仏壇に足を向けて寝るのはマナー違反?仏壇のマナーや置き場所を紹介

仏壇に足を向けて寝ることは縁起の悪い行為なのでしょうか。

寝る際に足の向きを気にしたり、同じ部屋で寝ても良いのかためらったりした経験のある方も多いと思います。

また、仏教の宗派や風水などによって仏壇を置く方角に様々な考え方があることを知っていますか。

仏壇の置き場所として適した方角や場所もご紹介しているので是非参考にしてみて下さい。

この記事では仏壇に関するマナーや置き場所について解説します。

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仏壇に足を向けて寝ても問題ないのか

はじめに、仏壇に足を向けて寝ることは問題ないのでしょうか。

気が引けて足を向けて眠れないと考えている方も多いと思います。

仏壇に足を向けて寝てはいけないという決まりはありません。

しかし、足を向けて寝ることは失礼であるという考え方もあります。

個人の自由であることに間違いはないですが、少しでも後ろめたい思いのある方は仏壇に足を向けないことをおすすめします。

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仏壇の部屋で寝ても大丈夫?

仏壇と同じ部屋で寝てもよいのでしょうか。

仏壇を置いている部屋で寝ることは特に問題ありません。

一般的に寝室は静かな場所であり、手を合わせる際にも静かに行うことができます。

そのため、寝室と仏壇が同じ部屋にあることはむしろよい選択であると言えるでしょう。

その際寝室では、仏様に失礼のないような行動をとりましょう。

仏壇の向きはどこが最適か

ここでは仏壇の向きについて解説します。

仏壇の向きに決まりはありませんが、仏教やその宗派によって異なった考え方を持っていることがあります。

ここでは仏壇の向きに関して、3つの考え方をご紹介します。

南面北座説

まずは南面北座説です。

南面北座とは仏壇を南に向ける置き方のことを指します。

ここからは、南面北座に影響する考え方を3つ紹介します。

  1. 北極星
  2. 北の空に位置する北極星は古くから全ての星の中心であり、正しい方角を示す道しるべであるとされてきました。

    南向きに仏壇を置くことによって、仏壇に手を合わせる際に北極星の方角を向くことができます。

  3. 論語
  4. 論語とは古代中国の聖人孔子の言葉をまとめた書物で、現代でも広く語り継がれています。

    そんな論語には、皇帝が南向きに座り人々を治めたという言葉があります。

    その影響を受け日本では、平城京で天皇の住む大内裏が南向きに作られ、現在でも仏壇の向きを南向きにすることに影響しています。

  5. お釈迦様
  6. お釈迦様は説法をする際に、南向きに座ったとされています。

    曹洞宗や臨済宗ではその影響を受け、仏壇を南向きに置くことが多いです。

西方浄土説

次に西方浄土説です。

西方浄土説においては仏壇を東に向けて置きます。

仏様の住む浄土は仏様の数だけ存在し、その中で最も有名なものは阿弥陀如来の西方極楽浄土です。

西方極楽浄土は計り知れないほど遠くにあるとされていますが、仏壇を東に向けることで仏壇に手を合わせる際に、西の阿弥陀如来にも祈りが届くと考えられています。

本山中心説

最後に本山中心説です。

本山中心説では仏壇に手を合わせる際に、宗派の本山の先を向くような仏壇の置き方をとります。

例えば真言宗では高野山に向かって礼拝できるように仏壇を置くなど、住む場所によって仏壇の向きが異なります。

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仏壇の置き場所で注意すること

ここでは、仏壇の置き場所について注意することを解説します。

仏壇は向きだけではなく、置き場所も非常に重要です。

置き場所によっては仏壇を劣化させてしまう恐れがあるので注意しましょう。

直射日光と湿気を避ける

まずはじめに直射日光と湿気を避けましょう。

  1. 直射日光
  2. 仏壇は直射日光を長時間受けることで、変色や劣化の恐れがあります。

    直射日光を受ける窓側は置き場所として避けましょう。

    どうしても窓側に置く必要がある場合は遮光カーテンなどを利用して、仏壇に直接日航が当たらないような対策をとって下さい。

  3. 湿気
  4. また、湿度によっては仏壇にカビが生えてしまう恐れがあります。

    仏壇は一般的に木材でできているため、特に多湿には気を付けてください。

    仏壇を壁側に置く際には、壁から5cm程離して風通しをよくしましょう。

    湿度の高い梅雨の時期には、仏壇のメンテナンスを行いましょう。

    エアコンの除湿機能で湿度を下げることは効果的です。

    また、カビの原因となるホコリをふき取り、仏壇の引き出しも丁寧に空拭きしましょう。

仏壇のスペースを考える

次に仏壇のスペースを考えます。

仏壇を購入する前に仏壇の置き場所の寸法を測りましょう。

観音開きの仏壇では、扉を開けた時を含めた寸法を考慮する必要があります。

