骨壷のサイズは何種類?種類や選び方も徹底解説

骨壷を選ぶ際にまず気になる点はサイズなのではないでしょうか。

しかし、ご遺骨を収める骨壷を選ぶということは経験をしている方は少なく、どのように選べばよいか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。

この記事では、「骨壷のサイズにはどのような種類があるのか」「どのような点に注意して骨壷を選べばよいのか」など、骨壷の選び方について徹底解説します。

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骨壷のサイズとは

そもそも骨壷とは故人のご遺骨を納めるための壷を指し、古代から使用され続けてきました。

明治時代からは火葬が義務付けられ、骨壷の材質やサイズに規格が設けられるようになりました。

地域ごとに骨壷に納められるご遺骨の量が異なっているため、様々な種類の骨壷が存在します。

単位

骨壷のサイズを表す単位には「寸」が使われます。

日本では「1寸=約3.03㎝」であり、骨壷のサイズを表す際は胴部分の直径を表しています。

例えば7寸の骨壷は直径約21〜22㎝です。

また、骨壷の数を表す際には「口(こう)」単位が用いられます。

一般的な骨壷9種の特徴

骨壷のサイズは9種類あります。

ここでは、サイズごとの具体的な大きさやどのような場合に適しているサイズなのかを詳しく解説します。

2寸

直径約6.5㎝×高さ約7.5㎝の大きさの骨壺です。

人間のご遺骨では分骨や手元供養で使われるサイズであり、ペットの場合ハムスターやインコなどの小動物のご遺骨を納めることができます。

2.3寸

直径約7㎝×高さ約8.5㎝の大きさの骨壺です。

人間のご遺骨では分骨や手元供養で使われるサイズであり、ペットの場合フェレットなどの動物のご遺骨を納めることができます。

3寸

直径約9.5㎝×高さ約11㎝の大きさの骨壺です。

人間のご遺骨では分骨や手元供養で使われるサイズであり、ペットの場合ウサギなどの少し大きめの小動物のご遺骨を納めることができます。

4寸

直径約12.5㎝×高さ約14㎝の大きさの骨壺です。

人間のご遺骨では分骨や手元供養で使われるサイズであり、ペットの場合はネコやトイプードル・チワワなどの小型犬のご遺骨を納めることができます。

5寸

直径約15.5㎝×高さ約17.5㎝の大きさの骨壺です。

人間のご遺骨では納骨用に使われるサイズであり、ペットの場合は柴犬などの中型犬のご遺骨を納めることができます。

6寸

直径約18㎝×高さ約20.5㎝の大きさの骨壺です。

人間のご遺骨では納骨用に使われるサイズであり、ペットの場合はゴールデンレトリバーなどの大型犬のご遺骨を納めることができます。

7寸

直径約22㎝×高さ約25.5㎝の大きさの骨壺です。

人間のご遺骨では納骨用に使われるサイズであり、ペットの場合は人間と変わらないほどの大きさの大型犬のご遺骨を納めることができます。

8寸

直径約25.5㎝×高さ約28.5㎝の大きさの骨壺です。

人間のご遺骨では納骨用に使われるサイズであり、改葬などで合同にする際も使用することができます。

尺寸

直径約31.5㎝×高さ約34㎝の大きさの骨壺です。

人間のご遺骨では納骨用に使われるサイズであり、改葬などで合同にする際も使用することができます。

ミニ骨壷という種類も登場している

尺貫法で規格を設けられたサイズの骨壷だけでなく、小さなサイズで自由なデザインの骨壷も多く存在しています。

その中のひとつに、ミニ骨壷という種類があります。

ミニ骨壷は、一般的に想像されやすい無機質な円柱型の陶器の骨壷ではなく、木・漆器・クリスタルなどの様々な素材で作られ、デザインも豊富であるため比較的安価なものから用意されています。

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一般的な骨壷のサイズはどれくらい?

