お墓掃除でやってはいけないこと|注意点や適切な順序をご紹介
お墓掃除を行う際、「お墓掃除の方法は誤っていないか」と不安に感じる方もいらっしゃると思います。
そこで、この記事では、お墓掃除を行う際にやってはいけないことや注意点、適切な順序、効率的にお墓の管理ができる供養方法をご紹介します。
また、お墓掃除の際にやってはいけないと誤解されている迷信についても解説します。
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目次
お墓掃除でやってはいけないことはある?
お墓掃除にはやってはいけないことがいくつか存在します。
お墓掃除は故人への弔いや敬う気持ちを示すためには欠かせません。
しかし、誤った方法でお墓掃除を行うと故人に対してこうした意思を示すことが難しくなってしまいます。
良かれと思って行ったことが原因でお墓を傷つけることもあり、お墓掃除は正しい方法で行うことが重要です。
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お墓掃除でやってはいけないこと
ここでは具体的にどんなことを行ってはいけないのか解説します。
お墓掃除の方法に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
掃除道具や持ち物を置きっぱなしにする
掃除道具や持ち物は使用後、お墓に放置せず持ち帰るようにしましょう。
置きっぱなしにする方の中には「お墓の土地を購入しているから問題ない」と考える方がいらっしゃいます。
しかし、実際にはお墓の土地は永代にわたって土地を貸付しているだけにすぎません。
自身の所有する土地ではないため、掃除道具や持ち物などの私物を放置することはマナー違反にあたる行為です。
お墓にお酒やジュースなどをかける
故人のためを思ってお酒やジュースなどの飲み物をお墓にかける方がいらっしゃいます。
しかし、お墓にシミやカビが発生する原因になるため行なってはいけません。
お酒やジュースには糖分が多く含まれており、「害虫や害獣が寄ってくる」「お墓がベトベトになる」といった事態を招いてしまうため行なってはいけない行為です。
故人のためにお酒やジュースなどの飲み物をお供えする際は、お供えすることで、お墓を汚すことなく故人の供養を行うことができます。
洗剤を使って清掃する
食器用洗剤や塩素系、酸性洗剤を使ってお墓を清掃すると、シミの原因になるためお勧めしません。
水洗いで落ちない汚れは石材店で販売している墓石用洗剤を使用するを使うと良いでしょう。
墓石用洗剤には墓石全般の汚れを落とすものだけでなく、「サビ」「水垢」「苔」「シミ」などの汚れの種類ごとに特化したものもあります。
そのため、墓石用洗剤を購入する際は、どんな汚れが付着しているか予め把握しておきましょう。
ただし、長期間放置した汚れは特定の汚れを落とす洗剤を使用しても落ちない場合があります。
そのような場合は、お墓のクリーニング代行サービスを利用すると良いでしょう。
専門的な知識や技術を有した方やクリーニング専用の機械があるため、頑固な汚れを落とせる場合があります。
華美な服装や露出の多い服装をする
お墓掃除を行う際は服装に決まりはありません。
しかし、華美な服装や露出の多い服装は可能な限り避けるようにしましょう。
お墓は亡くなった方を弔うための場所であるため、華美な服装はあまり適していません。
露出の多い服装は虫に刺される恐れがあります。
お墓掃除を行う際は速乾性や通気性などが優れた長袖長ズボンを着用すると良いでしょう。
長袖長ズボンを着用することで、直射日光や紫外線を避けることができるだけでなく、体温を外に逃がすこともできます。
お墓を掃除する上で気をつけること
ここではお墓掃除を行う際に気をつけるべきことをご紹介します。
お墓を購入したばかりの方やこれからお墓掃除を行う方は、ぜひ参考にしてみてください。
硬い物でこすらない
お墓掃除を行う際に可能な限り綺麗にしたいと考え、毛先が硬いブラシやスポンジを利用する方がいらっしゃいます。
現代のお墓は表面を鏡面磨きで仕上げを行っています。
そのため、毛先の硬いものでお墓掃除を行うと、墓石を傷つける恐れがあります。
毛先が硬いブラシやスポンジで磨くと、表面が傷つき汚れが付着する恐れがあるため使わないことが好ましいです。
お墓掃除を行う際は、雑巾などの毛先が柔らかいものを使うことで、墓石の表面を傷つけることなく汚れを落とすことができます。
水をしっかりと拭きとる
お墓掃除を行う際には、水をしっかりと拭きとるようにしましょう。
お墓の水を拭きとらない方の中には「自然乾燥で良い」と考えている方がいらっしゃいます。
しかし、水を拭きとらないままにすると埃や花粉が墓石に付着しやすくなります。
墓石に付着すると、水垢となり汚れを落とすことが難しくなります。
また、お墓参りに行く機会が年に2,3回しか行わない方やお掃除を頻繁に行わない方は掃除の機会が少ないため、硬い水垢ができる恐れがあります。
そのため、お墓掃除を行う際は水垢がなるべく付かないように、水を拭きとるようにしましょう。
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お墓掃除の際にやってはいけないと誤解されている迷信
お墓掃除は「一人で行ってはいけない」「午後に行ってはいけない」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、これらは迷信なのであまり気にしすぎる必要はありません。
お墓掃除の際にやってはいけないと誤解されている迷信についてご紹介します。
一人で行う
昔は、山奥などの足場の悪い場所にお墓があったため、一人で行くことは危険でした。