詳しくわからない場合は、仏壇の販売店で相談することをおすすめします。

傾いた場所には置かない

仏壇を傾いた場所に置くことは必ず避けましょう。

振動や地震などで仏壇が倒れてしまう恐れがあります。

置き場所は必ず平らな場所を選びましょう。

拝む際の目の高さに注意する

仏壇に拝む際の目の高さに注意しましょう。

仏壇に手を合わせる際にご本尊を見下ろすことは失礼に当たります。

目線よりもやや上にご本尊がくることが理想的な高さです。

タンスなどの上に仏壇を置いて立って手を合わせる際には、同様にご本尊を見下ろすことのないように、胸よりも高い位置にご本尊がくるようにしましょう。

向かい合わせに気をつける

神棚と仏壇を同じ部屋に置く際には、向かい合わせに注意しましょう。

神棚と仏壇を向かい合わせに置くことは対立祀りと言われています。

一方、手を合わせる際にもう一方に背中を向ける形となることで、双方の失礼に当たります。

向かい合わせに置くことが避けられない場合は、なるべく正面を避けるようにずらして置くようにしましょう。

また、床の間がある部屋では床の間が最も上座となるため、その向かい合わせに仏壇を置くことを避けましょう。

潮風があたるところ

潮風が当たる場所にも注意しましょう。

風通しのよい場所は湿気によるカビの発生を抑制することができます。

しかし、潮風は仏壇の金属部品が錆びてしまう恐れがあるので注意して下さい。

仏壇の置くおすすめの部屋

ここでは仏壇を置くおすすめの部屋をご紹介します。

仏間や床の間がある和室

まずは仏間や床の間がある和室です。

仏壇を置く部屋として仏間が設計されている場合があります。

その場合は仏間に仏壇を置きましょう。

一方で床の間とは座敷の床を一段高くした場所を指します。

家の中で格式の高い場所とされているので、床の間がある場合は床の間に仏壇を置くことをおすすめします。

床の間の正面に仏壇を置くことは避けましょう。

リビング

次におすすめの場所はリビングです。

最近では仏間や床の間のある家は珍しいものとなっています。

その場合はリビングに仏壇を置いてしまって問題ありません。

リビングは家族が集う家の中心スペースであることからお参りも容易であり、仏壇の適した置き場所と言えるでしょう。

洋間に置くことに違和感を感じる方は、コンパクトな上置き仏壇をおすすめします。

また、洋間に馴染むおしゃれなデザインが特徴的な、モダン仏壇と呼ばれるものがあるため合わせておすすめします。

寝室

最後におすすめの場所は寝室です。

静かに仏壇に手を合わせることができる場所として、寝室は仏壇の置き場所におすすめです。

寝室で寝る際に仏壇に足を向けることが気になる方は、足を向ける方向に注意しましょう。

家相や風水から見たおすすめの仏壇を置く方角

ここでは家相や風水の観点から見た、おすすめの仏壇を置く方角をご紹介します。

  1. 家相からみたおすすめ
  2. 家相とは土地や家の間取りなどの吉凶を見るものです。

    中国から伝来し、日本独自の発展を遂げました。

    家相の視点から見た仏壇のおすすめの方角は南・東・東南向きです。

    また、場所としてはリビングなどの家族が集まるにぎやかな場所がよいとされています。

  3. 風水から見たおすすめ
  4. 風水とは中国から伝わる環境学です。

    土地の地勢や水勢を占い、住居や墓地としてよいかどうかを定めます。

    風水の視点から見た仏壇のおすすめの方角は南東・東・南・西向きです。

    また、場所としては風通しの良いところが運気の良い場所とされています。

家相や風水から見た避けた方が良い仏壇を置く方角

ここでは家相や風水の観点から見た、避けたほうがよい仏壇を置く方角を紹介します。

  1. 鬼門・裏鬼門
  2. 家相では北東を指す鬼門は鬼の出入りする不吉な方角とされています。

    また、鬼門と反対の南西を指す裏鬼門も鬼が出ていく方角として不吉な方角とされています。

    避けられない場合は、西方浄土の考えのもとで西向きに仏壇を置きましょう。

  3. 正中線・四隅線
  4. 東西と南北に引いた線を正中線と言います。

    また、北東と南西・北西と南東に引いた線を四隅線と言います。

    これらの線上にものを置くことは家相ではよくないとされているため、仏壇を線上に置くことは避けましょう。

  5. 神棚との向かい合わせ
  6. 神棚と仏壇を向かい合わせに置くことは避けましょう。

    一方手を合わせる際に、必ずもう一方に背を向ける形となり失礼に当たります。

まとめ

今回の記事では仏壇に関するマナーや置き場所について解説しました。

決まりごとはありませんが、仏壇に足を向けることが気になる人は避けるようにしましょう。

置き場所によっては仏壇が劣化してしまう恐れがあるので注意してください。

仏教の宗派や家相や風水によっても、方角や置き場所について様々な考え方があります。

是非仏壇の置き場所の参考にしてみて下さい。

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