月命日をやめたいときはどうする?上手な断り方や供養する期間について解説

祥月命日や月命日には、故人を偲んでお墓参りをしたり、仏壇を掃除したりする方もいるのではないでしょうか。

しかしながら、月に1度、長年決まった形で供養を続けていると、歳を取ったり世代が変わったりして、負担に感じることがあるかもしれません。

今回の記事では、月命日をやめたいときの上手な断り方と供養する期間について解説します。

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月命日とは

月命日(つきめいにち)とは、毎月ある命日と同じ日です。

月忌とも言います。

例えば、2023年4月1日が命日の場合は、翌月5月以降毎月1日が月命日です。

31日が命日だった場合は、31日がない月は末日を月命日とすることが多いようです。

ただし、祥月命日は月命日に含めません。月命日は年に11回あります。

月命日、当日に行うこと

月命日にすることは、内容的には命日に行うこととあまり違いはありません。

故人が好きだった食べ物や飲み物、お花などをお供えし、仏壇に手を合わせたりお墓参りをしたりします。

また、仏壇の掃除をすることも大切です。

掃除をしながら故人を偲び、話しかけることも良い供養になるでしょう。

月参りの準備

月参りに来てもらう場合、仏壇を整え、お布施を準備しておかなければなりません。

月参りの前日までには、お供え物を買い揃えておきましょう。

用意するのは仏花1対と、故人が好きだったお菓子や季節の果物を中心としたお供え物です。

家の考えによっては、また亡くなって日が浅い場合は、お膳に食事を用意することもあるでしょう。

普段のお供えよりもちょっと豪華に、見栄えよく飾るのがポイントです。

また、住職へのお布施も忘れてはなりません。

月参りは毎月の行事なので、お布施の相場は3,000円から5,000円ほどと控えめです。

なかには檀家全体で月参りのお布施の金額が決まっていることもありますから、総代や近所の檀家仲間に確認してみましょう。

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月命日の法要の上手な断り方

月命日の法要を断りたいと思ったことがある方もいると思います。

そのようなときどのように法要を断ればよいかについて解説していきます。

段階的に法要の数を減らしていく

最も自然な話し方は、段階的に月参りを縮小していくという断り方です。

まずは毎月の法要だけ断るようにして、年に1〜2度、命日やお盆だけ来て貰うように変更する訳です。

法要を断る理由を聞かれた場合は、仕事が忙しくなって休みがとれない、最近は体調が優れないなど、家庭の事情でこれまで通り続けるのは難しい事を伝えると良いでしょう。

面と向かって断るのは気が引ける人は、電話で連絡する方法も有効です。

お寺にとって毎月の法要は貴重な収入源ゆえに、簡単には聞き入れられないケースもあります。

もし、金銭的には続けても問題ないが、毎月スケジュールを空けるのが困難という人は、年1回・命日の法要で12回分のお布施を払うと提案すれば、受け入れられる可能性は高いです。

一方、金銭的な問題がある場合は、素直にお金がない事を理由に断るべきです。

金銭的な事情と言われれば、お坊さんも咎めようがないですし、お布施を減額する交渉に持ち込まれる可能性も十分あります。

このようにして、法要を年に1〜2度に減らしてみて、本当に完全に不要だと思うのであれば檀家を辞める覚悟で月参りの完全廃止を申し出てみるのです。

七回忌や十三回忌など、年忌法要のタイミングに合わせて話を切り出すとスムーズに進みます。

いきなり全てを止めるのではなく、段階を踏んで「やはり負担が大きいので辞めたい」との申し出なら、お寺側も諦めがつきやすいのです。

法要を完全に無くすには墓じまいをする必要がある

檀家を辞めるには墓じまいが不可欠ですから、何かと大変な作業になります。

先祖代々の家墓の場合、自分の親や祖父だけでなく、会ったこともないご先祖様も供養している訳ですから、別の場所に移したり、散骨したり等を本当に行っても良いものかと不安になるでしょう。

たとえ自分が良くても、親戚が猛反対してくるかも知れません。

よって檀家を辞める事(=墓じまい)は、本当に最後の手段、覚悟の必要な決断となります。

ですから、まずは月参りを縮小する話から始めて、徐々に断っていく話し方がベストです。

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供養はいつから始まっていつまで行うの?

月命日は毎月あるということがわかりましたが、ではいつまで月命日の供養を続けたらよいのでしょう。

供養に区切りのある年忌法要とは違い、月命日にはここで終わりという決まりがなく永遠に続くため、遺族にとって悩ましいところです。

本来月命日は、故人を思い供養するために行うものであるため、供養したい気持ちが続く限り月命日は行うとよいでしょう。

月参りのやめどき

月参りをいつまで続けるかに決まりはありません。

一周忌や三回忌をめどにする家もあれば、期限を区切らずずっと月参りを続けてもらう家もあります。

檀家全体で月参りは七回忌までなどと決められている場合も少なくないようです。

基本的には家族の気持ちが大事とされるので、住職側から「もうやめますか」「いつを区切りとしますか」などと促されることはまれです。

月参りのやめどきは、家族が決めるものです。気持ちの整理がついたころに、「今年の祥月命日までにしよう」「次の年忌法要までにしようか」などと家族に相談し、月参りに来た住職に意向を伝えましょう。

祥月命日の年忌法要はいつまで?

日本の仏教の教義上では、年忌法要は弔い上げ(とむらいあげ)まで営むことになっています。

弔い上げとは、故人を「個」として供養する最後の年忌法要です。

弔い上げ以降は、故人は先祖全体の一部として供養されます。

宗旨宗派によって異なりますが、タイミングは、三十三回忌や五十回忌を弔い上げとすることが多いようです。

しかしながら、核家族化や高齢化などもあって、現代では何十年も法要を続けることは現実的ではありません。

家族の事情なども考えながら、一周忌や三回忌、七回忌で年忌法要の区切りとしても良いでしょう。

お寺さんと強い関係がある場合は、一度相談しておいた方が無難です。

まとめ

今回は月命日の供養を断りたいときや終わりにしたいときはどうすればよいかについて解説してきました。

月参りは、故人について束の間でも話ができたり、供養について質問できたりします。

しかし、住職と家族の都合を毎月合わせなければならないため、ときには負担になるものです。

そのようなときは、相手のことも考慮した断り方をしましょう。

そして、よい関係を続けられるように供養を継続していきましょう。

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