東日本と西日本で骨上げと呼ばれる遺骨を骨壷に納める方法が異なるため、一般的な骨壷のサイズは地域によって異なります。

加えて、宗教などの面でも骨壷のサイズには違いが見られます。

ここでは、様々な面で異なる骨壷のサイズについて詳しく説明します。

地域による違い

東日本では、火葬後にすべてのご遺骨を骨壷に収める全部収骨が一般的です。

収骨時には大きな遺骨だけでなく収骨台に残った灰まで綺麗にとって、骨壷に収めます。

そのため、成人のご遺骨がすべて収まる大型の7寸サイズの骨壷を使用することが一般的です。

一方、西日本では、一部の骨のみを骨壷に収める部分収骨が一般的です。

部分収骨は、足・腰・背骨・胸・腕・頭などの主要な遺骨のみを収骨する方法で、収められなかった遺骨は火葬で供養されます。

したがって、東日本よりも小さい6寸以下の骨壷を使用することが一般的です。

しかし、西日本でも全部収骨をおこなうこともあるため、骨壷のサイズを大きく変化しています。

年齢による違い

骨壷に収めるご遺骨の量によって骨壷の大きさには違いが生じます。

例えば、体の小さい子どものご遺骨を収骨する際や、高齢の方や病気だった方のご遺骨を収骨する際は、比較的小さな骨壷を選ぶことがあります。

また、よく性別によって骨壷のサイズは変わるのではないかと思われることがありますが、性別の違いによってご遺骨の量が変わることはほとんどなく、基本的に全部収骨する際は7寸程度サイズの骨壺で収めることができます。

供養の様式による違い

また、供養の様式によって骨壷の大きさが異なることがあります。

例えば、お墓に骨壺を入れる際はお墓の中の納骨室の入口の大きさによって異なり、納骨堂に骨壺を納める際はロッカー型や仏壇型などの様々な形式があるため、それぞれの形式で納めることができる範囲内の大きさの骨壺を準備しなければいけません。

宗旨・宗派による違い

ご遺体を供養する方法にはそれぞれの宗教によって、異なる方法での供養方法があります。

現在は多くの場合で火葬以外の供養は法律によって認められていませんが、古来は風葬・土葬・水葬・火葬などの方法があり、必ずしも骨壷にご遺骨を納める必要はありませんでした。

このような古来の風習の名残から、日本の供養では骨壷に対して特定の考えをもたれることはあまりありません。

そのため宗旨や宗派に捉われることなく骨壷を選ぶことが可能です。

骨壷の形状・材質

近年、様々なデザインの骨壷が登場しているため、骨壷の形質や材質にも様々な種類が存在します。

ここでは、様々な骨壷の形質や材質の特徴について詳しく説明します。

材質

骨壷の一般的な材質として、陶磁器があります。

陶磁器の特徴としては、釉薬の具合や絵付けによって様々な表情の骨壷を作り出せる点が挙げられます。

陶磁器以外には、石・ガラス・木・金属などの材質が存在します。

特に、石の骨壷は耐久性に優れ、大理石・オニキス・黒大理石・花崗岩などの様々な石
で作られるなど、種類が豊富です。

だし、石の骨壷は重くなるため取り扱いには注意が必要です。

また、ガラス製の骨壷は加工しやすいため、デザイン性の高い骨壷を作ることができるというメリットがあります。

このように、材質の特徴や良さを生かして様々な骨壷を作ることができます。

デザイン

骨壷は白無地タイプが一般的ですが、近年では色鮮やかなものが作られることも増えてきました。

例えば、グラデーションが施されたものや花や動物が描かれたものなどがあり、オーダーメイドで作ることも可能になっています。

特に陶磁器は、有田焼・九谷焼・瀬戸焼・備前焼のようにたくさんの焼き方の種類があることが特徴として挙げられます。

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骨壷のサイズ・種類の選び方

骨壷のサイズはご遺骨の量に合わせて自由に選ぶことができますが、なにを基準として骨壷を選べばよいのか悩まれる方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、地域の慣習や年齢などの5つの面から骨壷の選び方について詳しく解説します。

