お墓参り代行サービスとは|依頼内容や業者選びの注意点も解説

お盆や故人の命日などに行うことの多いお墓参りですが、近年、さまざまな事情でお墓参りへ伺うことが難しく感じる方が増えています。

「お墓参りに行くことは難しいがお参りをしないわけにはいかない」と考える方は多いですが、実際にお墓参りに伺うことができないような状態ではどのように対処すれば良いのかわからず途方にくれてしまうこともあります。

お墓参りが難しい場合には「お墓参り代行サービス」を依頼する方が増えているようです。

あまり聞きなれないサービスですが、このサービスを利用することでお墓参りの悩みを軽減することができるようになります。

この記事では、そんな「お墓参り代行サービス」について、依頼内容や依頼を行うための方法、業者を選ぶ際の方法や注意点についても解説します。

「お墓参り代行サービス」に関心はあるがあまりよくわからず依頼に踏み切れないと、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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お墓参りの代行サービスとは

お墓参りの代行サービスとは、業者の方にお参りをお願いできるサービスのことです。

「足が悪い」「遠出ができない」などの事情があり直接お墓参りに伺うことのできない場合は、代行サービスを依頼することでお参りのお願いすることができます。

お墓参りではただ挨拶を行うだけでなく、掃除など何かと時間のかかることや労力の必要なことが多いです。

そのため、お墓参りにハードルを感じる方は少なくありません

特に、近年「お墓から離れて暮らしている」「時間がなくてなかなかお参りにいけない」といった悩みを抱える方が増えており、お墓参りの代行サービスを依頼する方が増えています。

また、代行業者によっては「希望のお供えものを供えてもらえる」「好きなお花をお供えする」などのサービスを行っていただける場合もあるそうです。

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お墓参りで行うこと

ここでは、お墓参りで行うことを紹介します。

お墓参りは代行業者へ依頼できることは分かったが、「そもそもお墓参りの作法や手順の決まりがいまいちわからない」「どのようなことをお願いすればすれば良いか知らない」と感じる方もいるのではないでしょうか。