しかし、現在は道路が舗装されており昔のように危険な目に会うことは少なくなったため、一人でお墓に行くことに問題はありません。
昔の印象が残っていることが原因で「お墓は一人では行ってはいけない」と考える方がいるのかもしれません。
また、一人でお墓に行くことによって霊を引き寄せやすくなるといわれる場合もあります。
これは根拠がないため、心配せずに一人でお墓に行っても問題ないでしょう。
午後に行う
午後にお墓に行くことも問題ありません。
良くないと考える方の中には「悪い霊がとりつく」「故人は午前中にしかしない」と思い込んでいるためです。
このように根拠がないため、午後にお墓に行くことは問題ありません。
昔は霊園や寺院などの墓地に街灯がない場合がありました。
そのため、足元が見えづらく、転んで怪我をする恐れがあったため、明るい午前中に行くと良いと言われていました。
お墓掃除の順序
お墓掃除の順序についてご紹介します。
①墓石周り
墓石周りの清掃から行いましょう。
墓石の周りには雑草が生えている場合があります。
生えている雑草を取り除いてから清掃を行うことで、転ぶ危険性や怪我をする恐れを減らすことができます。
取り除くことが難しい雑草は専用の洗剤を利用すると良いでしょう。
ただし、専用の洗剤には除草するための成分が多く含まれているため、素手で触れると荒れる場合があります。
そのため、軍手などの手袋を着用した上で利用すると良いでしょう。
②石塔
墓石周りの清掃を終えたら、石塔を清掃しましょう。
石塔を清掃する際は水や毛先が柔らかいものを使用します。
毛先が柔らかいものを使用することで、彫刻した文字についた汚れを綺麗に落とすことができます。
石塔を清掃する際、基本的には上から下へ水洗いを行います。
上から下へ清掃することで、石塔は効率良く綺麗にすることができます。
③部材
次は、花立や線香皿などの部材を清掃しましょう。
部材は小さな物が多いため、細かい部分も清掃できる歯ブラシなどを使うと良いでしょう。
汚れによっては水洗いでは落ちない頑固な汚れがある場合があります。
そのような頑固な汚れは専用の洗剤を使うことで汚れを落とすことができるため、専用の洗剤を使って綺麗にしましょう。
前述したように、お墓の清掃の際に利用する洗剤は汚れの種類によって使用する洗剤が異なります。
そのため、洗剤が飛び散って他の部材や墓石に付かないように清掃しましょう。
④水気を取り除く
石塔や部材の水気を拭き取りましょう。
水気が残った状態は花粉や埃などの汚れが墓石に付着し、水垢ができる可能性や苔が生える可能性があるためです。
水気を拭き取る際は、乾いたタオルや雑巾を使いましょう。
1枚だと全ての水気を拭き取ることが難しい場合があるため、2~3枚程度持っていくことがおすすめです。
⑤お供え物を供える
お墓の清掃を終えたら、お供え物を供えましょう。
供える際は、お花以外のお供え物は持ち帰ることがマナーです。
お供え物を供えた方の中にはお供え物を持ち帰らずにお墓に置きっぱなしにする方がいらっしゃいます。
食べ物や飲み物などは直射日光が当たる場所に置くと腐る場合があります。
また、虫や鳥などの動物に荒らされる可能性があるため、お供え物は持ち帰るようにしましょう。
持ち帰ったお供え物は、捨てるのではなく、家族などの身近な人たちと頂くようにすると良いでしょう。
お墓の管理がしやすい供養
ここではお墓の管理がしやすい供養についてご紹介します。
お墓が遠方にあり管理することが難しい方や身近な所でお墓を管理したいと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。
永代供養墓・納骨堂
永代供養墓と納骨堂はお墓の管理がしやすい供養です。
永代供養とは墓地を管理している方が自分たちの代わりに供養を行うことです。
永代供養のお墓では法事を行う必要もありません。
ただし、永代供養では管理してもらうために年間管理料を支払う必要があります。
納骨堂とは故人のご遺骨を納めるための収蔵スペースを設けた建物です。
永代供養と同じく、納骨堂を管理している方がご遺骨の管理をしています。
納骨堂はアクセスの良い場所に位置していることが多いため、体が不自由な方にもおすすめです。
自宅墓
自宅墓とは自宅で供養を行うことができるお墓のことです。
自宅墓は室内に置くことができることから「宅墓」とも呼ばれます。
小さなお墓KOBOではガラス製でできた手のひらサイズのお墓を作製しています。
自宅で供養を行うことが可能であり管理が容易なことが特徴です。
また、小さなお墓KOBOはガラス職人が1つ1つ手作りで製作しているため、温かみのあるデザインも人気を博している理由のひとつです。
小さなお墓KOBOについてさらに詳しく知りたい方は▷ブリーズガーデン KOBOについてをご覧ください。
お墓掃除でやってはいけないことを踏まえた上で正しいお掃除をしよう
お墓掃除ではやってはいけないことがあります。
お墓掃除でやってはいけないことは「掃除道具や持ち物を置きっぱなしにする」「お墓にお酒やジュースなどをかける」「洗剤を使って清掃する」「華美な服装や露出の多い服装をする」などが挙げられます。
洗剤を使う際は、石材店などで売っている墓石専用の洗剤を使用しましょう。
お墓掃除を行う際に特に気をつけたほうがよい注意点は「硬い物で擦らない」「水をしっかりと拭き取る」です。
お墓掃除を行う際の順序は「①墓石周り」「②石塔」「③部材」「④水気を取り除く」「⑤お供え物を供える」です。
今後、お墓掃除を行う際は、ぜひ参考にしてみてください。
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