お墓を移すのはよくない?改葬に反対された時の対処法や手続きを解説

お墓を移すことがよくないと思うことや不安に感じる方もいらっしゃるかと思います。

また、親族など周りの人から反対されてしまったり、お墓を移すことに対してネガティブなイメージを持っていたりする方もいるかもしれません。

この記事では、「お墓を移そうと思っているけど問題ないのか疑問に思っている方」や「周囲に反対されている方」に向けてお墓を移すことに関する法律やよくないと言われた時の対処法から費用まで詳しく解説していきます。

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お墓を移すことはよくない?

お墓を移すことは悪いことではありません。

お墓を他のお墓や納骨堂に移すことは「改葬」と呼ばれており、厚生労働省「衛生行政報告例」によると、改葬件数の推移は2008年から10年間で1.6倍増加し、2018年は115,384件となっています。

手続きをしっかりと行うことで改葬は可能なので、法律的に全く問題のない行為です。

「ご先祖様に申し訳ない」「祟りがあるかもしれない」など、気持ちの問題でよくないと思ってしまったり、周囲に反対されていたりする場合はしっかりと話し合いで解決していくことが重要です。

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お墓を移すことがよくないと言われた時の対処法

お墓を移すことがよくないと言われた場合、反対される理由をしっかりと把握し、説明することが重要です。

お墓を移すことがよくないと周りに言われてしまった際の対処法をご紹介します。

法的に問題ないことを説明する

お墓を移すことが法律的に問題あるのではないか。という理由で反対されてしまった場合、法律的には問題ないと伝えましょう。

ただし、お墓を手続きなしに勝手に移動させることはいけません。

ご遺骨を管理している方の許可が必要です。

実際に改葬をするのは遺骨を管理処分する権限を持っている祭祀継承者です。

祭祀継承者は生前に決まっていたり、遺言で指定されていたりするため親族に当たる場合が多いです。

まずは祭祀継承者が誰なのかをわかるようにしておくことで、スムーズにお墓を移すことができるでしょう。

また、行政への手続きも必要です。

祭祀継承者が改葬許可申請書を市役所に提出して、改葬の許可をもらうことができれば法的に問題なく改葬することができます。

宗教的に問題ないことを説明する

改葬をすることは宗教的にも問題ありません。

一般的に仏教の場合は、お墓を移動させることでバチがあたるという考え方はありません。

ただし、故人のことを思いやる気持ちを持ってお墓を移すことが重要です。

親族にしっかりと説明する

親戚・友人・同僚などから反対されたから困っているという方もいらっしゃると思います。

このような場合、「お墓を移さないことでご先祖様にご迷惑がかかる」「お墓を移さなかったら、手入れができずご先祖様に喜んでもらえない」のように、ご先祖様を大事にする気持ちを持っているから問題ないということを伝えましょう。

また、お墓を移す際には、きちんとお寺の住職にお経をあげて魂抜きをしていただくので、ご先祖様に迷惑がかからないということも相手に伝えることで理解してもらえることが多いです。

お墓を移す流れ

お墓を移す流れは、

  1. 改葬先の決定
  2. 改葬許可申請
  3. 改葬先のお墓の建立
  4. ご遺骨を既存のお墓から取り出す
  5. 改葬先への遺骨を納骨する

の5つに分かれます。

①改葬先の決定

改葬先を決めるにあたって、事前に抑えておくべきことは3つあります。

移動距離

移動距離が長くなってしまうと費用が高くなってしまう傾向にあるので注意しましょう。

どのくらいの費用がかかるのかをあらかじめ石材店などの改葬に関わる専門家に聞いておきましょう。

承継者の負担

遺骨や墓石を移動することで、移動距離の問題を解消することはできます。

しかし、これから先のことを考えると子供や承継者が必ずしも移動先の近くに住んでいるとは限りません。

そのため、承継者がいない場合や子供に負担をかけさせたくない場合は、手元供養や永代供養などの選択を視野に入れてみるのも一つの方法です。

手元供養品はどのようなところにも置ける綺麗なデザインのため、故人をいつまでも身近に感じることができます。

小さなお墓KOBOでは様々な種類の手元供養品があるので気になる方はご覧ください。

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供養の仕方

主な供養の方法にはお墓で供養・散骨をして供養・手元供養などがあります。

供養の方法によって必要になる費用は異なるので1度調べてみてはいかがでしょうか。

②改葬する際に必要な書類の入手・提出

 