お墓参りの手順や作法を再確認することで、お墓参りの代行を依頼する際の参考にしましょう。

お墓参りの作法や手順には決まりはありませんが、ここでは一般的に行われる方法や順番を解説します。

お墓ごとに臨機応変に対応すると良いのではないでしょうか。

①寺院の本堂にお参りする

まずはお墓のある寺院の本堂へご挨拶を行います。

寺院にはお墓の管理を行っていただいているため、いつもお世話になっている感謝を伝えましょう。

実は、お墓参り代行サービスにはこの本堂への挨拶はプランとして含まれていないことも多いです。

代行を依頼する際にはお願いしてみても良いでしょう。

②手を清める

お墓参りを行う前に手を洗い清めます。

大半の墓地や霊園には手を洗う施設が設けられています。

手を洗うことで「心や魂を洗い清める」ことができると考えられているためです。

寺院によっては口を濯ぐことができる場合があり、口も濯ぐことで手と同様に清めることができます。

手を清めることができたら手桶にお墓の清掃に使う水を汲みます。

③お墓と周囲を清掃する

お墓の前で一礼をし、周囲を清掃します。

お墓の周辺の掃き掃除を行います。

また、雑草が成長している場合には取り除き、花立も綺麗に清掃しましょう。

お墓の周囲を清掃できたら手桶の水でお墓を清掃しましょう。

たわしなどの清掃具でお墓を洗うと墓石を傷つけてしまう場合があり注意が必要です。

汚れが目立つ場合はスポンジなどの柔らかい素材を使うと良いでしょう。

④蝋燭・線香を灯し、お供えする

お墓と周囲の清掃ができたら水鉢に水を汲み、お墓をお供えしましょう。

お供物を供えて線香や蝋燭に火を灯します。

風が強く、線香や蝋燭に火が着きにくいことがありますが、すぐに消えてしまっても構わないので一瞬でも線香や蝋燭には火をつけるようにしましょう。

「火を灯す」という行為自体に「故人を導く」といった意味があるためです。

また、線香と蝋燭のどちらを持参するか迷われる方もいますが、一般的に仏式のお墓では線香を灯し、神式のお墓では蝋燭を灯します。

⑤故人、ご先祖さまに合掌する

お供えや線香・蝋燭に火を灯すことができたら故人やご先祖さまへ合掌礼拝を行います。

この際に、故人やご先祖様に近況報告や思いを伝えると良いでしょう。

合掌の作法については、宗派ごとの違いがあるため絶対的な決まりは存在しませんが、多くの場合では数珠を持参することが必須です。

お寺によっては「南無妙法蓮華経」に代表される題目を唱えることがあります。

合掌の方法や決まりに不安を感じる方は事前に確認しておくと良いでしょう。

⑥線香・蝋燭の火を消す

お墓への合掌礼拝ができたら線香・蝋燭の火を消しましょう。

線香・蝋燭の火を消し忘れると火事の元となってしまうこともあるため注意しましょう。

特に、お墓は人通りが少ないことが多く、引火した際に見つけてもらえない場合もあります。
合掌礼拝が終わったら、まず火を消すことを意識しておくと良いです。

⑦片付け・清掃を行う

お墓の片付け・清掃を行います。

また、お供物は置いて帰らずに持ち帰りましょう。

食べ物や飲み物をお墓へ放置すると野生生物の餌となってしまい、お墓が荒らされることの原因となってしまうことがあります。

特に、近年では野生生物が山間部から人里に進出することも多く、お供物の放置が獣害の一助となってしまうことがあることからも注意が必要です。

お墓参りの代行はよくないことではない?

