サービスを行っています。

弊社では徹底した衛生管理のもとで一柱一柱、丁寧に手作業で粉骨を行っています。

また、手元供養品の作成や海洋散骨サービスも行っているため、粉骨から供養までトータルでサポートをさせていただくことができます。

弊社の作成する手元供養品である小さなお墓KOBOはガラス製の温かみのあるお墓で、著名デザイナー製作による豊富なデザインを選択できることが特徴です。

お部屋に置いてもインテリアに馴染みやすいことから、常に故人を身近に感じることができます。

豊富な実績に基づき海洋散骨を行えます。

また、安心・安全な海洋散骨のために不定期航路事業の届出をした上で海洋散骨を行っています。

ブリーズガーデンの粉骨サービスや手元供養・海洋散骨サービスに興味のある方は▷小さなお墓KOBOをご覧ください。

自分に合った粉骨の方法を選択しよう

粉骨は宗教的な考えによって行うものではないため、しきたりや決まりに縛られないことが特徴です。

故人への思いを大切にできる、自分に合った方法で行えるようにしましょう。

粉骨を故人を感じることができる最後の瞬間と考える方もいらっしゃると思います。

そんな大切な瞬間だからこそ納得のいく方法で行えるようにしましょう。

ABOUT KOBO

KOBOを自宅に置いて故人を近くに感じましょう

KOBO(コボ)は、実用新案取得済のガラス製のちいさなお墓です。どんな場所でも馴染みやすいデザインで、優しく部屋を彩ります。
4人のクリエイターがKOBOの想いを真心こめて形にしてくれています。

KOBOの詳細 資料請求はこちら

関連する記事