骨壷にカビが生えてしまった|カビさせない手元供養の注意点
手元供養を検討する際に、骨壷やご遺骨にカビが生えてしまうといった問題を不安に感じる方もいるかと思います。
手元供養でご自宅に骨壷を置く場合、保管方法や場所に注意しないとカビが生えてしまいます。
そこでこの記事では手元供養の際に気をつけたい、骨壷やご遺骨にカビが生える原因とカビさせないためのポイントを解説します。
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目次
手元供養とは?
手元供養とは、ご遺骨をお墓や霊園などに入れずに、ご自宅に保管する方法です。
近年は、故人を身近に感じたい方やお墓の管理者の不在、場所、金額など様々な理由で手元供養を選択する方が増えています。
手元供養には、専用のデザイン性が高い入れ物やフォトフレームなど様々な手元供養品が存在します。
その中でも、骨壷をそのままご自宅で管理する方法も、立派な手元供養の一つです。
しかし、骨壷で保管する際の問題として、骨壷やご遺骨にカビが生えてしまうことがあります。
そうならないためにも適切な保管場所や保管方法を理解しておきましょう。
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手元供養で骨壷や遺骨にカビが生える原因
骨壷やご遺骨にカビが生えてしまう原因は様々ですが、一般的な原因を解説します。
保管場所などにも影響するため、該当してしまう場合は場所の変更などを検討してみても良いかもしれません。
原因①骨壷を木箱から出してしまう
骨壷を木箱から出してしまったことがカビの原因になる可能性があります。
カビは湿気がある場所で繁殖しやすくなるため、湿気を吸収してくれる役割を持つ木箱から骨壷を出してしまうと、遺骨がカビてしまう一因になります。
原因②骨壷を日当たりのいい場所に置いてしまう
骨壷を日当たりの良い場所に置いてしまうと、骨壷の外側と内側で寒暖差が生まれ結露の原因になります。
この結露によって生まれる湿気が、カビにとって良い環境になってしまっている可能性があります。
原因③骨壷の蓋を開けてしまった
骨壷の蓋を開けてしまうと、空気中の酸素や水分が骨壷の中に入ってしまいます。
水分などがご遺骨に付着するとカビが生える原因になってしまします。
故人を慈しむ気持ちはあるとは思いますが、蓋をあけるのは最低限にした方が良いでしょう。
原因④素手でご遺骨に触れた
手のひらにも湿気や菌が付着しています。
そのため、ご遺骨に素手で触れるのは避けた方が良いでしょう。
ご遺骨に触れる時は、ゴム製の手袋をした上で行うことをおすすめします。
手元供養で骨壷やご遺骨をカビさせない保管場所
高温多湿がカビの大きな原因になるため、保管場所にも注意が必要です。
骨壷やご遺骨をカビさせない保管場所を解説します。
寝室やリビング
寝室やリビングなどの風通しが良く、湿気が少ない部屋に保管することでカビを防ぐことができます。
その際、直射日光が当たらない場所に保管しましょう。
クローゼットや窓際などは危険
クローゼットや窓際などに保管すると、湿気がたまりやすかったり直射日光の影響で結露が発生してしまう可能性があります。
寝室やリビングの中でも、窓際やクローゼットなどに保管するのはやめておいた方が良いでしょう。
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手元供養で骨壷やご遺骨をカビさせないためのポイント
骨壷の保管場所以外にも、骨壷やご遺骨をカビさせないポイントをご紹介します。
ポイント①密閉性が高い骨壷に入れる
機密性が高い骨壷に入れることで、外気からご遺骨を守ってくれます。
手元供養品の選ぶ際には、機密性が高いものを選ぶと良いでしょう。
ポイント②ご遺骨を粉骨して真空パックに入れる
ご遺骨をさらに細かくする粉骨を行い、真空パックに入れて保管することで、外気からご遺骨を守ることができます。
真空パックにすることで酸素がないため、カビが繁殖することはありません。
ポイント③乾燥剤を活用する
ご遺骨の下に乾燥剤を入れ、湿気を吸収させることでカビの繁殖を抑えることができます。
密閉されている場合は乾燥剤を蓋に乾燥剤を貼っても十分な効果が見込めます。
また、大きさによって変化しますが乾燥剤は一定期間が過ぎたら交換するようにしましょう。
ポイント④粉骨して手元供養品に入れる
粉骨したご遺骨を手元供養品に入れることで、カビの発生を抑える方法もあります。
様々な手元供養品がありますが当社が扱っているKOBOは、しっかりとした洗浄・乾燥を行い徹底した衛生管理を行っているため、粉骨時に大切なご遺骨が汚れる心配もありません。
また、KOBOという密閉空間に封入することで酸素に触れる機会が減るため、カビを予防することも可能です。
職人が一つ一つ丁寧に制作しているため、世界にひとつだけの手元供養品をご検討している方におすすめです。
適切な保管方法で故人をいつまでも身近に感じる
骨壷やご遺骨がカビてしまう原因は様々ですが、いくつかのポイントや手元供養品でしっかりと対策することができます。
大切な故人を身近に感じたい方が選択することの多い手元供養ですが、適切な管理方法でいつまでも綺麗なままで供養することも大事です。
カビや保存方法でお困りの方は一度専門の業者に相談してみると、自身に合った保存方法を提案してくれますので、一つの方法として検討してみることも良いかもしれません。
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