お墓参りの代行サービスを依頼するにあたって、故人やご先祖さまと関係のない方がお墓参りを行っても良いのかと疑問に感じる方もいると思います。

しかし、お墓参りの代行サービスはよくないとされることはありません。

ここではお墓参りの代行サービスがいけないことではない理由を解説します。

縁起が悪いことではない

お墓参りを代行していただくことは宗教的に問題ありません。

実は、日本では元来からお参りを他人にお願いする風習が存在しています

お墓参りの代行は「代参」と呼ばれていました。

代参は、江戸時代には伊勢神宮にお参りをする「お伊勢参り」が庶民の間で大流行したことがきっかけであると言われています。

現在のように交通機関などの交通インフラが整備されておらず、徒歩で数ヶ月かけてお参りをする人が大半でした。

また旅費には食費や宿泊費、交通費などがかかり、経済的な負担が強いられました。

そのため、村ごとに伊勢講という団体を作り、村人同士で積み立てたお金で代表者が伊勢参りに行くことも多かったそうです。

「代表者が代わりにお参りを行う」という考えが、お墓においても管理をする寺院が代わりにお手入れや管理をする習慣につながったとされています。

お参り代行サービスによる代参は近年、耳にすることが増えたため、いけないのではないかと考える方もいますが実際には古くより行われていた習慣です。

法的に問題はない

お墓との関係がない方がお墓参りを行うことは法的にも問題ありません。

お墓に関する法律では「墓地、埋葬等に関する法律」などが存在しますが、この法律はご遺骨の埋葬などに関する決まりを定めた法律です。

この法律以外にもお墓の継承を定めた「民法 第897条」などは存在しますが、この法律でもお墓参りについての決まりはありません。

そのため、法的に気にすることなく代行をお願いすることができます。

しかし、お墓を管理する寺院に独自の決まりがある場合もあります。

お墓のルールを破るとトラブルに発展してしまうこともあり注意が必要です。

事前に確認を行うようにしましょう。

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お墓参りの代行をお願いする際の注意点

お墓参りの代行をお願いする際の注意点を解説します。

代行サービスはあまり一般的ではなかったこともあり、「お墓を管理していただいている寺院とのトラブルになってしまうと心配だ」といった不安を感じる方も多いと思います。

お願いする際の注意点をしっかりと確認することでトラブルを避けられるようにしましょう。

業者の選定に気をつけたほうがよい

業者の選定には注意をしましょう。

近年、お墓参り代行サービス業者の需要は高まっている傾向にあり、参入する企業も増えています。

多くの企業では真摯に業務へ取り組まれています。

ただし、残念ながら中には従業員への教育が十分に行き届いておらずサービスの質の低い業者も存在します。

特に、「墓石に傷やシミがついた」「雑草が残っていた」など掃除が十分でない場合にトラブルへ発展してしまうこともあるようです。

業者の選定の際には「清掃前・清掃後の写真撮影に対応可能か尋ねる」「業者の口コミも参考にしてみる」などの工夫や対策を行うと良いでしょう。

代行内容の確認を怠らないようにする

代行内容の認識の不一致が原因でトラブルに発展してしまうこともあります。

料金プランの認識の齟齬が問題になることもあるようです。

代行サービスには「お供物」「除草剤」などのオプションが設定されており、これらオプションの追加料金についてトラブルになることがあります。

特に、特殊な形状の墓石の清掃はオプションとなる業者もあり、依頼者の認識と相違が生じてしまったという例もあるそうです。

料金でのトラブルを避けるためには「契約時に確認を行う」「契約書の保管を徹底する」などの対策が重要です。

お墓参りの代行を依頼する流れ

ここではお墓参りの代行を依頼するまでの流れを解説します。

従来、あまり一般的なことではなかったため、周囲に詳しい方がおらず困っているという方もいるでしょう。

ここではお墓参り代行の依頼までの大まかな流れを解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

①業者の選定

まず、業者を選定を行います。

お墓参りの代行業者は、専門に行っている業者だけでなく「家事代行業者」「清掃業者」「石材店」に依頼することも可能です。

それぞれの業者の種類ごとに特徴があるため、違いを理解した上で行うと良いでしょう。

また、中には「ふるさと納税」でお参りの代行を行う自治体も存在します。

ふるさと納税では自治体が支援する地元団体によってお参り代行を行うため、馴染みのある地域への貢献も同時にできるという点が特徴です。

業者の選定を行う過程で、代行の相場費用が掴めてくる場合もあるのではないでしょうか。

業者選定を行う際に同時に予算の設定も行うとその後と依頼までの流れがスムーズになります。

②問い合わせ・見積もり

お参り代行を依頼する業者の選定ができたら、業者への問い合わせ・見積もりを行いましょう。

複数の業者に見積もる、相見積もりを行うことで価格の交渉などが円滑に進められる場合があります。

特に、オプション料金などの追加料金で業者ごとの違いが把握できる場合もあるため、複数の業者へ相談してみると良いのではないでしょうか。

③打ち合わせ

見積もりを行った業者の中から本契約を行う会社と打ち合わせを行います。

この際にオプション料金などの内容について細かく認識の統一を行うことで、トラブルを減らすことができます。

特に、「お供えするお花の種類」など口頭で伝えるだけでは十分な情報を伝えきれないようなものはこのタイミングでしっかりと申し合わせることが重要です。

④契約・日程調整

打ち合わせの内容に疑義や伝えきれていないと感じる点がなければ契約を行います。

契約書などの重要な書類は無くさないように保管を徹底しましょう

また、契約時にお参り代行を行っていただく日程の調整を行います。

代行を行っていただいた後に確認作業が必要な場合が大半であるため、あまりに忙しい日などの余裕のない日は避けることが望ましいでしょう。

⑤代行完了の報告を受ける

お参りの実施日にお参りの代行が完了し次第、業者から完了報告を受けます。

お参り代行前の写真と完了後の写真を撮影していただくなどの申し合わせをおこなっているとトラブルの回避に繋がります。

代行完了をもってお墓参り代行サービスが完結します。

契約によっては代行完了後に追加の清掃などを依頼することができない場合もあるため、完了時にはしっかりと確認することを怠らないようにすると良いでしょう。

なかなかお墓参りに行く時間が取れない!お墓参りが大変!そんな方にはKOBOがおすすめ!

お墓参りにおくことが難しく感じる方が増えています。

お墓参り代行サービスを利用することもできますが、「実際に自分でお参りできたら、、、」と考える方もいると思います。

自分で拝みたいと考える方には「小さなお墓KOBO」がおすすめです。

「小さなお墓KOBO」はガラス製の小さなお墓で、サイズは手の平に乗る大きさです。

「小さなお墓KOBO」は手元供養品と呼ばれるお墓で、自宅において供養することができます。

また、「小さなお墓KOBO」は温かみのあるデザインが特徴で、お墓であるにも関わらずリビングやベッドサイドにおいても違和感がないため常に故人の存在を感じ取ることや拝むことができるようになります。

「小さなお墓KOBO」はブリーズガーデンによって作製されます。

ブリーズガーデンは自社内に工房を有しており、安心して作製を依頼することができます。

「小さなお墓KOBO」やブリーズガーデンについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
 
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お墓参りが難しい場合は、お墓参り代行サービスをはじめとしてさまざまな対処法を検討しよう

お墓参りにハードルを感じる方が年々、増えていますが、お墓参りの代行を依頼することができます。

ただし、契約時には業者の選定や実際の依頼後のやりとりが必要なことなど労力や時間の余裕も必要になります。

また、お墓参りは定期的に行う必要があるため、お墓参り代行サービスの依頼を継続して行うことに経済的な負担や労力を感じる方もいると思います。

「小さなお墓KOBO」のような手元供養では自宅でお参りができるため、継続した依頼にもハードルを感じるという方はさまざまな対処法を視野に入れてみましょう。

故人やご先祖さまはもちろん、周りの方にとっても最も適した供養を行えるように心がけると良いのではないでしょうか。

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