お墓の花は何日もつ?綺麗な状態で保つ方法とその注意点

大切な故人のお墓参りで供えるためにどんな花を選びたいですか?

せっかくお供えするものであるなら、できれば綺麗な状態で長持ちする花を選びたいと思います。

そのためには長持ちする花を選び、なおかつその花を長持ちさせる工夫が必要になってきます。

この記事では、お墓参りで持っていく花を選ぶ際やそれをお供えする際に知っておくべきことや注意点について解説していきます。

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お墓の花とは

お墓参りの時にお供えする花のことを墓花(はかばな)や仏花(ぶっか)と呼びます。

この2つの違いは飾られている場所を確認して見分けることができます。

まず、墓花はお墓に供えられているものを指します。

仏花は主に仏壇に供えられているものを指しています。

生花店によってはこの2つを分けて販売しているところもありますが、どちらも仏様にお供えする花であるため、両者に大きな違いはありません。

例外として、浄土真宗以外の宗派では四十九日の忌日まで故人の霊の成仏がまだ済んでいないとされています。

そのためそれまでお墓や仏壇には両者ともに白い花または白い花を中心とした淡い色の花を供えることが良いでしょう。

またお墓に供える花は基本的に決まっておらず、故人が生前好きだった花や縁起物、日持ちが良いものの中から適切なものを選ぶとよいでしょう。

おすすめの花

お墓参りの際にお供えする花はなるべく日持ちが良く、花びらなどが周囲に散りにくいものが好ましいです。

これらを踏まえて以下の7つおすすめの花を紹介します。

  • キンセンカ
  • リンドウ
  • ユリ(生花店で花粉を取り除いてもらったもの)
  • カーネーション
  • スターチス
  • 榊(さかき)

これらはどれも日持ちが良く、散り際も周りに散らばり過ぎることはありません。

特にこの中でも菊と榊は非常に縁起の良いものとされお供え物としても有名です。

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お墓の花は何日もつ?

お墓にお供えした花はどれくらい持つのでしょうか。

この花の日持ちに関しては、その花の種類やその時期の気候によって大きく変わってきます。

まず最も花の日持ちが悪いのは真夏です。

強い紫外線と気温によってほとんどが2〜3日で変色し干からびてしまいます。

そのため前述した日持ちが良い花を選んだとしても長持ちしないことを考えておく必要があります。

一方、最も花が日持ちする冬では日持ちの良いものだと2週間綺麗な状態を保っていることもあります。

春秋は気候の変動が激しいためその気候にもよりますが、1週間から長くて10日ほどです。

また季節問わず、強い雨が降ると花が弱ってしまうためお供えしてからなるべく長く咲いていてほしい場合は、1週間の天気予報を参考にしてお墓参りの日程を組むと良いでしょう。

このように季節によって花の持ち具合は変わってきますが、いずれにしても綺麗な状態でお墓に供えることが大切です。

お墓の花を長持ちさせる方法

せっかくお墓にお供えした花はなるべく長く綺麗な状態を保っていてほしいと思います。

そこでここからはお供えした花を長持ちさせる方法を4つご紹介していきます。

茎は水の中で切る

1つ目は花の長さを調整する時に水の中で茎を斜めに切ることです。

これは水切りと呼ばれ生花店で切花を渡す際にも行われています。

理由としては茎を斜めに切ることでその花の水分を吸収する面積をできるだけ大きくするためです。

これを水の中で行うことですばやく花に水分を吸収させることができます。

水はできるだけ毎日取り替える

2つ目は水の入れ替えを毎日行うことです。

水の入れ替えを全く行わなかった場合、水が腐りその水を茎から吸収してしまうことで花の持ちが悪くなってしまいます。

頻繁に水の入れ替えを行い、新鮮な水を与える事によって花の鮮度や色持ちを保つ助けになります。

水に浸かる部分の葉を取る

3つ目は花を供える際に水に浸かってしまう部分の葉を取ることです。

葉が水に浸かっている状態だとその葉が腐り、その葉が浸かっている水も腐ってしまいます。

花に悪影響を及ぼす前に対処しておきましょう。

切花延命剤を使う

4つ目は切花専用の延命剤を使うことです。

茎の切り方の工夫や水の新鮮さだけではやはり花の日持ちには限界があります。

そこで切花延命剤を使います。

この延命剤には粉末タイプと液体タイプのものがあります。

お墓参りの時のみ花を購入する人は粉末タイプの方がより新鮮なものをいつでも使うことができるためおすすめです。

また、普段からお墓参り以外でも花を購入する人は液体タイプを購入するとよいでしょう。

そのなかでも仏花専用の延命剤は金属を腐食させる成分が入っていないものも多くあり、お墓の金属製の花立てにも使用することができるためとてもおすすめです。

このようにお墓に花を供える際に、ただ供えるだけでなく少しの工夫を加えてあげることで花の日持ちが劇的に変化します。

特に遠方のお墓参りに行く際などは、頻繁に花の交換に来ることができないからこそこうした工夫を行うことで故人のお墓をできるだけ長く彩っていたいものです。

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お墓参りのときに供えてはいけない花はある?