地域のしきたり

骨壷を納める場所が東日本なのか西日本なのかによって異なる場合があります。

これは、東日本では全てのご遺骨を収骨しますが、西日本では分骨を行なって収骨するためです。

地域のしきたりに絶対に従わなければいけないわけではありませんが、サイズをどうするか選ぶ際に参考にするとよいでしょう。

故人の年齢

故人の年齢によって、遺骨の量が少なくなる場合があります。

例えば、水子供養の場合や高齢の方や病気で亡くなった方の場合は、平均的な体格の成人用に使う7寸サイズの骨壷よりも小さめ骨壷を選ぶとよいです。

加えて身長180㎝以上の成人の方は7寸サイズではご遺骨が収まりきれない可能性があります。

そのため、7寸よりも一回り大きい8寸サイズの骨壺を選ぶとよいでしょう。

また、故人の年齢に合わせて骨壷のデザインを変えてあげるなどの工夫をすると、故人に寄り添った供養となるかもしれません。

供養の様式

供養の様式を大きく分けると、お墓や納骨堂で個別に供養をおこなう場合と、共同墓地や永年供養墓などで合祀する場合が考えられます。

お墓や納骨堂で個別に供養をおこなう場合は、お墓の納骨室の入り口の広さや納骨堂で与えられたスペースの広さなどに合わせて骨壷を選ぶ必要があります。

霊園やお寺、納骨堂によっては、骨壷のサイズに決まりを設けている場合も考えられるため事前に問い合わせておくとよいかもしれません。

共同墓地や永年供養墓などで合祀する際、遺骨を骨壷から取り出して供養する場合があるため骨壷を後に処分する場合があります。

一方、骨壷から取り出さずに合祀する場合は、骨壷のサイズに関係なく合祀されるためサイズについて考える必要はありません。

どのような方法で合祀されるのか確認したうえで骨壷を選ぶようにしましょう。

費用

骨壷は、大きさ・材質・デザインによって値段が大きく変動します。

大理石のような高い材質の骨壺や凝ったデザインの骨壺だと、数万円する可能性もあります。

一般的な骨壷の相場は7寸で3,000円~4,000円です。

骨壷はご遺骨を納める大切なものであり、デザインや材質にこだわりたいと思われる方も多いと思いますが、値段に気をつけて選ばないと予想外の高額になってしまう恐れもあります。

素材の耐久性や密閉性などの機能性を加味して、適正な骨壷を選びましょう。

蓋から選ぶ

蓋の種類には大きく分けて、白並切立という2種類のタイプがあります。

白並は蓋の端が内側に入り込むような形状の蓋で、一般的なタイプでありほとんどの骨壷に対応しています。

切立は蓋の端が本体に覆いかぶさるような形状の蓋で水分や湿気がたまりにくい点が、メリットとして挙げられます。

防湿性を重要視する方におすすめの蓋です。

骨壷の大きさを気にせず供養を行うには

骨壷のサイズを考えて選ぶのが難しいと感じる方には、骨壷を置くスペースを考えなくてもよい手元供養や骨壷を用意する必要がない散骨をおこなうことをおすすめします。

ここでは、手元供養や散骨の特徴について詳しく解説します。

手元供養をする

手元供養とは、ご遺骨をお墓や納骨堂などに納骨せずに自宅で保管して供養する供養方法のことです。

骨壷はもちろん、アクセサリーや骨壷だと気づかないようなデザインの容器にご遺骨を納めて、より身近に故人の存在を感じることができます。

自宅でご遺骨を保管するため、骨壷の大きさを考慮する必要はなくなります。

手元供養を選択した場合は、ご遺骨の状態を清潔に保つために注意する点がいくつかあります。

手元供養について詳しく知りたい方は、▷遺骨を自宅で安置するときの置き方|自宅で供養する方法も解説をご覧ください。

散骨

散骨とは、火葬後に故人のご遺骨を海や山などの自然に撒く供養のことです。

ご遺骨をパウダー状になるまで細かく砕く粉骨処理をおこなうことや、許可を得た土地でおこなう必要があることなど、注意点はいくつかありますが、骨壷を用意する必要はなくなります。

散骨について詳しく知りたい方は▷散骨はどこでできる?できない場所や場所を選ぶときの注意点を解説をご覧ください。

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海洋散骨や手元供養をおこなう際は、ぜひブリーズガーデンにご相談ください。

ブリーズガーデンは、散骨や手元供養のプロであり、豊富な経験や実績からお客様に最適な方法を提案することができます。

また、粉骨からご遺骨の供養までをトータルサポートするため、安心してご遺骨をお任せいただけます。

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サイズなどに注意して故人に寄り添った骨壷を選ぼう

骨壷には9種類のサイズがあり、地域や年齢などによって使い分ける場合があります。

また、骨壷のデザインや素材などは近年多様性を増してきており、様々な選択肢の中から故人にぴったりの骨壷を選択することができます。

値段や供養の様式などに気をつける必要がありますが、故人に寄り添った供養ができるように適切な骨壷を選びましょう。

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