お墓を移す方法や場所などが決まったら、公的な手続きをする必要があります。

申請に必要な書類は改葬許可申請書・埋蔵証明書・受入証明書の3つです。

改葬許可申請書は現在のお墓がある市区町村のホームページや役所で入手できます。

改葬許可申請書は入手した時と同じ場所の担当部署に提出します。

埋蔵許可証は火葬証明書に「火葬済み」の印が押されている紙のことです。

埋蔵許可証は移転先のお墓の管理者へ提出します。

もし、埋蔵許可証がない場合は死亡届を提出した窓口に、本人確認書類と印鑑を持参して申請しましょう。

受入証明書は移転先のお墓の管理者や移転先の自治体で入手することができます。

受入証明書は遺骨がある場所を管轄している自治体に提出します。

しっかりと手続きを行わないと、時間がかかってしまったりお墓を移すことができなかったりする可能性もあるので必ず確認するようにしておきましょう。

③改葬先のお墓を建立

お墓を建立するには

・霊園やお寺の注意事項を確認する

・墓石のタイプを決める

・開眼供養を行う

と大きく分けて3つの工程があります。

霊園やお寺の注意事項を確認する

お墓の型に決まりを設けている霊園やお寺はありませんが、区画の大きさなどで石塔の高さ・サイズが決められていることがあります。

移転先の霊園やお墓の状況によって注意点は異なるため、移転先について事前に調べておくと良いかもしれません。

墓石のタイプを決める

墓石には「和型墓石」「洋型墓石」「デザイン墓石」の3種類があります。

  • 【和型墓石】
    和型墓石は縦長の石柱を使用しています。和型墓石は日本で1番使用されているので、馴染み深いと思います。
  • 【洋型墓石】
    洋型墓石は和型墓石と比べて、横に長いタイプの石を使用しています。
    洋型墓石は墓石に文字やイラストを彫刻したり、デザインに変化をつけたりすることができるのでとても個性豊かなものになります。
  • 【デザイン墓石】
    デザイン墓石は、和型墓石や洋型墓石のように画一的な形状がありません。CADや3Dシュミレーターを使用して要望に沿った形にすることができるので、「こんなはずじゃなかった」と後悔することはありません。デザイン墓石を選ぶ方の多くは故人の職業や趣味などをイメージして建てられる傾向があります。

開眼供養を行う

開眼供養とはお墓を建てたときに、故人の魂を墓石に宿すことです。

開眼供養は親族の集まりやすいときに行うことが一般的です。

④ご遺骨を既存のお墓からと取り出す

遺骨を取り出す際は石材店などの専門店に依頼すると良いでしょう。

また、閉眼供養をしていないと石材店に断られてしまう場合もあるので注意しましょう。

霊園やお寺によっては石材店が決まっている場合もあるため、お墓の管理人などに事前に聞いておくと良いでしょう。

⑤改葬先へご遺骨を納骨する

全ての準備が終わったら改葬先で納骨が可能になります。

故人を思いやり、丁寧に納骨しましょう。

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お墓を移すために必要な費用

お墓を移すために必要な費用は全国平均で総額およそ200万円〜300万円程度とされています。
大まかな内訳は「改葬元」と「引越し先」です。

改葬元にかかる費用

改葬元にかかる費用は大きく分けて5つあります。

改葬許可証の発行料

現在、お墓のある場所の自治体から1通300円〜1,000円ほどかかる場合があります。

墓石の撤去費用

墓石撤去専門の業者などに依頼し、1平方メートルあたり10万円〜20万円程度かかることが一般的です。

撤去した場所の整備費用

更地にする整備費用は1平方メートルあたり5万円〜20万円程度が一般的です。

お布施/遺骨取り出し料/閉眼供養

お布施の相場は1万円〜3万円程度ですが、今までのお付き合いや過去に渡していたお布施の金額を確認しておいた方が良いでしょう。

遺骨取り出し料は一人分の遺骨につき3万円程度です。

閉眼供養の相場は3万円〜10万円程度が一般的ですが、不安な場合は事前にお寺に聞いてみても良いでしょう。

依頼先にかかる費用

依頼先にかかる費用は大きく分けて4つです。

永代使用料「お墓の土地代」

永代使用料の相場は60万円〜100万円程度となっています。

墓石を設置するための工事費用

墓石設置費用は基礎工事と石碑設置工事を合わせて10万円〜30万円程度となっています。

事務手数料

移転先の管理者に数千円程度を支払います。

埋葬費用

埋葬費用は一人分の遺骨につき3万円程度かかります。

お墓を移さなくてもいつでもお参りができる供養

近年、様々な供養の方法ができるようになりました。

ここではその中から樹木葬・納骨堂での供養・手元供養の3つをご紹介します。

これら3つの供養の方法はお墓の供養と比べて、比較的安価なため近年人気があります。

樹木葬

樹木葬とは樹木や花を墓標とするお墓のことです。

樹木葬は最終的に自然に還ることができたり、継承の必要がなかったりするので、近年人気があります。

納骨堂での供養

納骨堂とは、壺の中に遺骨を入れて安置しておく建物のことをいいます。

納骨堂は年間管理費が不要のため管理負担がとても少ないです。

納骨堂にかかる費用の相場は10万〜100万円程度と言われています。

手元供養

手元供養とは故人のご遺骨の1部を小さな容器に入れて自宅に置いたり、ペンダントなどに入れたりして、手元に残して供養することです。

故人をいつまでも身近に感じたい方や様々な理由で改葬や納骨ができない方などにも人気がある供養方法です。

「小さなお墓KOBO」は職人が一つ一つ思いを込めて作ったガラス製の小さなお墓です。

いつも故人をそばに感じられる新しい供養方法として様々な方から好評をいただいています。

以下のページに商品の詳細や特徴をまとめています。

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お墓を移すことはよくないことではない!

お墓を移すことはよくないことではありません。

重要なのは故人を思いやる気持ちです。

しかし、お墓を移すには様々な手続きや周囲への説明も重要です。

あらかじめ準備や周囲への説明を済ませておくことで、スムーズに改葬を行うことができるでしょう。

また、供養をする方法はお墓参りだけでなく、樹木葬・納骨堂・手元供養など様々です。

自身や故人にあった方法を探すことで、無理なく故人に思いを馳せることができるでしょう。

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