お墓参りの際に供える花として選んではいけない花がいくつかあります。

ここからは特に気を付けなければいけないものをいくつかその理由とともにご紹介します。

  • 棘があり、殺傷を揶揄するもの(バラ、アザミ)
  • 毒性が強くお供えには不向きであるもの(彼岸花、すずらん)
  • ツルがあり、引き込むという意味合いを持つもの(スイートピー、クレマチス)
  • においが強く周りに迷惑となってしまうもの(バラ)
  • 不吉であり縁起の悪いもの(ツバキ、クロユリ)
  • 花粉があり墓石を汚してしまうもの(ユリ)

例外としてユリは生花店で花粉を取り除いてもらうことでお墓に供えることができます。

また棘やツルのあるものでどうしてもお供えしたいものがある場合は、生花店で棘やツルを対処してもらうと良いでしょう。

これらのほかにも、花が散る際に周りへ花びらが飛び散ってしまうものも避けた方がよいでしょう。

また、ここに記載のないものでお墓に供えたい花があり、それが相応しいか迷った場合は生花店で購入の際に尋ねることをおすすめします。

お墓にお供えする花の注意点

お墓に供える花には選び方だけでなく、その供え方にも注意すべき点がいくつかあります。

左右対称にする

1つ目の注意点は、花を供える際に左右対称にして供えるということです。

この由来としては見栄えをよくするためや、極楽浄土を表すためとされています。

通常、お墓には花立が両側に二つ置いてあります。

両側に花を供える際は同じ種類、同じ本数の花を用意しておきましょう。

本数は奇数

2つ目の注意点は、花の本数を奇数になるようにすることです。

これは日本では偶数は2ですべて割り切れることから、割り切れてしまうことは縁が切れるという考えがあり、縁起が悪いとされるためです。

また、先ほど述べたように両側に左右対称に供える場合はそれぞれ奇数本ずつにするようにしましょう。

例えば、合計6本の花を添えたい場合は左右で3本ずつにするなどです。

鮮やかな色の花は避ける

3つ目の注意点は、故人が亡くなってからまだそれほど多く日にちが立っていない場合は明るい色の花を供えるのは避けることです。

明確な理由ははっきりとしていませんが、亡くなってから日が浅い場合は鮮やかな色のものは避けて、白色や淡い色の花を供えるのが良いとされています。

もしどうしてもお供えしたい花がある場合は霊園に相談するか、故人が親族でない場合は遺族の方にその旨を伝えましょう。

花がまだきれいなとき

お墓参りで花を供えるときは大抵、前にあった花が枯れてしまいその交換をするためという場合です。

ではまだ前の人が供えた花がきれいな状態であった場合はどう対処すべきでしょうか。

ここからはその方法をご紹介します。

まずは自分の花を供えるスペースを探し、前の花に追加で供えることです。

スペースがある場合は枯れた花がないかを確認してから空いているところに供えるのが良いでしょう。

この時にスペースが空いていない場合はお寺に事情を相談しても良いでしょう。

そのお寺によっては花を受け取って本堂にお供えしてもらえる場合があります。

家の中でお供えしても大丈夫

お墓へのお供え用として用意した花でも、自宅用や仏壇に供えるために持ち帰ることもできます。

墓石の花立てがいっぱいな時は無理せずに飾らないことが大切です。

最近ではお墓参りの際に花を一度供えた後、帰るときに持ち帰ることが多くの霊園で推奨されています。

活けてある花が枯れてしまうと水の汚れや、虫、花粉などの問題が出てくるためです。

この時持ち帰った花は一度お墓に供えたものであるため、自宅の仏壇には供えずに部屋に飾っておきましょう。

お墓に供える花の束ね方

お墓に供える花には束ね方には特徴があります。

もちろん生花店で売られているすでに束ねられた仏花を購入しても良いのですが、故人の好きだった花を活けたい時は自分で束ねることができたら良いでしょう。

今回はお供え用の花を束ねる際の重要なポイント3つをご紹介します。

本数は奇数

前にも記載した通り、花の本数は割り切れる偶数ではなく奇数にして束ねます。

また、この時に墓石の花立に左右対称に並べられるようにバランスをとっていきます。

ここでしっかりと両側の花を同じ種類の花で同じ本数にすることを意識してみてください。

良い色数は5色または6色

お墓に供える花を束ねる時は、全体の色を5色から6色にまとめるようにしましょう。

この理由としては中国の五行説(五行思想)に由来するとも言われていますが、諸説あるため本当の理由は判明していません。

故人の四十九日が過ぎるまでは基本的に白を中心とした花を用いることが多いのですが、それ以降であれば5,6色の花を使ってお供え用に束ねるのが一般的です。

ひし形に束ねる

お供え物の花を束ねるときにそれらをひし形に束ねることもとても重要です。

これは仏教における榊(さかき)を表すためと言われています。

榊とは神の木や栄える木とされ、非常に縁起の良いものです。

そのためこの榊の形に合わせたひし形に花を束ねるようにしましょう。

このようにお墓に供える花の束ね方やその花の選び方にも重要なポイントがあります。

これをしっかりと理解して故人のお墓を彩りましょう。

まとめ

今回の記事では、お墓に供える花を長くきれいな状態で保つ方法とその選び方、そしてその花をお供えする際に知っておくべきことやその注意点について解説しました。

故人を想い、大切に選んだ花にはできるだけ長い間お墓を彩っていてほしいものです。

また、故人を想うだけでなく花を供える際には周りにいる他のご家族のお墓のことも思いやる心も大切です。

今回の記事での内容を基に、次のお墓参りの時には長くきれいに咲く縁起の良い花を正しい方法でお供えしてみましょう。

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